2021年3月31日NHKで放送の番組「あさイチ」で紹介の「冷凍コンテナごはん」に関する情報です。
※2024年7月2日「あさイチ」の冷凍コンテナごはんレシピ(えびラーメンなど)はこちら
「作り置き」の大革命と言われている、食品用のコンテナを使った時短料理が紹介されました。
食品用コンテナとは?レシピやインスタグラム、料理を紹介した料理研究家とは?
冷凍コンテナパスタの基本レシピ
何度か私も作ってみて、「基本レシピ」がわかりました(くわしいレシピの情報は下記にあります)。
基本的に、パスタの場合は、
1 スパゲッティ 100g
2 水 250ml
3 オリーブオイル 小さじ1
です。
この基本レシピに野菜と調味料を加えます。
レンジの加熱時間は、冷凍しないでそのまま作る時は、お湯250mlを使用。パスタの茹で時間(袋に記載されている時間)で一度様子を見て、時間を追加していくといいと思います。
レンジ600wが基本ですが、追加で加熱する時は500wのほうが茹ですぎにならずに安心です。
パスタの袋に5分と書いてあれば600wで5分加熱して、一度容器を出して麺のかたさ(茹で加減)を確認して、再度500wで1分加熱。その後は麺のかたさを確認しながら加熱時間を1分ずつ増やしていきます。
味付けも薄めにして、麺が茹で上がってから足したほうが美味しくできます。
あくまでも私の場合は、冷凍せずにそのまますぐに食べるので、「水250ml」でなく「お湯250ml」にしています。
冷凍しないですぐレンチンした場合、麺が水分を吸収する時間がないので、どうしても麺は固くなりがちです。気になる方はやはりレシピ通りに冷凍してください。
冷凍コンテナごはんの料理研究家はだれ?
レシピを紹介していたのは、時短料理研究家 フードコーディネーター・野菜ソムリエの「ろこ」さんでした。
レシピ本も出版されています。
「レシピだけがわかればいい」
という方は、電子書籍版もあります。買ってすぐ、レシピを電子書籍で見ることもできます。
ろこさんの 詰めて、冷凍して、チンするだけ! 3STEP 冷凍コンテナごはん
2021年7月29日には2冊めのレシピ本も出る予定です。
現在予約受付中。
オファーの絶えない出張料理家・ろこさんの 凍ったままレンチンするだけ! 簡単! 冷凍おかずパック
お料理をお願いすることができる家事代行サービス
実は「ろこ」さん、あの「予約殺到のスーパー家政婦」「伝説の家政婦」として話題の「家政婦のシマさん」ことタサン志麻さんを同じ家事代行サービスの「タスカジ」に所属されていました。
「ろこ」さんのインスタには、家政婦のシマさん同様に、家事代行でお料理をされた様子が紹介されています。
しかし、改めてタスカジのサイトで検索すると、以前はあった「ろこ」さんのプロフィールがなくなっていたので、現在はお辞めになっている可能性もあります。
「あさイチ」以外のテレビ番組でも沢山お見かけしたので、料理研究家としてのお仕事が忙しくなって、家事代行サービスはやられていない可能性もありますが、インスタでは「リピーターのお客様」の料理代行の画像が時々アップされています。
「ろこ」さん以外にも家事代行やお料理の代行をお願いできる方は沢山います。
「わたしも家事代行をお願いしたい」という方は【タスカジ】さんのサイトへ。
冷凍コンテナごはんのレシピ動画
「あさイチ」で紹介されたお料理は、公式のレシピサイトで公開されています。
『あさイチレシピ』冷凍コンテナごはん クリームチーズパスタはこちら>>
また、「ろこ」さんのレシピ本を出版している出版社・徳間書店の公式動画サイトでも、「鶏と根菜の混ぜご飯」「ミートソース」「ハッシュドビーフ」のレシピ動画が公開中です。
動画は>>【You Tube】徳間書店
生活情報を紹介する「40歳からのライフスタイルメディア saita」でも、「冷凍コンテナごはん「ナシゴレン」」と「冷凍コンテナごはん「ナポリタン」」のレシピを公開中です。
冷凍コンテナとは?
