2025年3月29日の日本テレビで放送の番組「ぶらり途中下車の旅」で紹介の「紙のバイク」に関する情報。
俳優の田山涼成さんが、都営浅草線をぶらり旅。
合羽橋で紹介された、芸術家の男性が作った「99%紙で作ったオートバイ」とは?
「ぶらり途中下車の旅」紙のバイクのアーティスト
紹介されたのは食器や調理器具の問屋街として知られる東京・浅草の「合羽橋(かっぱばし)」にある、包丁研ぎの専門店「研ぎ陣(とぎじん)」の合羽橋店です。
お店の経営者は息子さん。
兄弟で研ぎ師のもとで修行され、研ぎの専門店を開業された。
紙のバイクを作ったのはその研ぎ師兄弟のお父様・山崎満さん。
画家であり彫刻家であり紙細工アーティスト。
お父様は、研ぎ師ではありません。
桑沢デザイン研究所で学び、70年代にはパリにも滞在。
10代の頃、三社祭で神輿を担いだ時に見た「鳶(とび)」の方々に感動して、40年以上にわたって鳶を描き続けているアーティスト。
山崎満さんが作った紙のバイク。
正式には「紙のトライアンフ」と呼ばれ、代官山の蔦屋書店でも展示された。
日本テレビの「世界まる見え特捜部」でも過去に紹介。
ジェームス・ディーンとトライアンフ
ジェームス・ディーンといえば、若くして世を去った銀幕のスター。
人気絶頂を目前に、24歳で事故死しました。
かつて、昭和の時代(私が子どもの頃)に映画評論家として活躍した小森のおばちゃまこと小森和子さんは、ジェームス・ディーンの熱狂的崇拝者として有名だった。
お元気だった頃は、アメリカにあるジェームス・ディーンのお墓にお参りする様子が、何度もテレビで紹介されていた。
そのジェームス・ディーンが愛したバイクが、Triumph(トライアンフ)のモーターサイクル。
映画の中でも愛用。事故で亡くなる前に買ったのは「トライアンフTR5」だったと言われている。
Triumphの単語は「勝利」や「成功」を意味する。
全く同じ単語・スペルの女性用下着メーカー「トリンプ」もある。
私などはこちらの方が馴染み深い。
バイクのトライアンフと下着のトリンプの違い
「トライアンフ」は1885年にイギリスで創業されたオートバイメーカーで、Triumphの英語読みがそのまま、日本でも「トライアンフ」と発音されている。
一方、下着メーカーの「トリンプ」は1886年にドイツで創業されたランジェリーメーカー。Triumphのドイツ語読みは 「triύmf トリウムフ」。
日本人に発音しやすいように「トリンプ」になっていると言われている。
山崎満さんが紙で作ったのは「トライアンフTR6」。
「研ぎ陣」さんの2件隣りにあるお寿司屋さんのインスタには、完成までの様子が紹介されている。
