2025年6月9日のNHKで放送の番組「あさイチ」で紹介の「カンタン家計簿の達人」に関する情報。
特集「物価高で家計が苦しい!!皆さんの声からやりくりのヒントを探す」の中で、SNSでオリジナルの家計簿を公開している主婦が紹介された。
「超シンプル」
「家計が整う」
「お金が貯まる」
と話題の、オリジナルの家計簿の達人主婦とは?
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「あさイチ」シンプルオリジナル家計簿の主婦
独自のオリジナル家計簿を公開しているのは、「くぅちゃん」こと中野めぐみさん。
過去には「ポイ活で1000万円貯めた主婦」として、他局の番組でも紹介されていた方。

また、くぅちゃんは家計簿と合わせてオリジナルの「献立ノート」というメソッドも開発。
主婦の「今日の晩ごはん、何にしよう・・・」という毎日のお悩みを解決するアイデアとして、高く評価されている。
また「6年で1000万円貯めた節約術」も公開。
くぅちゃんは本も何冊も出版されている「カリスマ主婦」だ。
「ヒルナンデス」とか、その他の主婦向けの情報番組なんかにも、何度も登場されている。
「あさイチ」くぅちゃんの家計簿の作り方
「あさイチ」ではくぅちゃんの家計簿を、「1回2分で書ける」「1ヶ月を見開き1ページで管理できる」と紹介。
くわしい家計簿の作り方は、以下の通り。
用意するのはお好みのノート1冊だけ(A4サイズで、罫線より方眼のほうがおすすめ)。
【くぅちゃん家計簿の記入方法】
①収入を記入(左上)
例 夫 給与 340,000円
妻 パート 100,000円
②固定費を記入(収入の下)
固定費とは、毎月決まってかかる費用。何にするかは自由。自分流にカスタマイズすることが大事。
例 携帯代 3,500円
子どもおこづかい 5,000円
③変動費を記入(収入の右側全体)
食費、日用品、レジャー費など、項目を分けて書く。
続けるコツはこの項目を5つ以内にすること。ザックリでいい。
④買った日付と店名・値段を変動費の当てはまる項目に記入していく。
例 食費
6/10 ヨーカドー 3,500円
6/11 イオン 1,200円
書いていくことで、ムダ使いに気づくことができる。
コンビニに行っても、
「これは家計簿に書きたくないな」
と思ったら、買わなくなることで節約になることも。
お金を1円も使わなかった日は「ノーマネーデー」として、カレンダーに赤丸などのしるしをつける。
続けていくことで、毎月の予算が立てられるようになる。さらに、使ったお金が予算内に収まったか確認できるようになる。
「あさイチ」シンプルオリジナル家計簿の動画
くぅちゃんの家計簿の書き方は、ご自身の動画サイトでくわしく紹介されています。
「あさイチ」で紹介されたオリジナル家計簿の書き方の本
くぅちゃんのオリジナル家計簿もっと詳しく知りたい方は、ムック本がある。
動画を見てもわからないという方は、こちらを参考に。
※ただし現在は電子書籍のみ。付録の家計簿冊子は付きません

くぅちゃんのお金がみるみる貯まる 超シンプル家計簿術 (扶桑社ムック)
また、くぅちゃんのInstagramでは、「あさイチ」でも紹介されたオリジナルの家計簿を、細かい金額まで公開。
Instagramには、インスタライブのアーカイブも沢山ある。
最近のくぅちゃんはほぼ毎日、早朝(4時半から5時くらい)にインスタライブを開催。
アーカイブを観ているうちに私もハマって、リアルタイムでインスタライブ視聴しちゃった(笑)。
早朝にも関わらず500人以上の視聴者が集まっており、くぅちゃんの人気ぶりがうかがえる。
インスタライブのアーカイブをいくつか観てわかったけど、家計簿だけがんばってもダメだと思う。早寝早起きするとか、献立ノートを使って食材を上手く使い回すとか、作り置きで効率的に家事をするとか・・・・そういったことが全て整って初めて、家計簿での節約やお金管理ができるのだとわかる。
私もめちゃくちゃ影響を受けて、今まで使っていた市販の家計簿をかなぐり捨て(笑)、くぅちゃんに習って「オリジナル家計簿」をつけ始めた。献立ノートもオリジナルなものを作り始めた。・・・・続くかは、ちょっと自信ないけど。
私自身はかれこれ30年以上家計簿をつけ続けている。しかし、あまり効果を感ていない。
一時期は私も「オリジナル家計簿」をExcelでつけていた。
電卓で計算するのがイヤになったので、自分でExcelで部門別に集計できる家計簿を作ったのだ。
▼詳しくはこちら

