春が近づいてくると、卒業の季節です。
「卒業したら、上京したいと思っているけど、お金がなあ・・・」
と思っているあなたに、私の体験を交えた「できるだけ少ない資金で東京へ移住する方法」をお話しします。
「節約して東京に移住」私の上京物語
私が西日本にある某県から、東京に上京したのはおよそ35年前。
ただし、その後すぐにバブルが崩壊し、日本経済は「失われた20年」とも「失われた30年」とも言われる経済の低迷期に突入したため、2023年の今と35年前とで、物の値段や賃貸物件の家賃はあまり変わりません。
それどころか、バブル経済の余韻がまだ残っていた1990年代初頭は、家賃など今より高かったとも言えます。
そんな状況下で、親が私に用意した「上京資金」はわずか20万円(と東京までの片道切符)でした。
私はその20万円の中からおよそ10万円で、必要最低限の家電や家具を買い、残りの10万円を生活費にあてました。
「え?では住む所はどうしたの?家賃や敷金礼金は?」
と思うでしょ。
これは一切いらなかったんですね。
なぜなら当時、上京前から東京にある某会社に就職が内定していた私は、会社が用意した寮に入ることになっており、敷金礼金は不要。家賃も「寮費」として数千円払うだけで大丈夫でした。
あとは4月末の初任給まで、残りの10万円でなんとか暮せば良かった。
・・・あまり参考にならないかもしれませんが、社員寮のある企業に地方から応募して、就職が内定すれば、賃貸物件を契約する時の敷金礼金といった「上京で一番お金のかかる部分」は節約できます。
ちなみに私は社員寮で家賃を浮かし、上京からおよそ2年半で「敷金礼金」分の費用を貯めて、普通の賃貸物件に引っ越しました。家賃5万円のアパートで、敷金、礼金、仲介手数料、前払家賃などで30万円くらいかかったと思います。
引っ越しは「赤帽」で2万円くらいでした。
まだネットのない時代でしたので、電話帳の「引っ越し」のページで何件か問い合わせて、一番安い回答だった赤帽にした記憶があります。
「節約して東京に移住」寮付き求人の求人サイト
「でもどうやって、寮のある会社を探すの?」
と思いますよね。
私の場合は学校の就職課が集めた求人の中から「寮あり」の企業に絞って、探しました。
当時は寮といっても「2人1部屋」などの企業が多かったけど、どうしてもそれは嫌だったので、「一人一部屋」は譲れない条件で、どうにか希望の会社に就職できました(その後、数年で転職したんですけどね)。
今は社員寮と言っても「2人1部屋」や「相部屋」なんてほぼなくて、「完全個室寮」が基本だから選択肢も広がりますよね。
私の場合、一部上場企業で「寮あり」でも、それが「2人1部屋」や「相部屋」だった場合あきらめて、最終的に無名の中小企業だけど「寮があり、一人部屋」だったところに就職しました。
今は、寮付きの求人だけを集めた求人サイトもあるので、費用をおさえて上京したい人にはおすすめ。
東京だけでなく、全国の「寮付き求人」が探せるので、大阪や名古屋に移住を考えている人。その他、住みたい都道府県がある人にもおすすめです。
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「節約して東京に移住」敷金礼金0のシェアハウス
初期費用をおさえて上京したい方にもう一つおすすめなのが「シェアハウス」です。
シェアハウスと言って、個室があり、シェア(共有)するのはトイレやキッチン、お風呂と言った水回りだけ。
敷金0円、礼金0円、仲介手数料0円で、賃貸物件の場合は欠かせない「保証人」もいりません。
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東京で家賃3万円から住めるシェアハウス-シェアドアパートメント-
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コスパと出会いが魅力のシェアハウス日本最大手オークハウスが入居者募集中
「節約して東京に移住」家具家電付きの物件
「とにかく最初にお金をかけたくない」
という方や、
「長く住む予定はないので、家具家電を買い揃えるつもりはない」
という方、
「大学の4年間だけ住む予定」
という方にも、おすすめの物件が「家具家電付き」の単身者向け賃貸物件です。
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「家族で移住するので、広い部屋に住みたい」
という方には、全国47都道府県に1,000物件以上、100,000室以上を展開するビレッジハウスをおすすめします。
ビレッジハウスの東京都内の物件は、件数も少なく、さすがに家賃も高めですが、東京に通勤圏内の埼玉や千葉、神奈川には掘り出し物のような物件もあります。
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