2025年4月1日のNHKで放送の番組「あさイチ」で紹介の「卵焼きフライパンだけで作るお弁当」に関する情報。
お弁当のレシピ本「藤井弁当」がベストセラーの料理研究家・藤井恵さん。今回基本の「藤井弁当」を紹介。
レシピだけでなく、藤井さんの動画もあります。
ベストセラー「藤井弁当」は続編も出版。
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私も買ったレシピ本「藤井弁当」
私も買った!藤井弁当!

実は・・・・私は高校生の時(40年前・・・・)自慢じゃないけど、自分で毎日お弁当を作っていました。3年間、1日も休まず自分のお弁当を造った経験から、私の中にも「時短弁当」のノウハウがあります。
ただ、私の時短弁当レシピはほぼ、市販のお弁当用冷凍食材を駆使するという簡単なもの。
うちの子が中学生になる時、毎日お弁当づくりが始まるということで、気合を入れて「藤井弁当」を買いました。
ただ、結局は冷凍食品をレンチンする事が多く、「藤井弁当」は参考程度になった。やはり便利な食材が沢山ある今の時代(というか、40年前からあったし)、手軽だし、安上がりだし、美味しいから、便利食材に頼っちゃいますよね。
「藤井弁当」の基本と私の時短弁当ノウハウの違い
「藤井弁当」の基本は「おかずは3品」。
・肉や魚介の主菜
・野菜の副菜
・卵焼き
「藤井弁当」の野菜の副菜はブロッコリーやサヤインゲン、キャベツ、小松菜、ほうれん草など、緑の野菜が中心。一部にんじんやもやしのレシピもある。
私の時短弁当の基本も似ているが、私は親から、
「お弁当の基本は赤・青・黄色の3色」
と教わったので、
赤→茶色や赤いおかず(フライ・ハンバーグなどの茶系も含む)
青→緑の野菜
黄色→卵
で、おかずを考えるようにしている。
赤=主菜でハンバーグや唐揚げなど「茶色い」おかずも「赤」とみなして入れているが、たまに「カニカマ」や「ミニトマト」「赤いウインナー」など入れると、見た目が鮮やかになって、お弁当っぽくなる。
ただ私は、ほぼ市販の冷凍食品をレンチン。
ブロッコリーも冷食をお湯でさっと戻すだけ。
高校生の時は、卵焼きを焼く時間も無かった(寝ていたかった)ので、前の夜にゆで卵を作り、冷蔵庫で保存。朝は冷蔵庫のゆで卵の殻を向いて、半分に切ってお弁当に入れる・・・を3年間繰り返してた。
あとのおかずはやはり、冷凍食品。40年前はまだ「レンチン」の冷凍食品は少なかったけど、オーブントースターで焼くだけというお弁当用コロッケとかハンバーグはすでに沢山あった。
手作りのお弁当の最大の基本は「傷まないようにす=腐らせない」こと。
だから極力、朝におかずを作って、できるだけ早く食べる。つまり、前もっておかずなどを作り置きしておくと、それだけ傷みが早くなるので、直前まで作らないのがルール。
それを踏まえても、高校生の時の私は「朝、眠い。早起きしたくない」と思っていたので、試行錯誤の末に「ゆで卵」に落ち着いた。
自分の子どものお弁当にその方法は使ってないけど、朝どうしても時間がない人には「前日茹でたゆで卵」方式もおすすめ。そのかわりしっかり火を通した「固ゆで」にすること。間違っても半熟とかのゆで卵にしない。
藤井恵さんのカンタン弁当レシピの動画
「あさイチ」で紹介されていたものとほぼ同じ弁当のレシピは、藤井恵さんの公式動画サイトでも公開されている。
「あさイチ」との違いは、鶏肉にマヨネーズを入れていない。
逆に言えば、お肉をしっかり叩いて柔らかくしておけば、マヨネーズを入れなくても大丈夫みたい。
「藤井弁当」レシピで使用している卵焼きフライパン
藤井恵さんが「藤井弁当」で使用されている、卵焼きフライパンは、本でも紹介。

この卵焼きフライパンはウルシヤマ金属というメーカーの「UMIC」シリーズの「IHルミエール」。
国産フライパン。テフロンにPFOA不使用。
ガス火からIHまで幅広く使える。

【IHルミエール】玉子焼19×14cm [藤井弁当 送料無料 日本製 2層クラッド材 PFOAフリー
レシピ本「藤井弁当」と続編・読み放題対象のおすすめ
2020年に出版された、藤井恵さんのレシピ本「藤井弁当」はベストセラーとなり、第7回料理レシピ本大賞【料理部門】準大賞も受賞。
今年(2025年)1月に、第2弾も出版されている。
藤井恵さんのレシピ本の一部は、Amazonの電子書籍読み放題サービズKindle Unlimitedで読める。
私が買った第一弾の「藤井弁当」も、今はKindle Unlimitedの対象本になっているので、読み放題。
Kindle Unlimitedで読める藤井恵さんの本の中で、私がおすすめしたいのはこちら「作りおきでおいしい日替わり弁当」。
内容は「藤井弁当」とおほぼ同じだけど、作り置きのおかずレシピが沢山ある。
私のような「時短料理大好き人間」は「藤井弁当」だと、「朝から鶏肉を生から焼くの、面倒だな・・・」と思ってしまう。
その点、上記のレシピ本は「冷凍」「冷蔵」で作り置きできて、朝は再加熱してお弁当に入れるだけという、ほぼ「市販のお弁当用・冷凍食品」みたいなおかずレシピが沢山。
レシピはあまりないけど、「おべんとう日記」が見応えある「15年間の子どものおべんとう日記とヒント集」も読み放題。
実際に藤井さんが娘さんに作ったお弁当の画像が多数ある。
エッセイもあって「張り切ってキャラ弁を作ったけど、幼稚園の先生から注意され・・・」「カレーを入れたら汁漏れしてカバンが・・・」という藤井さんの失敗談もあって、読んでも楽しめる。
藤井恵さんといえば、かつて料理番組で「厚焼き卵があまりに焦げすぎ」「放送事故だ」と話題になったこともあった。
書店で「藤井弁当」を手にした時に、あれ?この人・・・・と思って検索したら、やはり「焦げすぎ」の人だった・・・・
が、
しかし、
そこからの起死回生がすごい。今や、大人気の料理研究家。
あるテレビ番組で藤井恵さんのご自宅が紹介されていたけど、もう、すっごい豪邸で驚いた。
卵焼きフライパンで炎上して、卵焼きフライパンで話題になる。
卵焼きつながりでの「リベンジ」がハンパない。
おそらく、「焦げすぎ」「放送事故」と言われた時の悔しさ、そうじゃないのにという気持ち、これで正しいのにと言いたかったであろうその怒りベクトルを、世間に毒づくのではなく、飛躍のバネにして「藤井弁当」をベストセラーにしたストーリーなど、数十年後には「NHKの朝ドラ」にしてほしいくらいの痛快ストーリーだと思った。
