2025年5月6日のTBSで放送の番組「マツコの知らない世界」で紹介の「ヴィンテージマンション」に関する情報。
ヴィンテージマンションマニアのhacoさんが、古き良き時代に建てられた、レトロモダンなマンション・アパートを紹介。
ヴィンテージマンションマニアの「秀和レジデンス図鑑」
今回登場のhacoさんは、谷島香奈子さんとの共著で本を出版。
ヴィンテージマンションのレジェンドとも言える「秀和レジデンス」。
その第1号として建てられた秀和青山レジデンスの取り壊しが始まったのが2021年。
それをきっかけとして、秀和レジデンスの魅力を伝える本が出ました。
私の記憶あるヴィンテージマンションといえば、同潤会アパート。
現在の表参道ヒルズの場所に、かつてあった同潤会アパートは何度も見に行った。
もちろん、現在は各地にあった同潤会アパートもすべて、建て替えられた。
表参道の同潤会アパートといえば、近くにあった「セントラルアパート」もヴィンテージマンションだった。
とにかく憧れた。
なんとかして、あそこに住めないものか・・・なんて思ってたけど、家賃高くて無理だった。
ヴィンテージマンションじゃないけど、西麻布にある黒柳徹子さんの元自宅という豪邸に行ったこともある。
料理の鉄人でおなじみのフランス料理のシェフ・石鍋さんの「クイーン・アリス迎賓館」というフランス料理のお店に、仕事関係で一度だけ訪れたことがあるのだ(すでに閉店)。
黒柳徹子さんは1997年に石鍋さんに自宅を売却。
石鍋さんがその後、レストランとして物件を使用。
その後2019年、コンサルタント会社が買い取る。
さらに2021年、「黒柳徹子の旧邸宅「トットちゃん御殿」が22億円で売り出し中!」とニュースになっていた。
ヴィンテージマンション「川口アパートメント」賃貸情報
秀和レジデンスと並び称される、昭和の時代に建てられたヴィンテージマンションといえば、「川口アパートメント」。
千葉真一・野際陽子夫妻や、加賀まりこ、作詞家の安井かずみなど、多くの有名人が住んでいた。
昭和時代に高校生だった私も、憧れた住まい。
多くのヴィンテージマンションが解体、建て替えされた令和の今、川口アパートメントだけは健在。
しかも、賃貸情報サイトを検索したら、借り手を募集していて驚き。
築61年という古さだが、物件情報サイトにある画像を見ると当然、中はリノベーションされていてきれい。
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秀和レジデンスの賃貸情報
秀和レジデンスも賃貸情報がある。
築年数が浅い物件もあるが、新築物件には秀和レジデンスのあの「青い瓦屋根」、「白い塗り壁」、「アイアン柵のバルコニー」などの特徴がない。
やはりヴィンテージマンションの魅力を求めるなら「築40年以上」の物件になる。
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秀和レジデンスのやばい話
秀和レジデンスといえば平成の時代からすでに「憧れのヴィンテージマンション」。
しかし最近になって、一部の秀和レジデンスで「やばい」「こわい」という出来事も勃発していた。
それが「渋谷の北朝鮮」まで言われた「秀和幡ヶ谷レジデンス」で起こった、管理組合の暴走。
物件自体に問題はないが、管理組合が異常に「〇〇禁止」ルールを乱発。
そのせいで、都心の人気のヴィンテージマンションなのに価格が暴落。
管理組合の横暴に、新たに立ち上がった人たちがいた。
住民たちのおよそ4年にわたる闘いをつぶさに描いたルポルタージュが話題に。
石川三千花「勝手にシネマ」の秀和レジデンス
1990年代、テレビ東京の深夜番組で「シネマ通信」というのがあった。
新作映画を紹介する番組だった。
その中で、映画評論を得意とするイラストレーターの石川三千花さんの「勝手にシネマ」というコーナーがあった。
毎週、近日公開予定の映画を一本選んで、イラストと文章で紹介するコーナーだった。
放送されたもが1冊の本になって出版された。
当時、このコーナー大好きだった私。
ある時、映画のタイトルは忘れたけど、往年のロバート・レッドフォードが出演する映画が紹介された。
映画の中でベッドシーン?的なものがあって、ロバート・レッドフォードの上半身が映ったのだが、石川三千花さんのイラストによると、
「まるで秀和レジデンスの外壁みたにカサカサの肌。もう年齢的に、こういったシーンは厳しいのでは・・・」
と表現されていた。
秀和レジデンスと聞くと、何年経っても(すでに30年くらい経ってる)、この場面とイラストが脳裏に蘇ってくる。
ロバート・レッドフォードは現在88歳だから、当時すでに還暦間近だった。
そのロバート・レッドフォードの肌(胸のあたりの裸体)を「秀和レジデンスの外壁」と形容した石川三千花先生!大好き!悶絶して爆笑したものだった。
