夕食作りは2日に1回。まとめて作って冷凍保存で、時短家事を目指す。
これまで2日に1回の夕食作りを公開してきた。
今回はまとめて、過去7日間の朝食。
2025年2月3日から9日の時短朝食
この記録のコンセプトは、お料理を「レシピという点」ではなく「家庭料理という線」で残すこと。
その意味ではずっと、夕食と保存食の話ばかりで、足りないものがあった。
それは朝食と昼食である。
結局、私も世の中の「レシピ公開」に踊らされていた。まだ進化できていない。
こんな晩ごはん作りました、こんな料理食べました、じゃないのよ！
朝→昼→晩→朝→昼・・・・と続いていく「線」の記録にしたかった。
ということで、遅ればせながら朝食をまとめて公開。
次回からはできるだけ「線」になるようにしたいと思う。
月曜日はカレー朝食。日曜日の夕食の残り。
保存容器に入れて冷蔵保存したカレーをレンチンしてごはんにかけるだけ。
火曜日は
・つくね入りの味噌汁
・おにぎり
・うめぼし
つくねはまとめて作って冷凍していたもの。油揚げや大根も切って冷凍しておいたもの。全て鍋に入れダシを入れて煮る。
おにぎりも冷蔵保存したものをレンチン解凍。
最近、冷凍ご飯を解凍する時は栗原はるみさんの「まず200wで」というやり方を参考にしている。
↓栗原はるみさんのやり方はこちら
悲しみを癒やす人生レシピ 栗原はるみの“ひとりごはん”【レシピ】 冷凍ごはん
水曜日は、
・目玉焼き
・めかぶ
・みそ汁
白い保存容器がごはん。マーナの「極 冷凍ごはん容器」の小。中にすのこ状の板が入っていて、「冷凍ご飯をムラなくふっくらと温められる」という容器。
小サイズは「小盛(約100g)のご飯」が冷凍できるのだが、ちょっと少ない。
せめて150ｇは食べたいところ。2階に1回くらいは「物足りない」と思って、おにぎりもレンチンして食べてしまう。「ちょっと足りないな」という時に、冷凍おにぎりは本当に便利だから、常に2、3個は冷凍ストックをしている。
ちなみに、我が家に炊飯器はあるけど、私はほぼ使っていない。
夫がたまに、自分で炊飯してごはんを食べるから、捨てずに置いてあるけど、本当は処分してもいいと思っている。
ごはんは毎回、ストウブの炊飯用鍋「ラ・ココット de GOHAN」で炊く。
最高で2合まで炊けると説明書にあるけど、がんばれば3合まで炊ける。
炊きあがったごはんはすぐに食べて、残ったものを「マーナ極」や「無印良品の保存容器」やおにぎりにして冷凍保存する。
無印良品の保存容器はこちら「バルブ付き密閉保存容器 小」。
「ごはんを冷凍保存する方法」は今までいろいろ試した。ラップで包んでジップロックとか、100円ショップの容器とか、耐熱ガラスの容器とか。
結局、この容器が最強。「エンジニアリングプラスチック」という非常に丈夫で透明度も高い素材で出来ていて、経年劣化も少ないから長持ちするし、中身もよく見える。
唯一の欠点はフタが洗いづらいこと。バルブとパッキンが分解できて洗えるのはいいけど、毎回は面倒。パッキンが一体化して、バルブがないフタができないかなあ・・・
ごはん以外も保存できるので、我が家にはこの容器が20個以上はあると思う。というか、バラバラの容器を全部これに統一してもいいくらい。
木曜日は
・みそ汁
・めかぶ
・ごはん
のみ。画像なし。
金曜日は、
・めかぶ
・冷奴
・野菜スープ
野菜スープは前日の夕食の残り物。冷奴はロピアで買った 男前豆腐の「今日の石畳」 小分けになっていて少量ずつ食べられるし、日持ちもする。1人分の冷奴やみそ汁にもピッタリ。
土曜日は、
・ごはん
・めかぶ
・みそ汁
・麦ごはん
日曜は、
・目玉焼き
・ソーセージ
・みそ汁
・麦ごはん
共に画像なし。
ほぼ全部10分以内で作れる。
冷凍保存のご飯をレンチンしているあいだに、鍋に冷凍保存した野菜や乾燥ワカメ、豆腐、などを入れ煮る。味噌とダシはお椀に入れておく。
ごはんのレンチンが終わる頃には、鍋の野菜に火が通っているので、そのままお椀へそそぐ。細かいことを言うと、まず少しお椀に注いで味噌を溶き、残りを流し込む。1人分ならお玉は不要。洗い物も減る。
洗い物と言えば、↑上記ではお茶碗にごはんを盛っている画像もあるが、基本的にレンチンした保存容器からそのまま食べている。洗い物を減らすためだ。
もちろん自分一人の朝食の時の話。子どもに出す時は一応「食育」も考えて、保存容器からお茶碗に移し替える。
時短もさることながら、家事を減らすにはとにかく「洗い物を出したくない」というのも強い思いがある。今考えているのは、レンチンできる陶器のおわんに野菜を入れてチンすれば、お鍋もいらないなと思っている。あとはお湯と味噌とダシを注ぐ。
「だったらいっそのこと、インスタント味噌でいいじゃん」
とも思うけど、インスタントやレトルトはやはり「添加物」や原材料に疑問もあるので、できるだけ使いたくない（と言っても、レトルトカレーとかよく食べるけどね）。
