2025年9月10日放送のNHK「あさイチ」で、上白石萌音さんが「ずっと来たかった」という書店を訪問しました。
ナレーションでは、
「3年前にオープンした、作家たちが運営する書店。いい本に出会えると評判」
と紹介。
この本屋さんはどこにある、なんという本屋さん?
上白石萌音「ずっと来たかった」作家たちが運営する書店
上白石萌音さんが「ずっと来たかった」と訪れた書店は、東京の高円寺にある「蟹ブックス」という書店。
公式サイトによると、自らも『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』などの著書がある花田菜々子さんと、『どこでもいいからどこかへ行きたい』の作者・pha(ふあ)さんが運営されています。
上白石萌音さんの後ろに映っているのは
— 蟹ブックス (@kanibooksclub) September 9, 2025
もしかして蟹ブックス
明日8:15からのNHK「あさイチ」、
よかったらご覧ください!https://t.co/LMWOAo3ttf
「あさイチ」で上白石萌音が手に取った本
平積みの台を見た萌音さんが、
「うわっ!うそ!これの第一弾が大好きだったんです」
と手に取ったのは、『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』の第2弾として出た『本が読めない33歳が国語の教科書を読む』ですね。
これは私も第1弾を読んだ。
本を読んだことがない人というのが共著の「みくのしん」さん。
最初は一喜一憂する「みくのしん」の様子を笑って読めるんですが、いつしか読んでいるわたしも「みくのしん」とともに号泣してしまっているという、傑作でした。
本を紹介している側のライター「かまど」さんの優しい目線も好き。
「この方も大好き。哲学者のエッセイ」
と、2冊めに手に取ったのは永井玲衣さんの「さみしくてごめん」。
萌音さんが「気になってる~」と手に取ったのは、先月イギリスの文学賞「ダガー賞」を受賞した王谷 晶(おおたに あきら)さんの「ババヤガの夜」。
「あさイチ」では最後、「厳選した4冊をお買い上げ」と紹介。
実際に上白石萌音さんが買った書籍は何だったのか、気になるところです。
『本が読めない33歳が国語の教科書を読む』と『さみしくてごめん』は4冊に含まれていたような感じでしたが(あくまでも、見た目の色と形で)、後の2冊は不明でした。
上白石萌音自宅本棚の名著強化月間の本
自宅の「ブックタワー」形式の本棚を画像で紹介した上白石萌音さん。
「ここらへんは、私の名著強化月間ていうのを、ひとりでたまに実施してまして・・・電車で読んでたらかっこいい本」
と紹介した中にあったのは、ジョージ・オーウェル「1984」や「モーパッサン短編集」でした。
「あさイチ」萌音さんが今、一番おすすめの本
「萌音さんがこの夏に読んで、とっても良かった」と紹介されたのは、去年ノーベル文学賞を受賞した韓国の作家・ハン・ガンさんの「ギリシャ語の時間」でした。
ヒコロヒー・坂口涼太郎おすすめの本
スタジオゲストのヒコロヒーさんおすすめの本は、黒柳徹子さんの「トットの欠落帖」。
先月放送された日本テレビの「24時間テレビ」内で、芦田愛菜さん主演でドラマ化された本ですよね。ドラマを見ました。徹子さんの高校、大学、NHKに就職までのエピソードをまとめたエッセイです。
坂口涼太郎さんのおすすめは川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」。
川上さん自身の「妊娠・出産」を率直に描きベストセラーとなった異色エッセイ。
ぴったりな本が見つかるブックチャートで紹介の本
ぴったりな本が見つかるというブックチャート。選択肢は2つだけ。
まず「ぐいぐい読める小説」か「小説以外のリラックスして読める本」かを選ぶ。
「ぐいぐい読める小説」を選んだ方は、「ドキドキする物語」か「しみじみ味わう物語」かを選ぶ。
【ドキドキする物語を選んだ人におすすめ】
非日常の世界を体験できる本がおすすめです。
・ババヤガの夜
【しみじみ味わう物語を選んだ人におすすめ】
日々の生活がいとおしくなる本がおすすめです。
最初の選択肢で「小説以外のリラックスして読める本」を選んだ方は「驚きや発見」か「明るい笑い」かを選ぶ。
【驚きや発見を選んだ人におすすめ】
知らない世界に出会える本
・本が読めない33歳が国語の教科書を読む
【明るい笑いを選んだ人におすすめ】
とにかく笑える本
聴く読書のサービス
「月額1500円で聴き放題」と紹介された聴く読書は、アマゾンのオーディオブック『Amazonオーディブル』でした。
30日間は無料でお試し利用ができます。
実は、アマゾンの音楽の聴き放題サービス『Amazon Music Unlimited』でも、聴く読書が利用できます。
私は、Amazonオーディブルには登録してないけど、Amazon Music Unlimitedの利用者なので、聴く読書を利用しています。
ただし、Amazon Music Unlimitedで「オーディブル(聴く読書)」を利用する場合は、1ヶ月に1冊のみです。
これはわりと最近(2025年の6月ころ?)に始まったサービス。
オーディブルは月額1500円だけど、Amazon Music Unlimitedはプライム会員は月額980円なので、(Amazonのプライム会員でない人は月額1,080円)、とりあえずオーディブルがどんなものか知りたいという人は、Amazon Music Unlimitedでも試せます。
Amazonオーディブルは「オーディオブック」の聴き放題。
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ちなみに、電子書籍読み放題の「Kindle Unlimited」もあります。
Amazonが販売しているタブレットパソコン「Fireタブレット」を使えば、電子書籍を自動読み上げ機能で「聴く」こともできます。
オーディオブックと自動読み上げの違いは、人が読んでいるか、機械が読んでいるかの違い。自動読み上げの場合、「一人(ひとり)」を「いちにん」と読んでしまったり、まちがいもかなりあるので、しっかり聴く読書がしたい人は「Amazonオーディブル」がおすすめ。
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