これまで何回かに分けて手作りマスクの情報をお届けしてまいりました。
材料は全て「ダブルガーゼ」を使った布製のマスクでした。
今回は、100円ショップでも手に入る材料を使った、使い捨てのマスクを手作りしてみました。
不織布と輪ゴムでできるプリーツ(ギャザー)マスクです。
100円ショップの不織布で作る使い捨てマスク
今回の材料は、ダイソーの「水切りフィルター」を使います。
素材は市販の不織布マスクと同じ「ポリプロピレン」ですので、衛生的にも問題ないと思われます。
ミシンを使って作れば、市販のプリーツマスクと見た目のみならほぼ同じになります。
ミシンを使わなくても、手縫いでもできます。
手作りマスクなのでウイルスや菌を完全に予防できるものではないということをご理解の上ご使用ください。
<材料>
・ダイソー「水切りフィルター」32cm×26cm 40枚入りのもの 1枚(このあと画像あり)
・モノクロゴムバンドの「白」 4つ
※これも百均のダイソーやセリアにあります
・針と糸 適量
<百均不織布手作りマスクの作り方>
1.使用するのはこちらのダイソー「水切りフィルター」です。
「どうしてもダイソーに行けない」「近くのダイソーには売っていない」という方には、全く同じサイズのこちら「水切りゴミ袋」がおすすめ。
全家協 水切り ゴミ袋 三角コーナー用 不織布 30枚入り 5個パック
2.水切りフィルターを赤い線のところで4つ折りにします。
3.4つに折ったらずれないように、四隅を手芸用クリップなどで固定しておきましょう。
たて横の比率は横のほうが長くなるようにします(4つ折りして、たて13cm×横16cmになる)
4.「わ」になっている方を上にして、プリーツを3つ作ります。最初の折り目は上から2cm、あとは1cmずつの間隔で折ると作りやすいです。
5.まち針で押さえたプリーツを固定するように、糸で縫います(赤い線の部分)。この時、私は手縫いで縫いました。普通の並縫いでOKです。
6.ここからはゴムの縫い付けです。ダイソーやセリアにある「モノクロゴムバンド」を使います。白と黒2種類のゴムが入っているので、その中から白いゴムだけ使用します。ゴム1つだと小さすぎてマスクに合わないので、輪ゴムをハサミで切って1本のゴムの状態にしたものを2つ用意し、テグス結びで結びあわせて1本にします。さらに、マスクに縫い付けるための玉留めを両端に作ります。テグス結び→■テグス結び 図解
7.「6」のゴムをマスクに縫い付けていきます。マスクの四隅に、玉留めの横を押さえるようにして縫い付けます(赤い線の部分を3往復くらい縫う)
8・これで完成です。手縫いでも慣れれば20分くらいで作れます。ゴムの長さをもっと短くすれば子ども用に、ゴムの長さをもう少し長くすれば男性用にも使えます。
プリーツを広げるとこんな感じです。
見た目はほぼ、市販の不織布のマスクと同じです。
平ゴムの場合
2月末に手芸用品店の「ユザワヤ」でマスクゴムが欲しかったのですが、なかったのでパジャマなどに使うソフトゴム(柔らかい平ゴム)の5mmを買いました。
この平ゴムを使って、ミシンで同じマスクを5個作りました。
上記の輪ゴムを使った作り方では、プリーツを縫ったあとにゴムを縫い付けましたが、平ゴムは輪ゴムよりは扱いやすいので、プリーツを縫う時に一緒に縫い付けました。
テクノロートで鼻あて
さらに、手芸用の形状保持材「テクノロート」をユザワヤで購入したので、これをマスクの鼻の部分につけます。
100円ショップの「サージカルテープ」を使うと、肌にも安心で、使用後にテクノロートだけ取り外す(しっかりと除菌してください)のも簡単です。
マスクの鼻に当たる部分の裏側(肌に触れる側)におよそ6cmくらいのテクノロートを、サージカルテープで貼り付けます(赤い四角の部分)。
使用したのは「テディベア用資材」として販売されている形状保持材「テクノロート」です。
ユザワヤでは手作りマスクのコーナーに置かれていました。
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