探偵ナイトスクープ|催眠術の通信教育は今もあるのか?

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 2024年3月22日に朝日放送で放送された「探偵ナイトスクープ」で紹介の「催眠術の本」の情報です。

 「ひいひいおじいちゃんの催眠術教授書」というタイトルで、奈良県の女性のエピソードを紹介。
 実家の本棚から出てきた「催眠術教授書」につてい、竹山隆範探偵が調査するという内容でした。

 その中で「催眠術の通信教育」というキーワードが出てきて、ふと、今でも催眠術は通信教育で勉強できるのだろうか?と思いました。

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目次

「探偵ナイトスクープ」の催眠術教授書

 「探偵ナイトスクープ」で紹介された、古い催眠術の本は「催眠術教授書」でした。

 これはおそらく、大正8年に「帝国神秘会」という出版社から発行された催眠術に関する本と思われます。ネット上で検索すると、大正8年のものと、昭和16年のものが古書店の通販サイトで販売されています。

 さらに「X」で「催眠術教授書」で検索。

 出るわ出るわ、明治、大正、昭和に出版された、様々な「催眠術教授書」があることがわかります。





 
 どうやら戦前には、大きな「催眠術」ブームがあったようですね。

 私の記憶には、昭和40年代から50年代にかけても「ユリ・ゲラー」などの超能力ブームがあって、同時期に催眠術などもさかんにテレビで紹介されていました。

 平成に入ってからでしょうか、オカルトブームや超常現象などが「怪しい」「科学的根拠がない」という理由で、バッシングされるようになりました。

 なかでも、一時代を築いたといっても過言ではないのが早稲田大学教授の大槻義彦さん。
 超自然現象や超能力などを、科学者として徹底的に批判する様子がテレビ番組などで放送され、人気となりました。

「探偵ナイトスクープ」催眠術の通信教育

 なんとなく「催眠術て、今でも需要あるのかな?」と思って調べてみたら、「催眠療法士の資格」の通信教育はありました。

 「催眠療法士」は民間の資格で、別名「ヒプノセラピー」と呼ばれ、通信教育で学べます。

↓くわしくはこちら
ヒプノセラピー(催眠療法)資格とは

 本もあります。

催眠術の本を読んでみた

 昔の、テレビでやっていた催眠術といえば、
「このレモンは甘い、甘い、甘い・・・」
 と言われて催眠術をかけられた人が「ホントだ、全然すっぱくない!」と言ってパクパク食べるというような内容でした。

 しかし、ちょっと気になって本を読んでみたら、もっと生活にも、人間関係にも、子育てにも役立つ、心理学のような催眠術もあることがわかりました。

 昔は催眠術といえば、人を暗示にかけて、好きなように操る・・・そんなイメージがありました。

 しかしKindle Unlimitedで無料だったので、試しに読んでみたら「目からウロコ」でした。

 今すぐやってみたい!という、催眠術の本もあります。

 最初の段階でまずやることは「相手の呼吸に、自分の呼吸を合わせる」。それだけでも、今まで全く気持ちが通じなかった相手(夫や、子どもや、部下など)に気持ちが通じる。

 自分の気持ちが通じるだけでなく、相手の気持ちも、突然のようにわかるというものでした。とても興味深い内容でした。

↓くわしくはこちら
『無意識さん、催眠を教えて』 Kindle版 大嶋 信頼 (著)

 面白くて、一気に読んでしまいました。早速、反抗期の我が子に試したい。

 この本には催眠術だけでなく、「暗示」に関する話も出てきます。

 母親に繰り返し言われたマイナスな言葉。
「あなたは勉強ができない」
「三日坊主で何をやっても続かない」
「余計なひと言を言って人から嫌われる」

 催眠術はまず、これらのマイナスな「暗示を解いて、本来の自由な姿にする」ことから始まると説明があり、これはものすごく納得しました。

 自分も言われたけど、それ以上に自分が、子どもに言ってしまっていた。大反省です。

 今日から早速、『無意識さん、催眠を教えて』 に書いてあった方法で、子どもに向き合いたいと思いました。

 「探偵ナイトスクープ」の催眠術の本からずいぶん飛躍したけど、これまで私の頭の中にあった、
「催眠術=オカルト・怪しい」
 という「暗示」も解けた気がします。  

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