2019年7月23日にNHKのBSプレミアムで放送の「イッピン」で紹介された「栃木県日光の服飾品」の情報です。
草履と下駄が一体化した「日光下駄」や、古代の技法を復活させ「麻紙のバッグ」、モダンなデザインの藍染のシャツなどをモデルでタレントの鈴木ちなみさんが紹介します。
日光下駄
日光下駄とは、草履の下に下駄の台木を縫い合わせたものです。
江戸時代、格式を重んじた日光東照宮の境内参入には「草履」を使用するのが原則でしたが、日光東照宮をはじめ、日光の社寺は石や坂道、雪も多く、草履で歩くには不便なため、草履の下に下駄の台木を縫い合わせた「御免下駄」が考案されました。
さらに明治以降、改良が加えられ、日光下駄は現在のかたちになりました。
日光下駄の人気の職人さんは山本政史(やまもとまさし)さん、星ひでおさん、「てしごと屋 雅(みやび)」の渡邉 誠友 (わたなべ せいゆう)さんなどです。
通販で比較的手に入りやすいのは「てしごと屋 雅」さんです。
▼くわしくは公式サイトへ
今回「イッピン」で紹介されたのは、山本政史さんの下駄でした。
山本政史さんの日光下駄は「手仕事専科」というサイトに通信販売があります。
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麻紙のバッグ
希少な国産麻である野州麻(やしゅうあさ)を原料とした「麻紙(まし)」のバッグは、 栃木県鹿沼市(旧粟野町)で400年の歴史を持つ麻農家の工房「野州麻紙工房」さんのものでした。
「麻紙布・マシヌノ」で作られたバッグは、野州麻紙工房さんのネットショップで通販されています。
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黒羽藍染のシャツ
モダンなデザインの藍染のシャツとは、栃木を代表する工芸品のひとつ大田原市の「黒羽藍染(くろはねあいぞめ)」のシャツでした。
紹介された工房は「黒羽藍染紺屋」さんでした。
「型紙を一切使わない模様の付け方」の藍染は、シャツの他に傘などもあります。
通販などはないようで、シャツはお店に直接オーダーするようです。
▼詳しくはお店公式のフェイスブックへ。