鳥取の農機具会社「大志」のマスクは大丈夫か?

ネットで話題

 2020年3月10日にニュースサイトで報道された「鳥取の農機具会社がマスク製造」という話題に関する情報です。

 中古農機具整備販売を手掛ける「大志」が、抗ウイルスマスクを製造すると発表。

 3年前に市内のマスク工場を取得した際に、前のオーナーから「10年周期で大規模な感染症が発生する」と助言を受けていたため、マスクの生産設備や原料を保管していたことが話題になっています。



中古トラクターの販売・買取専門「大志」

 マスク製造に乗り出すと発表した「大志」は、中古トラクターの販売・買取専門の会社です。

 ↓公式サイト

■中古トラクターの販売・買取専門店 – 中古農機市場.jp 

 同社は倉庫として使用していた旧マスク工場で、今週中にもマスクの生産を開始するとのことですが、当面は鳥取市とその周辺に優先的に販売するとのことです。

その他の「マスクを製造する」と発表した企業

 これまでも、富山の寝具店や、福島の水着の縫製メーカーなどが「洗って繰り返し使えるマスクを製造する」と報道されました。

 しかし、残念ながら両社とも問い合わせや注文が殺到して、あっという間にマスクは売り切れ。サーバーはダウン。電話回線はパンク状態とのことで、ほぼそのマスクは手に入らないようです。

 くわしくは↓下記へ。

■福島の水着マスク(3月5日の報道) 

■富山の寝具店「ねむり家」のマスク(3月4日の報道) 

 1日1000枚の製造を目標にしていた「水着マスク」は売り切れで、3月中旬に販売を再開が出来るよう準備中とのこと。

 1日約500枚のペースで生産する予定だった「ねむり家」のマスクは材料・生産体制の確保が困難なことからやむなく中止とのこと。

 世の中のマスクに対する「需要」が、とんでもないエネルギーで押し寄せることを物語る出来事です。

 1000枚や500枚の生産では、とても製造が追いつかないくらい、注文が殺到する。注文が来る以前に、問い合わせだけで電話回線がパンクしてしまうというのは、「恐怖」と言っても過言ではありません。

 今回報道された「大志」は「旧工場の関係者らの協力を得て約1カ月かけて準備。原材料は500万~600万枚分を保管しており、当初は1日あたり2万~2万5千枚を製造。その後、7万5千~10万枚に増やす計画」と報道されていますので、1000枚や500枚を目標にしていた他社に比べてかなり規模が大きく、製造も工場を使うとのことなのでかなり期待ができそうですが、全国規模での販売はかなり先になりそうです。

 また、製造されるマスクは「鳥取大とマスク製造業者が共同で開発し、4層構造でウイルスの働きを不活性化させるとされる天然鉱物「ドロマイト」の粉末が入っている」という特殊なもので、価格は1枚300円(税別)を想定しているそうなので、使い捨てだとしたらかなりお高めなものとなりそうです。

ドロマイトのマスクとは?

 「大志」が所有していた「鳥取市用瀬町(もちがせちょう)のマスク工場」というのはおそらく、松下電器産業(株)の共栄会社としてエアコン・冷蔵庫等の冷媒用コンプレッサーモータの巻線加工を主業務に創業した「株式会社モチガセ(旧 用瀬電機)」の所有していた工場と思われます。

 「株式会社モチガセ」の公式サイトに、かつて製造されていたマスクの詳細があります(現在は販売されていません)。
 それを見ると「天然鉱石ドロマイトから生み出されたウイルス対策素材」と説明があります。

 おそらく、工場が売却されたということは、商業ベースで利益が出なかったのでしょう。

 現在のような「マスク不足」の時は、需要があるでしょうが、「大規模な感染症」が終息すると、どうなるのか?
 1枚300円の特殊素材のマスクを製造するより、もっと販売価格の安いマスクは製造できないのか?
 ・・・など、気になる点もあります。

 商品名「バリエールウイルス対策マスク」というのが、かつて株式会社モチガセが製造していたドロマイトのマスクなんですが、商品名で検索すると出てくる情報が転売価格などではなく通常のお値段でSサイズ50枚入りが15,750円(税込)なんですね。

 確かに、高性能かもしれないけど、庶民には買えない。

 報道では大規模な感染症を予見して工場や原材料を保持してきたような話になっており、感動のストーリーになっています。

 しかしその実態は、効果はともかくとして「1枚300円」というマスクが高すぎて売れなかったために、製造を中止し、原材料や工場を売却した会社と、その工場を買い取ったものの、倉庫としてしか利用方法がなかった会社が、急なマスク不足でマスク製造に乗り出したという感じ。

 もちろん、ドロマイトに予防効果がないというわけではありません。過去の情報では「国立感染症研究所にも認められた、優れた抗ウイルス機能を持つ数少ないマスクの一つ」とも言われており、高性能であることはわかります。

 ただ、使い捨て(と思われます)で1枚300円はやはり、高い。

 楽天で1件だけ「モチガセ マスク」の子ども用を見つけましたが、やはり10枚3000円と高額ですね。ドロマイトの加工はともかく、見る限りは不織布の使い捨てマスクで、繰り返し使えるという表記はありません。1枚300円の使い捨てマスクということになります。


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マスク転売禁止

 政府は2020年3月15日からマスクを転売禁止にします。

 それに伴って、今後はや通販サイトでもマスクが手に入りやすくなるかもしれません。

 通販サイトでも、布製のマスクや洗って繰り返し使えるウレタンマスクなどは在庫があります。


通販サイト「楽天」で売れ筋の「洗えるマスク」の一覧はこちら


通販サイト「Amazon」の「洗えるマスク」の一覧はこちら 

 

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