2020年11月13日TBS系で放送の安住アナウンサー司会の番組「ぴったんこカン・カン」で紹介の「カレーパン」に関する情報です。
ドラマ「半沢直樹」にも出演されていた歌舞伎俳優の尾上松也(おのえまつや)さんが、美味しいお店を紹介する「尾上松也の春夏秋冬ウマい店」のコーナーで、青山のカレーパンが紹介されました。
咖喱&カレーパン 天馬
今回のゲストは、尾上松也さんとは25年来の先輩と後輩で、今注目の歌舞伎役者・尾上右近さんでした。
その右近さんが行きつけの懐石料理店に行く前に「どうしても食べたい大好物」と紹介したのが青山のカレーパンの店でした。
#ぴったんこカンカン
金曜夜8時から新MC‼️#尾上松也 の春夏秋冬ウマい店
ゲストの #尾上右近 さんが
最後に号泣😭一体何が???#まいう~遺産 には#森七菜 さん#中村倫也 さん#恋あた #この恋あたためますか
美味しすぎて2人とも踊っちゃう⁉️お楽しみに🐸 pic.twitter.com/wugbTWSCuu
— ぴったんこカン★カン 11/27夜8時~ (@tbs_pittanko) November 11, 2020
紹介されたのは青山センタービル 1Fにある「咖喱&カレーパン 天馬(てんま)」。
「天馬」は普通にカレーも食べられるレストランですが、「カレーパン」に定評があるお店です。
レストランに行列ができることはあまりないようですが、カレーパンのお持ち帰りには行列ができるほど。
今、なにかと話題の元TBSのアナウンサー、小林麻耶さんも、ご自身のブログで「また、食べちゃった!」と紹介するほど、このお店のカレーパンにハマっていたようです。
「天馬」のルーツはカレーのボルツ
紹介されていたのは「天馬 青山店」ですが、実はこのお店、チェーン店で他にもお店があります。
「天馬」を経営しているのは多数の飲食チェーン店を経営する「日本レストランシステム」だったんですね。
日本レストランシステムは元々「インドカレー専門店ボルツ」をチェーン展開していたお店。
かつて昭和の終わりから平成のはじめにかけて「激辛ブーム」がありました。
令和の現在においては、「第1次激辛ブーム」と言われている現象です(その後、第2次、第3次と激辛ブームは続く)。
当時は1986年(昭和61年)の「新語流行語大賞(第3回)」で「激辛」が選ばれたほどの流行りっぷりでした。「カラムーチョ」や「辛ラーメン」が初登場したのもこの頃だったと記憶しています。
その激辛ブームを牽引したと言われる伝説のカレー店が「ボルツ」。
「ボルツ」の特徴は、カレーの辛さが「2倍」「3倍」・・・「5倍」「10倍」など、自由に選べること(懐かしい!!)。
私もおよそ30年くらい前、渋谷の某所にある会社に勤めていたため、同僚とよく「ボルツ」に行って、今日は辛さ何倍のカレーを選ぼうかと悩んだもの。
会社の雑談ではたびたび「ボルツ」が話題になり「俺20倍食ったことある」「私は25倍もいける」と毎回自慢大会に(本当に懐かしい!!)。
今、知ったことですが、そりゃ渋谷に「ボルツ」が多かった(・・・と記憶しています)はずです。運営元の日本レストランシステムの本社が渋谷区猿楽町にあるのですから。
「ボルツ」はその当時フランチャイズ展開していたカレー店で、80年代の終わり頃に最盛期を迎え、その後日本レストランシステムによる運営は終了。
現在は元々フランチャイズ契約していた一部の店舗が、日本レストランシステムから「のれん分け」という形で個人経営となり「ボルツ」を経営しているようですが、調べてもボルツ神田店が東京都内では唯一の現存店だそうです。
日本レストランシステムはその後、ドトールコーヒーに完全子会社化され、現在でも「天馬」の他に、「洋麺屋五右衛門」や「星乃珈琲店」「卵と私」など、多数の飲食チェーン店を経営しています。