金額を入力するだけで「食費」とか「日用品」とかが集計されて合計が出るのは便利なんだけど、何かが違う。それでも7、8年はオリジナルExcel家計簿を続けていたけど、3年くらい前に手書きの家計簿に戻した。
Excelだとどうしても、PCを開いて、入力作業をする必要がある。
集計は楽だが、いちいちパソコンに入力するのが面倒になって、レシートがどんどん貯まるようになった。
そこでExcelをやめて、スマホの家計簿アプリなんかもいくつか試した。レシートを撮影するだけで自動的に家計簿が集計されるやつとか使ってみたけど、ダメだった。
一周回って、結果的に手書きの家計簿に戻ってきた。
手書きはいつでもどこでも記入できるのは便利。だけど電卓での計算がとにかく面倒。結局また、レシートが貯まっている。
書店で買える一般的な家計簿を今は使っているけど、去年買ったものも、今年買ったものも、
「なんか・・・・使いづらいんだよな」
とも思っていた。(予算の記入方法とか、部門の集計方法とか)
面倒なことに私は商業高校で3年間簿記会計を学んだものだから、本当なら貸方借方仕分けして、勘定科目に現金とか、預金とか、きっちり計上したくなる。
だけど家計簿でそれをやりだしたらキリがない。貸借対照表や試算表まで作れますか?作れませんよね?て話になる。
だからといって中途半端な集計システムだと、イライラして、これって意味あるの?とか思ってしまう。
あ、簿記は3級です。2級は商業簿記は合格したけど、工業簿記で落ちた。商工会議所の簿記検定ではなくて、商業高校が実施していた「実務検定」てやつです。だからたいしたことない・・・・のだが。しかも40年も前だし。
6年で1000万円貯めた主婦の本
くぅちゃんが最初に出版された本は「節約術」の本。

節約主婦の今すぐ真似できる1000万円貯蓄
そして「献立ノート」というテクニックも開発されている。
オリジナルの家計簿だけでなく、「献立ノート」もセットで活用したほうが節約できそう。
どちらも「手書き」というのも、好感がもてる。
私は「手帳好き・文具好き」という趣味もあるので、手書き愛好家の方にはとにかく、共感する。
くぅちゃんの公式サイトでは、オリジナルの献立ノートも通販で売られている。

ごはん作りに悩まない!食材のムダがなくなる! くぅちゃんの食費がみるみる減る献立ルール (扶桑社ムック)
もう一人の「オリジナル家計簿」の主婦
実は前から、もう一人気になっている「オリジナル家計簿」の人がいる。
今回の「あさイチ」とは、関係ない。
以前、別の番組で見て、ずっと気になっていた人。
「づんの家計簿」でおなじみの「づん」さんだ。
すごい憧れる。私が本当に目指しているのはこういう「びっしり」書き込まれた手帳や家計簿。シンプルなものではない。
だた、私がいざ手帳やトラベラーズノートやほぼ日やモレスキンを開くと、頭が真っ白になり、何書いていいかわからなくなって結果的にシンプルになってしまう。シンプルにしたくないのに、シンプルにしかならないという悲しさ(そして才能の無さ)。
とりあえず「づんの家計簿」はAmazonのサブスクKindle Unlimitedで読めるから、私はこっちから挑戦してみようかな・・・・

毎日が潤う づんの家計簿 決定版
「づんの家計簿」を読んだ感想
Amazonのサブスクに入っている(Kindle Unlimited)ので、早速上記の「づんの家計簿」を読んでみた。「づん」さんの本はKindle Unlimited対象になっているものが何冊もあるので、加入者なら追加料金無料で読める。
▼くわしくはこちら
Kindle Unlimited「づん」さんの本
結論から言うと「私には合わない」だ。
「づんの家計簿」には大きな特徴が2つある。
・お金を使った全ての明細を記録する
・仕分けはしない
「全ての明細」というのは、スーパーでの買い物なら、買ったのも一点一点をレシートから家計簿に書き写す。
しかし、それを「食品」とか「日用品」とか、仕分けて集計はしない。
「上書き合計」という方法で、どんどんその月の支出の合計額を出していき、結果的に赤字か黒字かを知る。
全部記録というのはまだいいとして、「仕分けない」のは無理だな。
個人的にはどうしたって「食費は〇〇円」「日用品に〇〇円」「今月は被服代が〇〇円」と、部門別に集計したいので、私には合わないかなと思う。
ただ、「づんの家計簿」と「くぅちゃんの家計簿」のいいとこ取りで、簿記でいうところの「仕訳帳」や「現金出納帳」のように、日々発生する支払いを書き出すページと、それを部門別に集計する「総勘定元帳」的なページに分けて「簡単に」集計したらどうだろう・・・と思って、とりあえず手作りして使い始めた。市販の家計簿よりは使いやすい。
本格的な家計簿には挫折した私
二冊の家計簿をセットで使う主婦之友社の「羽仁もと子案家計簿」というのもある。
「家計当座帳」にまず、お金の出入を時系列に記帳していく。

