2019年4月16日にNHKで放送の「あさイチ」で紹介された「フィルムステンド」の情報です。
シールのように貼るだけで、ガラスのステンドグラスのようなデザインが可能な「フィルムステンド」が紹介されました。
番組では、アクリル板に色つきのフィルムを貼り合わせて、ステンドグラス風のクラフト「フィルムステンド」の写真立てを作成しました。
講師の中村幸雄さんは、日本グラスアート協会本部指導講師の先生です。
日本グラスアート協会とは?
あさイチでは「フィルムステンド」と紹介されましたが、フィルムステンドとは、ハンドメイド、手芸専門の出版社「日本ヴォーグ社」が展開している、どこでも誰でもステンドグラスを手軽に楽しめる全く新しいクラフト「グラスアート」のことです。
グラスアートとステンドグラスの大きな違いは、ステンドグラスが「着色したガラスをカットして鉛でつなぎあわせる」のに対して、グラスアートは「特殊なカラーフィルムと接着テープ状に加工された鉛線を貼り合わせるだけでできる」ところ。
本格的なステンドグラスだと、ガラスをカットしたり、ハンダごてを使って鉛線をとめたりと、作業も道具も沢山必要ですが、「グラスアート」はガラス片も出ず、ハサミでフィルムをカットできるので、短時間で安全に作品を作ることができます。
グラスアートを始めるには?
番組を見て「私もやってみたい!」と思った方は、
1. インストラクターが開催するサロン(個人教室)に行く
2. 短期で資格が取れる「インストラクター短期養成講座」に行く
という2つの選択肢があります。
↓サロンを探す方はこちら
日本ヴォーグ「グラスアート」サロン(教室)の一覧
↓短期養成講座において全12回受講する
グラスアート インストラクター短期養成講座
グラスアートの材料
グラスアートの材料は、「教材はインストラクターの方のみに販売しており、一般向けとしては取り扱っておりません。」とグラスアート協会のホームページに掲載されています。
サロン受講生の方はインストラクターを通して購入できるそうです。
「日本ヴォーグ社」の通販サイトにも「グラスアートのキット」が販売されていますが、種類は少なめです。
↓キットの通販はこちら
「日本ヴォーグ社 手づくりタウン」
Amazonで買えるグラスアートの材料もあります。
↓フィルムはこちら。
フィルムとフィルムの間に貼る鉛線はこちら
【Amazon】グラスアート リード線
「楽天市場」には、さらにいろいろな種類のグラスアート制作キットやリード線、デザイン集などがあります。
↓楽天市場はこちら
【楽天】グラスアートの材料一覧
材料は手に入るようなのですが、詳しい「作り方」の手芸本や入門書はないようなので、サロンで受講しないと上手には作れない・・・ということになります。
アートリュミエール
「グラスアート」は別名「アートリュミエール」という名称でも紹介されていたようです。
かつては日本ヴォーグ社のライバルと言っても過言ではなかった雄鶏社が、本を出版していたようですが、雄鶏社が消滅してしまったため(2009年に自己破産)、いまでは古本が出回っているだけです。
ただ、ノウハウは「グラスアート」とほぼ同じと思えるので、こちらの「アートリュミエール」の入門書があれば、サロンに通うわなくても自作のグラスアートが作れるかもしれません。
そのまま貼るだけのフィルム
以前、タレントのヒロミさんがリフォームする番組で、窓ガラスにそのまま貼るだけのステンドグラスのシートを使用されていました。
「グラスアート」や「フィルムステンド」「アートリュミエール」はカラーフィルムをカットして、鉛線(リード線)でつなぎ合わせるという作業があるため、オリジナルのデザインができる半面、時間がかかるのと腕が上達しないときれいにできないというマイナス面もあります。
ステンドグラスのシートは、一枚の大きなシールのようなものなので、ガラス窓などにそのまま貼るだけで完成します。
しかもヒロミさんがリフォームに使用されていたシートは、接着剤も不要で、貼り直しもできるというDIYのシロウトや、不器用な人でも失敗が少ないステンドグラスシートでした。
殺風景なガラス窓をステンドグラスにしたい。
外から丸見えのガラス窓におしゃれな目隠しをしたい。
・・・といったお悩みには、ヒロミさん紹介のシートがおすすめです。