2022年7月18日TBSラジオで放送の赤江珠緒さんの番組「たまむすび」」で紹介された、「ドロドロスープのレシピ」に関する情報です。
番組内のコーナー「竹山、ガムテープ買ってきて」で「30年前、テレビの料理コーナーで見た『ドロドロスープ』覚えている方、いらっしゃらないでしょうか?」というメールが紹介されたのが2022年6月6日。今回ついにそのレシピが公開されました。
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TBSラジオ「たまむすび」ドロドロスープ掲載本
紹介されたのは、かつてフジテレビの料理番組で放送された、有名作曲家の方の家庭料理「ドロドロスープ」でした。
その作曲家というが、森田健作さんの『さらば涙と言おう』などを作曲した鈴木邦彦さんでした。
干し椎茸やたけのこ、野菜を、牛肉ひきにくといっしょに炒めて、スープで煮てトロミをつけたお料理で、スープとして食べるというより、ご飯にかけて「中華丼」のように食べると美味しいとのこと。
掲載されているレシピ本は、1996年2月1日発行の「夕食ばんざい・野菜のおかず252 (エッセ別冊 エッセブックシリーズ 29) 」です。
「たまむすび」では、当時このエッセに掲載する「撮影用の料理を再現する」作業を担当されていた、樋口秀子さんという料理研究家の方が登場して、実際にドロドロスープを作り、問い合わせたメールの送り主の方も招かれて、実食されていました。
夕食ばんざい・野菜のおかず252 (エッセ別冊 エッセブックシリーズ 29) ムック – 1996/2/1
TBSラジオ「たまむすび」ドロドロスープのレシピ
作り方は、上記のレシピ本の掲載ページがそのまま、「たまむすび」公式ツイッターに掲載されています。
【#竹ガム 調査報告】
「#ドロドロスープ」
(作曲家:鈴木邦彦)(※「ESSE」より)#tama954 #たまむすび#竹山ガムテープ買ってきて pic.twitter.com/u1FICgpNxH
— TBSラジオ『たまむすび』 (@tamamusubi_tbsr) July 18, 2022
昔のレシピ本なので、量が「4人分・予算1040円」と多めです。
平成以降のレシピ本は、核家族化、少子化をふまえて、通常「2人分」のレシピが多いので、すべて半分の材料で作ってもいいのではないでしょうか。
『ドロドロスープのレシピ』
【材料】
・にんじん 1/4本
・干ししいたけ 4枚
・たけのこ(水煮) 1個
・サラダ油 大さじ1
・牛ひき肉 200g
・もやし 1/2袋
・水 3カップ(600cc)+干ししたけ戻し汁1カップ(200cc)
調味料A
・顆粒中華だし 小さじ2
・塩コショウ 各少し
・しょうゆ 大さじ2
・絹さや 40g
・塩 少し
調味料B
・片栗粉 大さじ3
・水 大さじ3
・ごま油 小さじ1
・ごはん どんぶり4杯(一人1杯)
【ドロドロスープの作り方】
1.人参は皮をむき3~4cmの千切り。干しいしたけは水で戻し、石づきを取って薄切り。たけのこは3~4cmの千切り。
2.鍋にサラダ油を熱し、牛ひき肉と「1」、モヤシを炒める。そこへ分量の水、しいたけの戻し汁、「A」の調味料を加え煮る。
3.絹さやは別の鍋でサッと塩ゆでして千切りし「2」へ加える。
4.調味料「B」の水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。最後にごま油を回し入れて出来上がり。
5.器に盛り、好みでご飯にかけていただく。
ドロドロスープ実食レポ
「たまむすび」の中で、「30年前、テレビの料理コーナーで見た『ドロドロスープ』覚えている方、いらっしゃらないでしょうか?」というメールの送り主の方が、スタジオに招かれ、再現した「ドロドロスープ」を食べ、
「これ!これです!!」
と感動されていた様子が、あまりに魅力的だったので、早速、私も作ってみました。
奇跡的に、ほぼ、材料が冷蔵庫にあった!
こ、こ、これは美味しい!!そして、簡単!
基本、すべての野菜を細切りにしてひき肉と炒め、スープで煮て、トロミをつけるだけです。
細かいことを言うと、レシピの「絹さや」がなかったので、ピーマンで代用しましたが、見た目、味、そんなに変わらないと思います。簡単だし、美味しいし、レシピも一度作れば覚えられるので、繰り返し作れますね。
たしかに味もレシピも「中華丼」に似ていますが、中華丼のようにエビやイカはいらないし、うずらの卵もいらないから短時間で作れます。
今年の夏休みの子供の食事(主に昼食)は、これで乗り切りたいと思います。