2022年6月27日NHKで放送の「あさイチ」で紹介された「神奈川県の献立作成マニュアル」に関する情報です。
「脱!“なんとなく不調” 体質改善SP」の中で、漢方薬や、それに基づいた食材などが紹介されました。
中でも慶應義塾大学医学部で漢方薬の研究をされている女性が作成した、漢方薬の特性を日常の食事に応用した「神奈川県が作成した献立作成マニュアル」が印象的でした。
漢方の特性を応用した食材とは?
そのレシピは?
「あさイチ」漢方特集
私も長年、独学で漢方薬や生薬のことを学んでいます・・・と言ってもたいしたことではなく、それ系の本を沢山読んでいるというレベルですが・・・。
きっかけはやはり、病院などで検査をしても「異常なし」と言われてた体の不調が、ある漢方薬を飲んだら改善したことから。
「中国3000年」とはよく言ったもので、さすがに長年の経験や研究の末にたどり着いた中医学(漢方医学)の様々な教えや提案は、アジア人の体質にもよく合っています。中国3000年の歴史に比べればまだ日も浅い現代医学や西洋医学では、解決できない不調や未病も、漢方であっさり改善することもある、と、私自身が身をもって実感しています。
一番良く読むのは西洋医学の知識もある医師の方が書いた漢方の本。体調が悪い時はまず、この本で対処します。電子書籍で持っているので、スマホにダウンロードしておけば、いつでも体調が悪い時に、
「こんな時におすすめの漢方は?」
というのが確認できる本です。
漢方や中医学、韓方(ハンバン・韓国で独自に発展した医学)、東洋医学、アーユルヴェーダ、和漢、民間療法、マクロビオティックなど、ゆるゆるとやってはいますが、普通にジャンクフードやファストフードも食べるので、まあ、肩の力を抜いて取り組むのが長続きの秘訣でしょうか。
「あさイチ」献立作成マニュアル
そのような経験から、あさイチで「漢方薬の特性を日常の食事に応用した献立」と聞いた時には、
「それを通常、薬膳料理(やくぜんりょうり)と言うのでは・・・」
と思いました。
なにも、今、改めて漢方から紐解いて研究するまでもなく、「薬膳料理」というカテゴリーですでに確立されていると思います。
私も「薬膳料理」にも一時期ハマって、生姜やネギなどを大量に食べていた時もありましたが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」。何度も言いますが、肩の力を抜いて取り組むほうが続く。なので今は、気が向いたときだけ「薬膳っぽい料理」を作っています。
「あさイチ」で紹介されていた漢方薬の特性を食事に応用した「神奈川県が作成した献立作成マニュアル」というのも、正確に言うと「薬膳料理」のガイドブックでした。
「そもそも薬膳料理て、何?」
という方は、神奈川県が取り組む「地域活性化プロジェクト」の公式サイトに、薬膳料理の簡単な説明があります。
こちら>>>未病を改善する・元気をつくる、薬膳料理とは?
また、上記のサイトに、「あさイチ」で紹介されていた「献立作成マニュアル」もそのまま、PDFで公開されていますので、スマホやパソコンで閲覧することが可能です。
献立作成マニュアルはこちら>>>かんたん薬膳PDF
さらに、簡単な薬膳料理のレシピを紹介したレシピブックのPDFも公開されています。
レシピはこちら>>>未病を改善 おいしい薬膳レシピブックPDF
紙媒体の献立作成マニュアル
神奈川県のサイトによると、神奈川県足柄上郡大井町にある体験型施設「me-byoエクスプラザ」には、上記の献立作成マニュアルや、薬膳レシピブックの冊子(紙媒体)があるとのことです。
「me-byoエクスプラザ」は、未病を知り・楽しみながらライフスタイルを見直すきっかけとなる県の体験型施設です。
場所は小田急線の新松田駅から、バスで10分という立地なので、なかなか気軽に行ける場所ではないのかな・・・とも思いますが、
「どうしてもPDFではなく、紙媒体で欲しい」
という方は、訪ねてみてはいかがでしょうか。
くわしくは>>>me-byoエクスプラザとは