あさイチ|子どもと会話「はひふへほ」で相づち

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 2022年12月21日のNHK「あさイチ」で放送された「子供から会話を引き出す魔法のフレーズ」に関する情報です。

 過去に「あさイチ」で紹介された「スゴ技」を紹介する企画「視聴者が選ぶ!本当に役立ったスゴ技 大放出」が放送されました。

 その中で、子どもとの会話に役立ったという「「はひふへほ」の法則」を深掘りしてみたいと思いました。

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目次
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「あさイチ」子どもとの会話が弾む方法

 「あさイチ」で過去に紹介された、「はひふへほ」の法則が紹介されました。

 「番組で紹介した技がある家族を救った」と紹介された女性は、学校を休みがちになった娘との会話に、「あさイチ」で紹介されていた「はひふへほ」の法則を使ったところ、会話が続くようになったというお話でした。

 それから5年経った現在、娘さんも、
「待っていてくれる、質問攻めにしてくるわけでもなく。『うんうん』って聞いてくれて安心して話せる。なんでも話して平気みたいな雰囲気が出ていた」
 と当時の心境を語りました。

 このエピソードを観て、
「ぜひ、うちの子との会話にも活用したい」
 と思った方も多いはず。

 なにより、私が、強く、
「今すぐ、やらねば!!」
 と思いました。

 理由は単純に、最近、わが子との会話が続かない。
 何を言っても、暖簾に腕押しで、効果もない。
 怒ってもだめ。優しく言ってもだめ。

「思春期だし、反抗期だし、しかたないのか・・・」
 とあきらめかけていましたが、「あさイチ」を観て、
「そんなことない。あきらめずに、会話をしなくては」
 と思ったからです。

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「はひふへほ」であいづち

 まず「あさイチ」で紹介されていたのは、2017年2月9日に放送された「スゴ技Q これで会話力UP!スゴ技大公開」の中で紹介された「子どものやる気を引き出す会話術」でした。

 中学3年生の息子さんとの会話にお悩み中の視聴者の方に、紹介されたのが「はひふへほ」の法則。

 あいづちを打つ時の言葉に「はひふへほ」を使うのが「はひふへほ」の法則です。

「はひふへほ」は共感を伝える相づちで、言葉と気持ちを一致させて伝えることがポイントです。

 法則を解説したのは、「ビリギャル」で一躍有名になった塾の塾長・坪田信貴さん。

 しかし、では、単純に「はひふへほ」で返事していればいいというわけではありません。

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相槌の「はひふへほ」「あいうえお」

 日本語で会話する時に、会話が弾む相槌には、実は3種類の法則があります。

 まず基本の相槌と言われているのが「さしすせそ」の法則。

さ:さすが
し:実力ですね、しらなかった
す:すごい
せ:絶対、センスいいですね
そ:そうなんだ、それで

 これは以前、別の番組で「女性が男性と会話する時に、使うと会話が弾む(男性が喜ぶ)あいづち」と紹介されているのを見たことがあります。

 夜の街関連の接客業などで、基本とされる会話術とも言われています。

 次にあるのが「あいうえお」の法則。

あ:ありがたい
い:いえいえ
う:運が悪かったですね
え:縁がありますね
お:恩を感じます

 ビジネスシーンなどで、役に立つのが「あいうえお」のあいづちです。

 そして、「子どもとの会話が弾む方法」として紹介されたのが「はひふへほ」の法則でした。

は:「はあ〜!」
ふ:「ふーん」
へ:「へぇー!」
ほ:「ほぉ〜!」

 坪田さんによると、子どもと会話をはずませるには「共感を伝える相づち」が大事で、「あ」よりも「は」の方が音として強く、より共感力が強くなるとのことでした。

 さらに「心の中で抱きしめるイメージで話をする」のも大切。
 叱るときも、心の中で抱きしめるイメージを持って話すと言葉のニュアンスが全部変わるそうです。

 相槌に関しては、心理学の権威と言われる大学教授の方が書いた本もあります。

 子どもとの会話だけでなく、あらゆる人間関係において「相づち」を上手に使うことで、会話が変わるという本。

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坪田信貴さんの本の読書感想

 坪田信貴さんの、声掛けや言葉に関する本もありました。電子書籍が330円とお買い得だったので、私は早速買って、一気読みしました。

 本の中に「はひふへほ」の法則はありませんでしたが、それ以上の大切なお話が沢山ありました。子どもに自信をつけ、可能性を引き出す声掛けや、言い方、言葉選びなどが、実例と心理学を用いて解説されている本です。

 読み始めるなり、わたしが「NGな声掛け」ばかりをしていたことに気付かされました。

 自分が親に言われたように(昭和時代の親の言葉使いそのままに)無意識でわが子に掛けていた言葉、「人に迷惑をかけるな」「やる気あるの?」「やめなさい」「勉強しなさい」「集中しなさい」など・・・そのどれもこれもが、心理学的には間違った言葉選び、声掛けだったと知って、ゾッとしました。

「うちの子はやる気がなくて、集中力もない」

 とレッテルを貼っていたのは、他でもない、親のわたしだった。

 でもそれは、そもそも、私のこれまでの間違った声掛けが、そういった方向へ、わが子を押しやっていたのだと気づき、今からでも遅くないから、言い方を変えていこうと強く思った次第です。

 ザッと読んだだけでは、「頭ではわかったけど、継続は難しい」という気もするので、何度も読み返して、まずは親である自分の考え方を変えていきたいとも思いました。


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 イマイチ「ビリギャル」に関して、否定的なイメージしかなかった私。

 坪田信貴さんの事も、あまり存じ上げず、ネットで検索すると、アンチの意見も多数目にしました。

「ビリギャルなんて、インチキ」
「ただの、儲け主義の塾経営者」
 という意見もありますが、それらのマイナスイメージで、有益な情報を遠ざけてしまうのもどうかと思います。

 本の内容は、TBSラジオでも紹介されており、アーカイブがTBSラジオ公式の動画サイトで公開されています。

 

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