2019年1月15日のNHKBSプレミアム「イッピン」で紹介された「長崎の現川焼(うつつがわやき)」の情報です。
先週の「イッピン」漆黒の器・宮城県雄勝石(おがついし)はこちらへ>>>
江戸時代のほんのわずかな期間だけ製作され、その後こつ然と姿を消した「現川焼」という幻の器が特集されます。
「刷毛目」と呼ばれる文様が特徴の現川焼の技法が200年後の現代でようやく解明され、復活。
しかし再興された現川焼を手がける職人は現在わずかに2人しかおりません。
臥牛窯(がぎゅうがま)
現在、現川焼がわずか2名の職人さんにより作られているのは「臥牛窯(がぎゅうがま)」という工房です。
長崎県の無形文化財にも指定されている臥牛窯では、元禄時代に彗星のように現れ、たった50年で姿を消した幻の器「現川焼」を、世界で唯一再現している工房です。
臥牛窯を代表する白鷺の文様を描いた作品は、平成26年10月に開催された「長崎県国体」の際に天皇皇后両陛下へも献上されました。
白鷺(しらさぎ)
臥牛窯を代表するのが、白鷺の文様です。
背景の刷毛目技法が表す奥行きのある空間表現も現川焼の技法が活きています。
「鷺」の文字が示す通り、「路(みち)をひらく鳥」と云う意味をもっており、開運の文様として大切にされてきました。
現川焼の入手方法
現川焼は長崎にある実店舗とオンラインショップで販売されています。
長崎市と佐世保市にショップがありましたが、長崎市の「長崎ぎゃらりい」は2月末に閉店するとのことで、2月28日まで閉店セールを開催されています。
公式サイトには「2019年1月5日」付けで「来年2月末に閉店」と書いてありますが、おそらく「今年2月末に閉店」の間違いではないでしょうか。
詳しくは、ショップに直接お問い合わせください。
こちら>>>臥牛窯 オンラインショップ
楽天やAmazonなどの通販サイトでも販売されています。
Amazonの「現川焼」の一覧
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