動画配信サービス「ネットフリックス」で、話題の韓国ドラマ「愛の不時着 第1話」を視聴しました。
あのCMはだれ?
韓国産パプリカのCMに出てくる女優さんはこの人
「愛の不時着」は、財閥の娘がパラグライダー事故で北朝鮮に「不時着」し、そこで出会った軍人の男性とのラブストーリーを描いています。
韓国ドラマ「愛の不時着」とは?
韓国ドラマ「愛の不時着」は、2019年12月14日から2020年2月16日まで、韓国のケーブルテレビ局「tvN」で放送され、歴代1位の視聴率21・7%を叩き出したドラマです。
韓国のお金持ちの女性が、パラグライダーで北朝鮮に不時着し、軍人の男性と出会うお話で、主人公の女性セリを演じるのは、日本でも大ヒットした韓国映画「私の頭の中の消しゴム」で若年性アルツハイマー病に侵されている若い女性スジンを演じていたソン・イェジンさんです。
どこかで見たことある人だな・・・と私も思いました。
私もそうなんですが、韓国ドラマや韓国映画にあまり馴染みがない人でも、「私の頭の中の消しゴム」は見たことある、という人が多いのではないでしょうか。
私は、ネットフリックスで「愛の不時着」の1話を見終わってから、
「どこかで見たことある女優さんだけど、何に出ていたのだろう」
と調べて、ああ!なるほど!!て思った。
ちなみに、私が過去に見た韓国ドラマは「冬ソナ」「ホテリアー」「チャングムの誓い」「アイリス」の4つくらい。あと映画は「シュリ」とか「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」とか、初期の韓流ブームの時にいくつか見た程度で、それ以来韓国ドラマに関しては時間が止まっていました。
ちなみに、「私の頭の中の消しゴム」の人だと気づかず見ていた第1話。最初は主演の女性が20代後半くらいかなと思ってました。
あとで分かって年齢を調べたらソン・イェジンさんは2020年5月現在38歳。
見えない。若い。
まあ、美容大国・韓国の女優さんなので、いろいろなさっているとは思いますが、パッと見25歳くらいに見えました(私だけ?)。
相手役の北朝鮮の軍人さんを演じているヒョンビンさんは、「冬ソナ」で時間が止まっている私には馴染みのない韓流スターですが、よく知らないだけに、ドラマに入り込みやすいという利点もありました。
ドラマの中で北朝鮮として撮影されているのは、もちろん北朝鮮ではありません。
ロケ地はスイスやモンゴルだそう。
すすき野原で有名な韓国の忠州・ピネ島や韓国国内のホテルやデパートも、北朝鮮の場面としてロケ地になっています。
「愛の不時着」予告編動画
ネットフリックスの公式予告編があります。
「愛の不時着」第1話のあらすじ
1話は非常にシンプルな内容です。
大財閥の娘・ユン・セリ(ソン・イェジン)が、パラグライダーで北朝鮮に不時着し、北朝鮮の軍人、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と出会うところで終わりました。
なんで大財閥の娘がパラグライダーをやっているのか?とか、なんで北朝鮮に不時着するのか?とか、なぜ軍人さんと出会うのか?とか、いろいろ疑問はわくと思います。
物語は、経済犯罪で逮捕された財閥「クイーンズ・グループ」のトップであるユン会長(主人公セリの父)が、執行猶予で釈放されたところから始まります。
ユン会長が「経営の一線から退く」ことが報道され、世間の目は後継者が誰になるのかに集まります。
セリは3人兄弟の中の末っ子で唯一の娘。上の兄二人は、父の経営する財閥の子会社を経営しているけど、はっきり言って能力が低い。
末娘のセリは10年前に実家を飛び出し、父とは距離を置きながら自分の会社を設立し経営していた。
父は、そんな娘のセリを呼び出して、二人の兄の前でセリが立派に自分の会社を経営していることを評価した上で、財閥トップの座はお前に譲る、私の後継者はお前だと言う。
それを受け入れたセリは、子会社の無能な代表(兄たちのこと)はクビにすべきと言って、父には感謝の意を伝え、一旦立ち去ります。
セリは「父の話が公表されたら、忙しくなるから」と、急いで自分の会社の取り扱うスポーツウェアの性能テストをするのですが、それがパラグライダー(なんで?というツッコミは無しでお願いします 笑)。
「スイスに行った時にパラグライダーの免許を取った」
