ヘアクリップ(バンスクリップ)で髪を束ねても、クリップが重すぎたり、髪がサラサラのストレートで引っかかりがなかったりで、ずれたり、落ちてくる事ってありますよね。
私も、サラサラストレートで全体の毛量も少ないので、ヘアクリップがよく落ちます。
そこで、私が編み出した「ゆるいヘアクリップをしっかり固定する方法」をご紹介します。
ヘアクリップを固定する時の注意点
最初に注意点をご理解ください。この方法をやった場合、ヘアクリップによっては、クリップのクシの部分が折れてしまう場合があります。
実は↓下の画像のヘアクリップも、数カ月後にクリップのクシが一本、折れてしまいました。
なので、くれぐれも高額なヘアクリップなどにこの方法を使う時は、負荷がかかりすぎないようにご注意ください。万が一、クリップが折れてしまう可能性もあることをご理解の上で、実施してください。
「このヘアクリップは大切なものだから、絶対に折れたり壊れたりするのはイヤ」
という、大切なヘアクリップに、この裏ワザは使わないようにして下さい。
ヘアクリップをしっかり固定する方法
落ちたり、ずれたりするヘアクリップをしっかり固定する方法を検索してみると、
・とめる部分に逆毛をたてる
・ワックスやスプレーを髪につける
・ピンやゴムでとめてからはさむ
などの方法が紹介されています。
が、しかし、お風呂上がりなどでサッと髪をクリップで留めたい時などは、上記の方法はあまりやりたくないですね。
洗ったばかりの髪に逆毛を立てたり、ワックスをつけたりしたくない。
サッととめたいだけなのに、ピンやゴムなど余計な道具を増やしたくない。
そんな時におすすめの方法です。
用意するのは、ヘアクリップとポリウレタンゴム。
ポリウレタンゴムとは、ヘアアレンジなどに使う黒や透明のポリウレタン素材の輪ゴムです。
別名「PUゴム」「PUバンド」などとも呼ばれており、100円ショップなどでも買えます。
髪用のゴムにはポリウレタンゴムの他に、ゴムを繊維で包み込んだ髪ゴムもありますが、これは使えません。
必ず、ポリウレタンがむき出しになったゴムをご用意ください。
ゆるいヘアクリップにポリウレタンゴム
ポリウレタンゴムを4本から6本用意します。
ポリウレタンを、ヘアクリップのクシの部分(髪をはさむ部分)に巻きつけていきます。
クシ1本につき、ポリウレタンゴム1本使用して、4ヶ所に巻きつけます。
↑この場合は小型のヘアクリップなので、4ヶ所ですが、大型のバンスクリップの場合は6ヶ所、場合によっては8ヶ所のクシにポリウレタンゴムを巻きつけましょう。
↓別の角度から見ると、こんな感じ。ゴムは外れないようにしっかりと巻きつけます。
作業はこれだけ。
クシに巻きつけたポリウレタンゴムが滑り止めになって、もう髪をはさんでも外れなくなります。
両端の部分のクシは、目立ってしまうのでゴムは巻きません。
あくまでも内側にあるクシの部分にのみ、ゴムを巻きます。
これでもまだゆるい場合は、一部にゴムを2重に巻きましょう。
ゴムは、髪をはさんでしまえば目立ちません。
ヘアクリップだけでなく、すぐに髪から滑り落ちるバレッタなどにも同じワザが使えます。
バレッタの場合は、稼働する金具の部分にポリウレタンゴムを2本から3本くらい巻きつけて使用します。
髪色が茶色い方は、茶系のポリウレタンゴム、黒髪の方は黒系がおすすめです。
髪色に関係なく目立たない、透明なポリウレタンゴムもあります。