日本レストランシステムの公式サイトの「沿革(歴史)」を見ると、「ボルツ」の直営1号店を開店する前年に「株式会社ボルツ・ジャパン(当社の輸入部門、昭和49年5月南インド株式会社に商号変更)を設立してインドより香辛料の輸入を始める。」とあるので、会社のそもそもの出発点が「インドより香辛料の輸入」だったほど、カレーに特化した会社だったのです。
その他の「天馬」
「天馬」は青山店以外にも神奈川、埼玉、北海道、愛知、大阪などに店舗があります。
1号店はおそらく東京都目黒区にある「自由が丘店」と思われ、食べログの口コミには「場所が違えば並ばず食べられる」とあるので、青山店以外の店舗に行けばカレーパンも比較的簡単に買えそう(テレビ放送後はどの店舗も行列かもしれませんが・・・)。
北海道札幌にも2店舗あり。
キーマと半熟卵買った (@ 咖喱&カレーパン 天馬 札幌オーロラタウン店 in 札幌市, 北海道) https://t.co/Wz8T6Z6sK5 pic.twitter.com/r5PmwRTFaP
— のぶを (@nobuwotan) June 30, 2020
ちなみに2020年11月現在、東京都内は3店。一番多いのは神奈川県内で4店舗。静岡や愛知、奈良にもあります。
くわしくは公式サイトへ
「天馬」店舗一覧
天馬咖喱
日本レストランシステムの公式サイトにはこの他「天馬咖喱」「天馬屋」「銀座咖喱堂」など、名前が微妙に異なるカレー店があるのですが、「天馬」以外でカレーパンがあるのは、下北沢にある「天馬屋」のみのようです。
「銀座咖喱堂」に至っては、現在「横浜そごう」のレストラン街にある1店舗のみ。
元々は銀座店もあったようですが、銀座店が閉店した今、「銀座にはもうない銀座咖喱堂」というジョークにもなっているみたい。
下北沢店の詳細はこちら
「天馬屋 下北沢店」食べログ
なぜ下北沢店のみ店名が「天馬」ではなく「天馬屋」と「屋」がついているのかは不明。
この統一感のないネーミングは、何かの戦略なのか?
私のおすすめギネス認定のカレーパン
私もカレーパンは大好きです。
個人的なおすすめは「「8時間に売れたカレーパンの最多個数」のギネス世界記録」の「カレーパン」。
テレビでも何度も紹介されているので、ご存知の方も多いと思いますが、町田市にあるパン屋さん「パンパティ」のカレーパンです。
2019年に南町田の「グランベリーパーク」がリニューアルオープンした時も、パンパティに1時間待ちの行列ができていまいした。
「パンパティ」の本店は行ったことがないのですが、実は横浜の二俣川にも支店があって、南町田で大行列ができているのを見た数日後に二俣川の「パンパティ」に行ったら、全然普通に並ばずに買えました。時間帯にもよるけど、パンパティは二俣川店が穴場だと思います。
パンパティのカレーパンは牛肉を赤ワインでコトコト煮込んだ「牛肉ゴロゴロカレーパン」と、中に焼いてカットしたステーキが入っている「ステーキカレーパン」の2種類。
現在はさらに相模原や立川など店舗が増えているので、並ばずに買えるかも。
さすがに行列は撮れないが、
パンパティ、カレーパンはまた行列ができてたぞ??食べたかったけど諦めたぜ・・・
この間のあれは奇跡の出来事だったんだなきっと・・・??#ギャザリングマーケット盛況 pic.twitter.com/mMCNbgNjGF
— ??ぐらさん???ほぼ南町田グランベリーパーク? (@gurasan33815000) March 9, 2020
くわしくは公式サイトへ
PainPati(パンパティ)| 東京町田・横浜のパン屋さん
氷川きよしさん愛用の塩はこちら
【ぴったんこカンカン】氷川きよしおすすめフランスの塩とは?