ちなみに、コンテナとは食品用の保存容器のことです。
あさイチや、その他のレシピの紹介でも、基本的にはジップロックの「コンテナー」の深型(1100ml)が使用されています。
ジップロックのコンテナーは冷凍もできて、レンジにも使用できるので、今回のように「冷凍保存からそのままレンチン料理へ」という場合たいへん便利です。
私は一番小さいサイズのジップロックのコンテナーを、冷凍ご飯用に使っています。ご飯茶碗に「少なめの一杯」の量ですが、何かと糖質が気になる現代においては、これくらいのご飯が丁度いい量です。
ジップロックのコンテナーシリーズはサイズ、形などいろいろなタイプがあります。
使い捨てのジップロック(袋タイプのもの)と違って、コンテナーは洗って何度も使用できるので、節約にもなります。
場所やスペースをとるコンテナよりも便利なのが、今注目の洗って繰り返し使える、レンチンできるシリコンバッグです。
コンテナがなくてもできる
「冷凍フードコンテナ」は、あくまでも「冷凍庫で一度保存したい」人向けです。
「冷凍庫では保存しなくていい」「すぐにレンチして食べたい」という方は、100円ショップのダイソーなどで売っている電子レンジ用の調理器でもできます。
出稼ぎ族の皆様💖
_(┐「ε:)ノ ͟͟͞͞🍜ラミョンが好きな皆様
ダイソーで電子レンジで
ラーメンが湯がける
器が売っております。
水入れてチンです。これだけ!!
もやし下に入れてもいいよ
家で食べるのと変わりない。
野菜入れるだけで味気ない
コンビニ食から脱出できると思う。
皆様にお知らせします pic.twitter.com/gNJWyS6V18— カノジョ (@a24s271000) December 9, 2018
耐熱性の大きなどんぶりや、ガラスのボウルなどでもできます。
そもそも冷凍保存しないなら、電子レンジすら不要。お鍋にレシピと同じ材料を入れて、弱火で加熱しても作れます。
「とにかく面倒くさい」「もうお料理したくない」「すべてレンジにまかせたい」(私も時々、そうなる)という方は、レンチンするだけでおかずも副菜もあっという間の「NOSH – ナッシュ」がおすすめ。
レンチン料理の元祖
「冷凍コンテナごはん」と言えば、新しいジャンルのように聞こえますが、もうかなり前から「レンチン料理」「レンチンレシピ」としては存在しています。
私は別の番組で紹介されていた、料理研究家の「山本ゆり」さんのレンチン料理で知りました。2018年ころにはすでに「パスタを半分に折って、コンテナでレンチンする」というレシピを公開されています。
山本ゆりさんのレシピでは、冷凍庫で保存せず、そのままレンチンしてすぐに食べる作り方です。
【包丁不要!レンジで1発】春キャベツのチーズパスタ
コンテナにパスタ1束(100g)を半分に折って入れ、水250mlと顆粒鶏がらスープの素小さじ1、チューブにんにく5㎜、ちぎったキャベツ、オリーブ油を垂らしてラップせずにレンジで8分チン。塩コショウ、しょうゆ少々で味を調えチーズをたっぷり。是非! pic.twitter.com/Q97SBGEJGA— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) April 17, 2018
①折ったパスタ1束と水220ml、塩、にんにくみじん切り、ベーコンをいれ、ラップ無しで6分チン
②生クリーム100ml、顆粒コンソメ小さじ半分をいれてラップ無しで1分チン(その間に卵1個、粉チーズ大さじ1、塩胡椒を混ぜておく)
③麺を数回混ぜてから卵液を混ぜ、とろみがついたら器に盛る。黒胡椒を! pic.twitter.com/WJdv6q0Zii— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) April 18, 2018
今回あさイチで紹介された「冷凍コンテナごはん」は、そのまま冷凍するという部分が斬新ではありました。冷凍状態なら1ヶ月保存できるというのもポイントです。
しかし多くの方が「冷凍庫にそんなにスペースがない」と思ったはず。うちもそうです。
3人家族、4人家族の場合は、コンテナ1個が一人分だとすると、家族の人数分のコンテナを冷凍するには無理があります。せいぜいレシピとしては1品が限界。
一人暮らしならいろいろな冷凍コンテナごはんを冷凍できそうだけど、逆に一人暮らしの人は冷蔵庫も小さいので、やっぱり沢山冷凍は無理っぽいですね。
なので、「冷凍コンテナごはん」は確かに画期的だけど、私は冷凍しないですぐに食べる山本ゆりさんのレンチン料理のほうがやりやすいかな。
ツイッターのアプリの検索機能を使って、山本ゆりさんのツイッターアカウントにキワードをからめて「@syunkon0507 レンチン」で検索すると、レシピは沢山紹介されています。
「山本ゆり」さんのレシピ本の一覧はこちら>>
山本ゆりさんは「情熱大陸」でも特集されました!
