BSイッピン|パンが焼ける南部鉄器の鍋

テレビで紹介

 2019年5月28日にNHKのBSプレミアムで放送の「イッピン」で紹介された「南部鉄器(なんぶてっき)」の情報です。

 中山エミリさんが岩手県の奥州市と盛岡市、2つの産地で作られている南部鉄器をリポートしました。

 白と金のグラデーションが「モダンな印象」と、人気の鉄の急須や、おいしいパンが簡単に焼き上がる不思議な形をした鉄の鍋の通販情報です。



パンが簡単に焼き上がる鍋

 パンが焼ける南部鉄器の鍋は「タミさんのパン焼器」、通称「タミパン」です。

 宮城県石巻市在住のタミさんこと近江タミ子さんは、終戦直後の食糧難の時代、子供たちのためにジュラルミン製パン焼器でパンを焼いていました。

 それから50年、孫娘で南部鉄器メーカー「及源鋳造」の商品開発を担当していた及川久仁子(現在の及源鋳造5代目社長)さんがパン焼器を南部鉄器で復活させました。

 現在及源鋳造では、タミさんのパン焼き器を「タミパンクラシック」「タミさんのパン焼器」のラインナップで販売しています。

 「タミパンクラシック」はIH対応、ガスのSIセンサー対応タイプ。


及源 南部鉄器 タミパンクラシック IH対応 F-100

 70年前の復刻版で、IH調理器やSIセンサーには対応していないタイプは「タミさんのパン焼器」になります。

 「タミさんのパン焼器」は岩手のFactory Shopと公式WEBサイト限定の販売です。

 公式WEBサイトにはタミさんのパン焼き器が誕生したストーリーや、「なつかしのほんわかパンケーキ」のレシピも公開されています。

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 たい焼きが焼ける「たい焼器」もあります。


タミさんのたい焼器

▼公式WEBサイトはこちら

■ 及源鋳造 タミパンシリーズ

白と金の急須



 岩手県・奥州水沢で「 岩清水 久生 」さんがつくる南部鉄器は「空間鋳造(くうかんちゅうぞう)」というメーカーの「Egg」シリーズです。

 空間鋳造の南部鉄器は、2000年には優れたデザインを集めたセレクトショップ「ニューヨーク近代美術館 モマショップ」(アメリカ・ニューヨーク)に選定されました。
 2003年には日本クラフト展にて優秀賞受賞。2004年には工芸都市高岡2004クラフトコンペにてグランプリを受賞するなど、多数の受賞歴を誇ります。

 白と金のタイプは「白金色」。

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■ 空間鋳造 / 鉄急須 白金

 「白金色」以外のカラー「黒」「朱色」もあります。