家計当座帳 2025年版
当座帳に記入した現金の出入りを、費目ごとに家計簿へ転記する。

羽仁もと子案家計簿 2025年通常版
これをさらに一ヶ月ごとに集計を出し、最後は1年分の総額を「収支年計表」に集計する。
日本ではじめて女性の手による家計運営を奨励した羽仁もと子が、120年前に「予算生活」を基礎に創案した家計簿。
私は一時期、頑張ってこの家計簿をつけていたこともある。
簿記を学んだことのある人なら、簿記のルールに基づいて仕組みが作られているので、本格的で上級者っぽい。
ただ家計簿で日々、「当座帳に記入し、費目ごとに家計簿へ転記」という作業が続くかと言われたら、ハードルめちゃ高い。
当座帳を使わず、「羽仁もと子案家計簿」だけを買って、直接「食費〇〇円」「衣服費〇〇円」と書き込んでもいいのだが、とにかくこれは本格的すぎて、疲れる。
私は1年にも満たず、数ヶ月で挫折した。
それからクロスステッチの表紙でお馴染みの「明るい暮らしの家計簿」を5年くらい使った。最初は銀行の粗品で無料でもらったものだったと思うが(30年くらい前の話です)、翌年から実費を出して買って、使っていた。
それくらい使いやすかった。

明るい暮らしの家計簿(2025年版)
初心者の方に「家計簿、何がおすすめですか?」て聞かれたら、私はこれをすすめる。
年末ならどこでも売っている。書店の家計簿売り場はもちろんのこと、スーパーなどの一角にある雑誌売場でも売られている。
創刊は70年前なので、こちらもいかに長年、愛されているかがわかる。
ただ、個人的には見開き1ページで1週間になっており、食費や日用品の合計額が週末にならないと集計できないのが難点。
私が最終的に自分でExcelでオリジナル家計簿を作った理由は、
「毎日、現時点での今月の食費合計や日用品合計の支出額がしりたい」
だった。
ただ、繰り返しになるが、PCやスマホで家計簿をつけると、不思議と現実感がなく、金額はまるで「ゲームの得点」か何かのよう。
Excel家計簿やスマホの家計簿アプリを経て、手書き家計簿に私が戻ったのは、
「やはり手書きでないと、お金を使ったという実感がない」
からだった。
・・・・ということをふまえて、私もノートやルーズリーフを使ってオリジナル家計簿を作ることにした。
考えてみれば私の母も、大学ノートに定規で線を引いて、オリジナル家計簿を作って使っていた。
づんさんやくぅさんの家計簿も参考にしつつ、私だけの家計簿を作る(というかすでに、作った 笑)。
私が作るとやはり、スカスカ・・・・(笑)

100円ショップにあるキャンパスノートなどでも作れると思うが、私はバインダー式にした。
献立ノートと家計簿のページと、月間スケジュールを全部ファイルして、持ち歩けるようA5サイズのスリムなバインダーに綴じた。
オリジナル家計簿におすすめのバインダー
バインダーにしたのは、家計簿や献立ノートの「ベージの移動」を簡単にしたかったから。
去年の暮にロフトで見て、爆買い(?)した超スリムタイプのコクヨの「キャンパス ノートのように使えるバインダー」がとにかく使いやすい。
バインダーとかルーズリーフといったら、どうしてもかさばるし重くなりがちだが、これはキャンパス ノートくらいの厚みしかないので、軽くてスリム。
しかも表紙を裏側に折って書き込めるので、立ったまま記入するときもグニャグニャしなくて書き込みやすい。

コクヨ ルーズリーフ バインダー A5 キャンパス ノートのように使えるバインダー 2×2リング ライトブルー ル-NP134LB
一冊買って「すごい!これ便利!!」と思って、2025年の手帳はこれにしようとさらに追加で2冊買った。
ただ手帳にするにはA5はちょっと大きすぎて、結局放置してたんだけど、これを献立ノートと家計簿に使うことにした。
今のところ快適!