「病気にならない生き方」新谷弘実医師の死因
やはりみそ汁はすごく、大事だなと思う。
幕内秀夫さんの「素食のすすめ」を長年愛読しており、実践している。
マクロビオティックとか、ヴィーガンとかさまよって、最終的に「粗食」に落ち着いた。
粗食とは一言で言うと「日本人が戦前に食べていた食事」のこと。
ごはん（雑穀米とか分づき米）、みそ汁、小魚、漬物、みたいな食事。
肉や、卵や、乳製品少なめの食事（食べないわけではない）。
野菜と米多めで、タンパク質は魚介類中心の食事。
中でも「みそ汁」は大事だ。
具に豆腐や油揚げや肉を入れて、野菜もたっぷり入れれば、それだけで「おかず味噌汁」になる。
ただ、ずっとそういう食生活を続けてきたかと言うと、そうではない。
人生のほとんどは「朝食はパン」だった。
20歳になるまで、ずっと朝食はデフォルトで「食パンと紅茶」だった。
20歳すぎると、それすら食べないという時期もあった。
「こんな食生活でいいのか？」
と思い始めたのは、40代になってからだ。
私より若いいとこが、40代前半で乳がんになった。身内にがん患者が多い。母方の叔母は肺がんや子宮がんに罹患しているし、父方の祖母は胃がんで亡くなった。父方の伯父も咽頭がんで亡くなっている。
「2人に1人はガンになる時代」
といわれても、じゃあいいかなんて思えない。
幕内秀夫さんの著書には「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている」なんて本もある。
Amazonのレビューを読んでいると「幕内秀夫さんの粗食生活を続けてきたが、乳がんになった。こんなの嘘だ」という書き込みもあった。
確かに、粗食にしていれば病気にならないというわけでもないだろう。なんなら胃がんで亡くなった祖母は明治生まれの人で粗食だった。
じゃあ、やっぱり朝食はパンでいいか・・・・とは思わない。
さすがに「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている」は極論すぎやしないか、とは思う。
だけどやっぱり、もう朝食にパンはやめようかな・・・とも思う。
ミリオンセラー「病気にならない生き方」の著者である医師・新谷弘実さんも、本を読んでさぞかし長生きされるだろうと思ったら、86歳で亡くなっていた。
このタイプの話が好きな私は、一時は新谷弘実医師の提唱する食事法にハマって、レシピ集なども買って実践していた。
訃報を伝える英文の記事を翻訳すると、新谷弘実医師の死因は「急性心不全で亡くなりました。」とある。
「え？急性心不全？」
という驚き。果物で酵素を摂取して、玄米食や粗食で長生きできるんじゃなかったのか・・・・
そういえば「食育」の提唱者である服部幸雄さんも急死された。やはり死因は急性心不全だという。
祖父の死から思う「結局どんな食生活が正解なんだろうか？」
一時期は仙人のような生活をする甲田光雄医師の本にハマって、フローリングの板の上にシーツ1枚敷いて寝たり、硬い木の枕を使ったりしていたこともある（すぐ挫折）。
たしか本には、この健康法で125歳まで生きる予定と書かれていたが、残念ながら84歳でご逝去されている。
こんな時いつも思い出すのは、母方の祖父だ。
祖父は若い頃、肺を病んで「今日、明日が峠でしょう」と、「あと数日」の余命宣告をされながらも奇跡的に復活。その後も「飲む打つ買う」のやりたい放題の人生を送り、86歳まで生きた。生涯、一本の虫歯もないのが自慢だった。
あんなやりたい放題の祖父が86まで生きて、粗食や断食や制限食を食べながら、修行僧のような禁欲的な生活った人が祖父と同じか、もっと短い人生とは？
賭け事が大好きだった祖父。
公営ギャンブルが休みの日は、枕元に一升瓶を置いて寝酒と寝タバコ（肺が弱いのにだ）。
常に短気でイライラしていて、80代になっても祖母を怒鳴り散らし、ちゃぶ台・・・はもうなかったけど、ダイニングテーブルの上の鍋を「こんなもん、ワシに食わす気かっ！！」とひっくり返して床にぶちまけるような祖父（祖母が作ったスパゲッティが逆鱗に触れたらしい）。
最後はやはり肺の機能が低下して入院し、86歳で亡くなった。
結局人間て、何をやっても生きる人は生きるし、そうでない人は、それなりか・・・。
そんなことを思いつつも、幕内秀夫さん的な「粗食」はやはり、いつも意識している私。
最近毎朝みそ汁を飲むのも、幕内秀夫「１食１００円「病気にならない」食事 実践レシピ 」をサブスクで読んでいるから。
『「ごはん＋みそ汁」の原点に戻れば、栄養素なんて気にしなくても安くて簡単で健康な食事は手に入る。』という本。
Kindle Unlimited会員なら、無料で読める。
祖父には正直、嫌悪感しかないが、やりたい放題やった人は病気にならない・・・・のかもしれない。
