紙の新聞を読んでいると、毎回「イラッ」とします。
上手に折り返せない。
バラける。
手に持てない。
本当は小さく折り畳んで、手に持って読みたい。
昔はよく満員電車の中で、器用に新聞を読んでいる人がいたのもです。
ページをめくる時も、折り畳んだ状態から、ページをめくって、また折り返して、ひっくり返して、ぱたぱた・・・・どうなってるの?というくらいコンパクトに折りたたまれた新聞紙。それでも器用に、次のページをめくっていく達人。
何度練習しても、私はそんな風に器用に新聞が読めない。
だからといって、デジタル版はなんだか、読んだ気がしない。
やっぱり「紙の新聞」が読みたいんです。
新聞もデジタル化というけれど・・・読んだ気がしない
私はデジタルツールとしてスマートフォン、10インチのタブレット、7インチのタブレット、そしてパソコンを持っています。
そのどれを使っても、デジタル版の新聞は読みづらい・・・・というか、読んでも「読んだ気がしない」ですね。
50代なので、老眼も進んでいます。
デジタル版の唯一ありがたいことは、文字を拡大できること。
だけどなぜでしょうか、電子書籍はまだ少しは「読んだ気がする」のですが、こと新聞に至っては、デジタル版で読むと、情報が頭の中を素通りしていくだけ。記憶に残らないのです。
結局、床に新聞紙を広げて、這いつくばるような、土下座のような姿勢で読むしかない。
若い頃にはそれでもよかったけど、土下座スタイルも年齢的にキツイ。
できれば新聞紙をB5サイズくらいに折り畳んで、手に持って読みたいと思い、試行錯誤を繰り返すこと2年。
そしてついに、
「新聞がバラけずに読みやすくなる方法」
を編み出しました。
その1 スライドジッパー使って紙の新聞を読みやすくする方法
デジタル時代に完全に、逆行する話ですが、私は紙の手帳に手書きで書き込んだり、紙の新聞を読むのが好き。昭和生まれはどうしたって、アナログなものを捨てきれない。
新聞を読みやすくする代表的なグッズとしては「シンブンクリップ」というアイテムがあります。
これさえあれば新聞が読みやすくなる。
6個セットで1200円くらいなので、1個約200円。
百円ショップで商品化されていても良さそうなものですが、見当たりません。
1個200円くらいという価格設定が納得できない。
「この程度のものなら、自作できそうだ」
と思って、いろいろ試したけど無理でした。かといって、買う気にもなれませんでした。
そこで代用品を探したところ、100円ショップで買える「スライドジッパー」が「シンブンクリップ」に近いものでした。
本来は開封した食品(スナック菓子など)の袋を、一時的にとじるためのグッズです。袋にスライドさせて、口をとじるもの。
これを新聞紙の真ん中にスライドさせ、バラけないように固定する。ただ、かなりコツが必要です。厚みがある(ページ数が多い)新聞には使えません。夕刊などのページ数が少ないものなら大丈夫。
あきらめて「シンブンクリップ」そのものを買うことにしましたが、文具店や雑貨店で見当たらない。通販で買えばいいのですが、それも納得がいかなくて、新たな代用品を探しました。
その2 ヘアピンを使って紙の新聞を読みやすくする方法
「何かで新聞紙をはさめばいいのだな」
ということで、身近にあったヘアピンを使ってみました。主に女性が髪に使う、黒いピンです。
最初は「シンブンクリップ」のように、新聞の中心の折り目の上と下をヘアピンではさんでみた。これでも安定するけど、今ひとつ納得しない。
そこで今度は、中心の折り目の上から10cmくらいのところと、下から10cmくらいの2箇所にヘアピンを「突き刺すように」はさんでみました。一度新聞紙にグサッと差し込んで穴を開け、その穴にヘアピンを差し込んで新聞紙をはさむのです。
これはかなり良かった。
ところが、今度ははさんだまま、忘れて新聞紙ごと捨ててしまう。正確に言うと「古紙回収に出してしまう」。ヘアピンがついたままの新聞紙を、古紙回収に出してもいいのか?よくないだろう。
そこで何か、忘れないようにする目印を探していたら、100円ショップでいいものを発見。

小さいチャームです。100円ショップのキャンドゥで買いました。本来はファスナーの持ち手などにつける飾りです。サイズは2×2cmくらいの小ささ。これをヘアピンにつけて、新聞紙をはさむ。

