50代のぼっち主婦の私は、1年前からソロ活で日帰り温泉に行き倒した。
1回行くだけで1万円以上使ってしまう万葉倶楽部から、数百円のスーパー銭湯まで、近場の日帰り温泉はほぼ網羅。もちろん気に入って何度もリピした日帰り温泉もある。
しかし、日帰り温泉だけでは飽きてきた。
「もっと他にも、一人で行けるとこないの?」
と思った時に「ソロ活女子」というドラマがあったことを思い出し・・・・
テレビ東京のドラマ「ソロ活女子のススメ」
さっそくAmazonプライムビデオで「ソロ活女子のススメを視聴。もともと江口のりこさん大好きだし、面白くて一気に3話まで観た。1話24分だから、サクッと観られる。
まったくの余談であり、ぼっち主婦の妄想、脳内創作だと力説してから言うけど、私と江口のりこさんは安住紳一郎を取り合った仲。恋敵だった(もちろん妄想)。「ぴったんこカンカン」や「THE TIME,」のdボタンの使い方説明VTRなどを観て、江口のりこに大きく水を開けられたと焦ったものの、結局安住氏は江口のりこでも私でもなく(←当たり前)別の女性とゴールイン。私は妄想の中で江口のりこさんと目を合わせ「わたしたち、ふられちゃったね」と自嘲したものだ・・・・(繰り返すが妄想・戯言です)。
1話の「ソロ焼き肉」とか2話の「ソロ動物園」「ソロ水族館」、3話の「ソロプラネタリウム」はすぐにでも行けそう。
一方「ソロリムジン」と「ソロラブホテル」はハードル高いな。でもラブホテルの大きなお風呂に一人で入るのは楽しそう。やってみたい。
ドラマのナレーションでやたらに「誰も一人の私のことなんて気にしてない」「一人でも大丈夫」「一人でも変な目で見られてはいない」という、ある意味自虐的ともとれるような心理描写がやたらとあるのはちょっと閉口した。もっと堂々と、一人で行動してほしい。
高校生の頃から一人で映画を観に行っていた私なので、一人で出かけるのはなんのストレスもない。一人を気にした事がないと言ったら嘘になるけど、あそこまでひと目は気にならないかな。
飲食店などによっては、「しまった失敗した。ここは一人で来るのは向かないな」という店も確かにある。以前行った時は「ひとりでも大丈夫」だったお店が、たまたま近くの席に嫌な集団がいて「今回は失敗だ」ということも確かにあるけどね。
それにしても、ドラマを観ていて気づいたけど、これってもはやテレビ東京のお家芸?テレビ東京の代表作ともなっている「孤独のグルメ」とコンセプトは同じだと思った。
・一人で出かける
・一人で楽しむ
・ナレーションはほぼ主人公の心理描写
・会話もあるが、ほぼ意味のない会話
テレ東ドラマはソロ活・ぼっち飯のバイブルだった
そこでよくよく考えてみたら、テレ東のドラマにはこの手の「ぼっち」系の主人公のものが無数にあった。
「孤独のグルメ」がヒットしたことにより、2匹目3匹目のどじょうを探す時に「とにかく、ぼっちだ!」てことになったのだろう。
「ソロ活女子のススメ」もヒットしている様子で、シーズン4まであるし、私が一時期ハマった「晩酌の流儀」も、よく考えたらぼっち系ドラマだ。
一人暮らしの女性が、ひとりで、自宅で、晩酌をするドラマ。ポイントは毎回、手作りの「おつまみ」が美味しそうだということと、レシピが参考になるということ(ちなみにレシピ監修はロバート馬場さん)。
「カメラを止めるな!」の主演・濱津隆之のドラマ「絶メシロード」というドラマもある。全話は観ていないけど、これも「ぼっち飯」のドラマ。「車に乗って日本全国のどこかの絶滅しそうなメシを求めて1泊2日の旅(車中泊)をする物語」という内容で、毎回実在する飲食店が出る。車で行くか電車で行くかの違いだけで、ほぼ「孤独のグルメ」と同じともいえるけど。
良く言えば「テレ東はぼっち・ソロに優しい」てことだけど、本音を言うと「孤独のグルメ」の成功に頼りすぎとも言えます。
でも、これらの「ソロ活・ぼっち飯」系ドラマ、とっても参考になる。
今後はとりあえず「ソロ活女子のススメ」を参考に、日帰り温泉以外のソロ活にもチャレンジしていきたい。
ちなみに「ソロ活女子のススメ」には原作本がある。