2025年1月12日、今日の手帳ニュースです。
手帳好きな私が、気になった手帳関連の話題を、勝手に「手帳ニュース」と題してお届け。
今回は、非常に個人的なことですが、2024年用の手帳として購入した高橋書店の「Camio(カミオ)」シリーズが、わずか1年で廃盤になっていたという話題。
【手帳ニュース】高橋書店『Camio(カミオ)』1年で廃盤
2023年の暮に買った、高橋書店の新シリーズ『Camio(カミオ)』のバーティカル式。
書店の手帳売り場で手に取った瞬間「これだ!」と思って一目惚れ、即買いだった。
何が画期的だったかと言って、「ほぼ日weeks」とほぼ同じ大きさで、中身は「週間バーティカル」なところ。
しかも、私のゆずれない「バーティカルだが土日の幅が平日と同じ」という点もクリアしていた。
左が「Camio(2024)」、右がほぼ日の「weeks 」。
ほぼ同じというか、重ねると全くの同サイズ。
個人的に、手帳のサイズは「ほぼ日weeks」が一番好き。だけどほぼ日weeksにはバーティカルタイプがない。そこが非常に残念だなと思っていた。
試行錯誤して、ほぼ日weeksを横向きにして、日別の欄をバーティカル風に使ってみたりしたこともあるけど、上手くいかず、諦めていたところに「camio」が登場。
「これだ!こういうのが欲しかったんだよ。高橋書店すばらしい!」
と即買いしたのはいいけれど・・・・結局2024年になって1ヶ月くらい使って、やめてしまった。
私なりに改めて「camio」のどこがダメだったのか、ほぼ1年前のことを思い出しつつ、考えてみた。
高橋書店「camio」の何がダメだったのか
2025年の1月某日、ふと思い出して「そういえば高橋書店のcamioって、年末の手帳売り場で見かけなかったけど、どうなったのかな」と検索。
見つけたのは山下千優さんという方のcamioに関する「たった1回の発売で廃盤。ショックすぎる」というポストと、それに反応した高橋書店のやり取り。
申し訳ありません…😭
— 高橋書店 公式 (@takahashiPR_tw) November 1, 2024
もしも…お使いのCamioがB 6サイズのバーティカルでしたら、こちらもご覧いただければと思います。(違っていたらすみません)https://t.co/RefXTqaSsc
高橋書店公式が返信しているので、間違いなく廃盤なんですね。
私もショックと思ったものの、でも待てよ、私、1ヶ月しか使ってないしな、と反省。
なんでなんだろう・・・と自問自答。
私は結局、2024年のほとんどをアッシュフォードのバイブルサイズのバインダーに、KNOXのリフィルをセットして使った。
【バイブル b6】見開き1週間24時間バーチカル型 2025年版 日付入 KNOX ノックス
KNOXのバーティカル、24時間表記なのと、日別のTODOリストが付いているからお気に入り。
ただ1点、土日の幅は平日の半分しかないのがものすごく不満だった。
だから、camioに感動したんだ。
だけど・・・・結局バインダー式じゃないとモヤモヤする私。
バインダーなら数ヶ月分を持ち歩くだけなので軽量化できるが、綴じ手帳は1年分まとめてしか持ち歩けないのでかさばる。
さらに、バインダー式はメモ用のリフィルや、あれこれ自分好みにカスタマイズできるが、綴じ手帳はカスタマイズのしようがない。
それでも綴じ手帳を買うのは、
「バインダー式は金具の部分が邪魔で書きづらい」
と常にイライラしているから。
結局無いものねだりで、バインダー式を使っていると「金具邪魔だな」と思い、綴じ手帳使っていると「1年分持ち歩くなんて、重くてかさばるな」と思ってしまう。
camioはハードカバーも魅力のひとつだったけど、今にして思うとあの表紙の「厚み」と「重み」が残念だったのかも。
モレスキン風にハードカバーにしたのは悪くはない。
だけど「1年分の綴じ手帳」を持ち歩く場合は、重さや厚みがどうしても気になる。
camioはあのサイズ感で、とことん軽量化にこだわっていたら生き残れたかも。
とくあのハードカバーの表紙、あれが良くなかった。
もう少し薄くて扱いやすい・・・・・というか、そのまんま「ほぼ日weeks」と同じような柔らかめの表紙にしてほしかった。
ハードカバーは手に持って書く時、安定感があって書きやすい反面、とにかくページをめくるのに不便。
高橋書店camio の代替品とは?
上記の山下千優さんのポストに反応した高橋書店の公式がおすすめしている代替品が「rystam(リスタム)」という手帳シリーズ。高橋書店の通販サイトでしか売られていない。
ハードカバーとゴムバンドはcamioと同等。
ただしサイズ感が・・・・「B6よりも少しだけ幅広」と紹介されているけど、うーん、そうじゃない。camioのあの「幅の細い感じ」が良かったのに・・・・・。
まあ、だけどわずか1年で camioが廃盤になったってことは、単純に売れ残ったとか、人気なかったということなんだろう。
私のように「ほぼ日weeksくらいのサイズで、週間バーティカルの手帳があったらいいのに」と思っている手帳好きは一定数いると思う。
そういう人向けに発売されたけど、結局求めているものと何かが違った。
私は以前から、どちらかというと「ほぼ日手帳」の方へ、weeksサイズのバーティカルを発売してくれないかなと期待していた。
そうだ、ほぼ日weeksなんだよ、外観、サイズ感、使いやすさ、重さ、表紙の適度な柔らかさ、薄いけど丈夫な紙質、どれもがすばらしい。
なのに、バーティカルではないという残念さ(しつこいが私はバーティカルが好き)。
「バインダーは金具が邪魔」
と思い続けている私は、2025年の今年、ジブン手帳の「Lite mini」を使っている。
これ以上無いというくらいに軽量化されていて、いいと思う。
ジブン手帳 Lite mini 2025 [mini/B6スリム] ※Lite DIARYのみ [全3色]
ただジブン手帳は自宅用。
持ち歩き用には、KNOXのナローサイズの超薄型バインダー「ルフト(LUFT)」に、マンスリーのリフィルをはさんで使用している。
どうしてもマンスリーは過去1年分を持ち歩きたいので、バインダー式になってしまう。
バインダー式は金具が邪魔と言っているが、「ルフト」は超薄型に設計されており、金具も最小限なので書き込みやすい。ただ、残念なことに金具が小さすぎて、リフィルが少量しか綴じれないのが欠点。
さらに、現在KNOXのサイトで「ルフト」が見当たらないので、廃盤になっていると思われる。
ルフトはグッドデザイン賞や文具大賞も受賞している名品。
私が初めて買ったバインダー式の手帳がルフトだった。
現在では「PLOTTERの前身がルフト」と言われいるので、そのコンセプトはPLOTTERに継承されているのだろう。
プロッター PLOTTER リスシオ 手帳カバー( ナローサイズ ) 11mm径 翌日配送対応
以上、随分話が横道にそれたけど、「高橋書店のcamioが廃盤」というのが今日の手帳ニュース。
先日の手帳ニュースでお伝えした「ブレインダンプ」が気になって、関連書籍を読んでいる。
ブレインダンプはだいぶ理解できたけど、実行したり、有効活用するのは難しそう。
なんでも気になるとすぐ飛びついて、後で公開することが多いので、ブレインダンプもほどほどにしておこうと思いつつ・・・・
↓ブレインダンプの詳細はこちら