ヘアピンが見えていないのでわかりづらいですが、新聞紙に差し込むようにして、ヘアピンを付けています。

わかりやすくするとこんな感じ↑。新聞紙にまず穴を開けて、そこからヘアピンをさして、新聞紙をはさみます。面倒な時は穴を開けずに、上下の端をはさむだけでもいい。

ヘアピンだけを付けていた時は、ほぼ毎回といっていいくらい取り外すのを忘れていました。ミニチャームを付けてからは忘れづらくはなったけど、やっぱりいつの間にか、紛失していた。つまり、忘れてそのまま古紙回収に出したのだと思います。
もっと大きなチャームを付ければ外し忘れがなくなるのかもしれないけど、それだと今度は邪魔になって読みづらい。
もっといい方法はないかのかと思っていたら、答えが図書館にありました。
その3 回転ホチキスを使って紙の新聞を読みやすくする方法
図書館に行くと、新聞紙各紙が閲覧できます。近所の某図書館ではスチール製のゴツい新聞用ホルダーでファイリングされていました。
ところがある時、別の図書館に行ったら、閲覧用の新聞紙はホチキスどめされているだけだった。1面から見て右端の部分を上下4箇所くらい、ホチキスで止めてあるだけ。
なんだ、ホチキスで止めるだけで読みやすくなるじゃん、と思ってやってみた。古紙回収に出す時、ホチキスの針は大丈夫なのかと思って調べたら、なんと「ホチキスの針はそのまま古紙回収に出せる」ということがわかった。
これはホチキスの針のパッケージにもはっきり明記されているので、都市伝説とかガセネタではない。10年くらい前にツイッターで「ホッチキス針は古紙再生工程で支障ありません」のツイートが話題になったほどです。
しばらくは「右端のホチキス止め」で満足していた私ですが、右端をホチキスで止める方法だと、ページを折り返しづらいという地味なストレスが・・・・。私の理想はページを折り返したり、新聞を畳んだりして、コンパクトにして、手持ちで読みたいのです(土下座スタイルはもうイヤ)。
「右端ではなく、中綴じのノートや週刊誌のように、新聞紙の中心をホチキスで止めたい」
と思い始めたら、もう右端どめでは満足できなくなった。
中綴じをするためには、「中綴じ専用ホチキス」が必要になります。
「中綴じホチキス」とか「回転ホチキス」と言われる、針の部分が回転して、角度が変えられるホチキスです。
100円ショップにも回転ホチキスはあるという情報をネットで見つけ、ダイソーやキャンドゥに行ってみたけど、近所では見つからなかった。
そこで謎に品揃えが豊富な某文房具店に行ってみたら、ありました「ホッチくる」。あとで調べたら2025年6月(半年前)に生産が終了している文具でした。某文房具店では、ホコリを被って、経年劣化で退色したパッケージのまま売られていた。税込み842円だった。

針の部分が90度回転します。

これで「新聞紙の右端」ではなく、「中綴じ」ができる。

わかりづらかったので画像をちょっと加工しましたが、赤丸の部分の2箇所を「ホッチくる」で中綴じしています。ホチキスの針が画像では見えなかったので、黒く塗って加工しました。
1.スライドジッパー
2. ヘアピン(チャーム付き)
3. ホチキスの右綴じ
これまでのどの方法にもまして、劇的に新聞が読みやすくなりました。
ページの折り返しも「中綴じ」しているのでサクサクできます。
綴じているのでバラけません。
そのまま古紙回収にも出せます。
最初は上下2箇所をホチキス止めしていましたが、今は上の1箇所のみです。それだけで十分です。針の節約にもなりますし、万が一針を外して、新聞紙を別のことに使いたい時(掃除とか、ゴミを包むとか、もろもろ)も、1箇所止めならすぐに外せる。
842円でこんなに便利になるなら、早く手に入れればよかった。実は試行錯誤の中では「糸で縫って中綴じする」とか、「針金を突き刺して綴る」とか、「安全ピンで止める」とか、いろいろやってみました。
「のりで貼り付けて、全ページをバラけないようにする」という手間がかかってしょうがない方法も試したりした。ちなみに「ピットマルチ2」という極細にのりを出せる文具を使って、新聞紙の中心部分を貼り付けるのです。作業に10分を要するため、タイパが悪すぎでやめました。
中綴じホチキスなら、実質5秒くらいで作業終了。ガチャと止めておしまいです。
「ホッチくる」は2025年6月に生産が終了していますが、同じような回転ホチキスや中綴じホチキスは通販で買えます。これさえあれば、新聞がバラけずに読みやすくなる!