と言うセリは、部下の心配をよそに、自分自身でパラグライダーを操縦して空へ。
そこに突然の突風と竜巻(ここも、なんで急に?藪から棒に?というツッコミは無しでお願いします)。
セリが次に意識を戻したのは、北朝鮮と韓国の中間にあるJSA(非武装地帯)でした。
木の枝に引っかかるパラグライダー。宙吊りになっていたセリを地上で受け止めたのが、JSAの警備をしていた北朝鮮の軍人、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)。
ジョンヒョクに教えられて、見つからないように韓国側へ戻ろうとしたセリですが、柵を超えて入ったのは北朝鮮側。韓国側に戻ったと勘違いしているセリは、どんどん走って、北朝鮮の内部へ移動して行きます。
そのころ、韓国側では突然の事故で行方不明になったセリの捜索が大騒動に。
走り続けたセリが韓国側だと思ってたどり着いた村は、北朝鮮の村でした。
一歩間違えば、銃殺されてもおかしくない「越北者(韓国側から北朝鮮への侵入者)」であるセリ。
そこに再び現れたのは、最初にJSAからセリが逃げることを見逃してくれた軍人ジョンヒョクでした。
通りかかった北朝鮮軍の車両に、セリが見つからないよう、とっさにかばうジョンヒョク。
再会に驚くセリ・・・
「愛の不時着」第1話の感想
とにかく長い、セリが走って逃げるシーンが長い長い(笑)。
本人は韓国側に戻ったと信じて走っているのですが、実はどんどん北朝鮮の内地へ向かって走っているという場面が中盤ちょっと長すぎでは。
あと、パラグライダーの事故の場面はどう見ても、ちょっと強引な展開ではありますね。
まあ、そうでもしないと、韓国の女性が北朝鮮の軍人と出会うことなんてないから、ここだけは強引さにも目をつぶって、先の展開に期待する場面だと思って見てました。
韓国ドラマあるあるの(たいして見ていない私が言うのもなんですが)、家族のサイドストーリーもてんこ盛りです。
癖のありそうな兄二人と、その配偶者。兄の一人を詐欺にかけて大金を持ち逃げした男。おそらく実母ではない、後妻?のユン会長の妻も訳ありっぽい。
1話は出会いだけで、恋愛要素はありませんが、ジョンヒョクを演じているヒョンビンさんは単純に素敵です。
制服フェチな私は、とにかく警察官や駅員さん、軍服を着た軍人さん(なかんずく「愛と青春の旅だち」のリチャード・ギア。古くてスマソ)などに弱いだけかもしれません。
あと、逃げるセリを追いかけるジョンヒョクが、うっかり地雷を踏んでしまい身動きとれなく場面とか、ブラックユーモアもあって、ただただ悲しいだけだった「冬ソナ」の頃の韓国ドラマしか知らない私は、笑いも楽しめました。
でも、北朝鮮の軍人さんと韓国の富豪の女性。
やっぱり最後は悲しい話なのかな。
日本のタイトルは「愛の不時着」だけど、英語のタイトルは「Crash Landing on You」。
愛の不時着というより「あなたへの不時着」ですね。そのほうが良さそう。
2019年のドラマだから、韓国側の描写には古さはありません。
でも北朝鮮の村とか人々は、半世紀くらい前の感覚?
これはもっと先を見ないとわからないけど、そのへんのギャップとか、いろいろ、先の展開でありそうです。
ネットフリックスは、他の作品もそうだけど、時々字幕が追いつかない時があります。
本来、映画字幕には「1秒間に4文字」という定説があるけど、ネットフリックスはそういう定説を無視して、1秒に10文字以上詰め込んでくるというか、ぶっ込んでくるので、再々停止したり、戻ったりして確認する作業が必要になります。
字幕が追いきれなくても、気にせず見ることもできるのですが、私は何度もストップして、字幕も全部チェックしました。
ネットフリックスなので、そのへんは気にせず、後日また確認したりもできますけどね。
2020年5月現在、配信系で見られるのは「ネットフリックス」だけ。
第1話は70分。それ以降も1話70分から、場合によっては90分で最終話となる16話は111分もありますが、1話を見た限り70分という長さは気になりません(走っている場面の長さは気になったけど)。
あと「チャングムの誓い」が54話もあったことを考えたら、全16話なんて短い短い。
オリジナルサウンドトラックの発売予定日は2020年5月27日です。
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