2023年8月9日のNHK BSプレミアムで放送された「美の壺」で紹介の「線香花火」に関する情報です。
福岡・みやま市の線香花火の工房が紹介されました。
「昭和4年の創業以来、手作りにこだわっています」
と紹介された、藁でできた線香花火や、紙に火薬を巻き付けて作られた線香花火とは?
目次
「美の壺」関西を中心に親しまれていた線香花火
「日本の夏 花火」の特集の最後に、福岡・みやま市の線香花火の工房が紹介されました。
紹介されたのは「純国産の逸品」といわれる花火を製造している『筒井時正玩具花火製作所』の作品でした。
主に関西を中心に親しまれていたと紹介された、ワラスボ(藁すぼ)にニカワを混ぜた火薬が巻き付けられている線香花火は「すぼて牡丹(ぼたん)」です。
火を付けたら、少し上向きにして持つと花火が長持ちします。さらに風があるときれいに火花を咲かせることができるので、無風のときは息を吹きかけると良いそうです。
西の線香花火 15本入り(スボ手牡丹)国内唯一の線香花火製造所福岡県 みやま市 高田町国産の希少な線香花火
「美の壺」関東を中心に親しまれていた線香花火
東日本でなじみが深いと紹介されたのは、紙に火薬を巻き付けて作られた「長手牡丹(ながてぼたん)」です。
時間を追って「つぼみ」「ぼたん」「松葉」「散り菊(ちりぎく)」と、炎の形状が変化していきます。
2種類の線香花火がセットになっているものもあります。