4/11(日)よる23:00~OA📺
料理コラムニスト/山本ゆりテレビ放送に先駆けて、
簡単レシピをYouTube配信中‼️https://t.co/rJ3HdYprNjレンジだけで本格カルボナーラ…🤭#山本ゆり #syunkon #料理レシピ #情熱大陸 pic.twitter.com/RY8ZvmIQij
— 情熱大陸 (@jounetsu) April 10, 2021
冷凍ミールキットもおすすめ
もうひとつ「冷凍コンテナごはんは確かにすばらしいけど、冷凍庫に保存できるだけのスペースがない」という方におすすめしたいのが、コンテナではなく、ジップロックで保存する「冷凍ミールキット」です。
人気料理ブロガーの「ゆーママ」さんこと松本有美さんという方のレシピ本が人気で、お料理の材料となる食材をあらかじめカットして、ジップロックに入れて保存する方法です。
この方法ならコンテナほどスペースをとらないので、空きスペースがあまりない冷凍庫でも、家族の人数が多くても、できます。
松本有美(ゆーママ)(@yu_mama_cafe)がシェアした投稿
私も一時期はとても参考にさせていただいてました。
カット野菜の冷凍が結局一番簡単でラク
コンテナでのレンチン料理や、その他のレンジ用の調理器具を使った「火を使わないお料理」や、自作のミールキットなど、私も長年時短レシピや時短料理を実践してきました。
結論から言うと、面倒なやり方では長続きしない。
結局、今、私が実践している時短料理は「カット野菜の冷凍」です。
例えば玉ねぎなら、みじん切り、角切り、千切りなど3種類くらいに分けて、ジップロックに保存。人参も同じく、いちょう切りや短冊切り、角切り、千切りなど(毎回テキトーですが)何種類かを保存。
お料理をする時には、その冷凍したカット野菜を使います。
時間のない時などは、カット野菜数種類を鍋に放り込んで、コンソメを入れて煮て、野菜スープに。
「今日の晩ごはん、野菜が足りていない」
なんていう時は、この簡単コンソメスープが栄養バランスを修正してくれます。
野菜は、何個もまとめてカットする時もあるけど、他の料理で余った時などに、ついでにカットして保存しておく場合がほとんどです。
例えば、カレー用に玉ねぎを1個使ったら、残った玉ねぎ2個も皮をむいて、何らかの形にカットして、冷凍しておくという感じ。
キャベツや小松菜、チンゲン菜などの葉物野菜も冷凍保存できます。
↓参考にしているのはこの本。
便利帖シリーズ030】冷凍保存の便利帖 (晋遊舎ムック)
「忙しくて、野菜をカットするヒマもない」
という方には、あらかじめ野菜をカットして個包装したものが宅配される宅配食材のサービスもおすすめです。