2025年5月22日のTBSで放送の番組「週刊さんまとマツコ」で紹介の「熱海の昭和レトロなホテル」に関する情報。
「熱海の女帝」とも言われる、泉ピン子さんのご自宅を紹介。
「あまり・・・ピン子さんのご自宅は行きたくないなあ・・・・」
というさんまさんとマツコさんは、熱海の街へ。
泉ピン子さんも最後に登場の、昭和レトロなホテルとは?

「週刊さんまとマツコ」熱海の昭和レトロなホテル
紹介されたレトロな雰囲気が人気のホテルは、熱海にあるホテルニューアカオ。

実はわたくし、世の中が「コロナ禍」に突入する2020年の前の年、2019年の夏に、ニューアカオに行きました。
当時はまだ「アカオビーチリゾート」というエリアがあって、屋外プールもありました。
子どもといっしょに、そのプールで泳いだ思い出があります。
しかし、プールはホテルから遠くて、バスで送迎。
さらにバスを降りて、過去にはプールまでのケーブルカーのようなものがあったらしいのですが、老朽化で動いておらず、山道を徒歩で移動(やたら、遠い上に暑い)。
さらには、更衣室がボロボロだったり、プールのシャワールームにゴ●キ●がいたりで・・・・ちょっと、なんだかなあという印象でした。
そもそも2019年にニューアカオに行った理由は、その前年に「台風でレストランのガラスが割れ、海水が流れ込む」というニュースを見て、衝撃を受け、どうしても現地に行ってみたくなったからでした(変な理由)。
今回番組で「シアターレストラン」と紹介された場所。
あの場所こそまさに、台風直撃でニュースになった場所でした。
2019年に行った時はすでに、レストランのガラスは修繕されており(当たり前)、普通に食事ができた。
お食事時には、外国人のシンガーの方が、生演奏で歌を歌っておりました。
たまたま朝食の時に空いていて、主人がレストランの方に「去年の台風の時は、大変でしたね」と話しかけたら、色々お話しくださって、修繕の際にガラスを強度の強いものに変えて、さらに支柱の間隔を以前より狭めたために、より丈夫な構造になりましたという事だった。
ところが・・・2021年、「施設の老朽化に加え、コロナ禍で1年以上休業を続けており、需要の回復も見込めない」という理由でホテルニューアカオ、営業終了。その数ヶ月前に起こった熱海の「土石流災害」も影響していると思う。
2019年の時に「ガラスの強度を上げて、丈夫にした」と聞いた時は、この先何年も営業が続くと思っていたのに・・・・である。
熱海のニューアカオが営業終了した理由
コロナと土石流災害のダブルパンチ。負債は100億円を超えていたという。
2021年にニューアカオは営業終了へ。
同時に、創業家が経営から退く。
外部から会長として、寺田倉庫の社長などを務めた中野善壽氏が招かれた。
中野氏は「経営再建のすご腕」と知られる人。
「従業員たちをそのまま引き受ける」
という条件のもと、2022年ニューアカオをアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却。
以降、ホテルの運営は同ファンドの系列企業である「マイステイズ・ホテル・マネジメント」に引き継がれた。
2023年、旧ホテルニューアカオが7月1日に「ホテルニューアカオ オーシャンウイング」として宿泊再開することが発表された。
ホテルニューアカオのお部屋から撮影した動画
今回「さんまとマツコ」では「レトロが人気」と紹介された。
私は何と言っても、レトロさより「絶景」を推したい。

ホテルが岬の突端に突き出すように建設されているので、間隔としてはほぼ「海の上に建っている」ような感じ。
シアターレストランの大きな窓からも、波しぶきが絶え間なく見られる。
これは宿泊した部屋から真下の様子を撮影したもの。絶え間なく波が押し寄せる。ずっと見ていると吸い込まれそうで怖い。私、泳げるけど、「ここに落ちたら、泳げないだろうな」という気がする。
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