懐かしい「腕時計のベルトに巻きつけて使うアルミ製のカレンダー」をご存知ですか?
「ウォッチバンドカレンダー」と呼ばれ、かつては保険屋さんのセールスマンなどがアメニティとして配っていたものですが、令和の現在はなかなか手に入りません。
しかし、細々とアイテムは製造されています。
2024年版腕時計用アルミカレンダーの通販
ウォッチバンドカレンダーは、日本国内でただ一社だけ製造販売している会社があると言われ、楽天にもショップがあるのですが、いつ見ても在庫なしの売り切れ状態でした。
ところが!そこに目をつけたのか、あるいは他社が製造権を買い取ったのか、詳細は不明ですが、2020年も暮れに近づく10月に、他社から「ウォッチバンドカレンダー」が売り出されていました。
2023年暮れにも、2024年版の予約受付中。
「原料アルミニウムの確保が厳しく生産が遅れております」とのこと。
2024年版 ウォッチバンドカレンダー 令和六年1月〜12月 送料無料
気になる方はお早めに。
すぐに売り切れるかもしれません。
大成(たいせい)のウォッチバンドカレンダー
元々は「日本国内でただ一社、ウォッチバンドカレンダーを製造販売している」といわれていたのは、千葉県松戸市にある「株式会社 大成(たいせい)」という会社でした。
楽天市場に大成のサイトがあり、毎年年末になると「ウォッチバンドカレンダー」の翌年版が発売されるのですが、これがなんと大・大・大人気商品だそうで、あっという間に売り切れてしまうのだそう。
「株式会社大成」はかなりアナログなメーカーらしく、楽天にオンラインショップがある以外、公式サイトやSNSもなくて、楽天で商品が売り出されないかぎり、情報がわかりません。
また売り出されたウォッチバンドカレンダーもすぐに売り切れになってしまい、基本的には「いつも通販サイトは空欄」という状況でした。
その楽天の通販サイトも「2021年07月26日をもちまして、サービスを終了させていただきました」とのことで、閉鎖されてしまったので、現在は「株式会社 大成」のカレンダー通販はありません。
腕時計用カレンダーの作り方
そんな中、なんとか通販以外で買える場所の情報はないかとツイッターを検索していたら、
「自作した」
という驚きの情報が!!
今日は朝から懐かしの「ウォッチバンドカレンダー」を作っていた。若い人は知らないと思うけど、昔よく生命保険の営業さんとかが職場で配ってたアイテム。
以前医療機関の職員だった時は3ヶ月分を縦に並べて装着していて(カルテを探す時に便利)「あんたの腕時計は鎧か!」と皆から突っ込まれていた。 pic.twitter.com/lVmS1U4gZs— 死時計 (@Kronos_Thanatos) September 22, 2019
作れるの?
ウォッチバンドカレンダーて、自分で作れるのか?!
どうやってアルミの板に印刷するんだ?
手書きなのか?
すると・・・驚きの手法が・・・・
「ウォッチバンドカレンダー 作り方」でググると、すぐに答えは見つかりました。
アルミ板にプリントするのが難しそうだと思ったけど、やり方は単純でした。
1.フリーのカレンダー作成ソフトでカレンダーを作る
2.透明ステッカーの印刷用紙に「1」で作ったカレンダーをプリントする
3.ホームセンターでアルミ板を買ってきてカットし「2」を貼る
・・・・と、これだけでした。
ただし!アルミの切り口は危ないので、カットしたあとヤスリで整える(バリ取りする)とのこと。
くわしくは「腕時計に乾杯」というブログの「stepさん」という方が公開されています。
ブログは>>>■懐かしのウォッチバンドカレンダーを自作する!
↓これは別の方の自作ウォッチバンドカレンダー。やはりインクジェットプリンターで印刷して自作。
久しぶりに使ったインクジェットプリンター、印刷面が汚くて…涙#チプカシ #チープカシオ #ウォッチバンドカレンダー pic.twitter.com/hzeApyL8oz
— kachimonta (@kachimonta) July 2, 2017
↑なんで印刷面が反転しているのかな?と不思議に思ったけど、使用する「ステッカー作成シート」のメーカー公式サイトを確認すると、プリンターで反転印刷して、印刷したほうの面に両面接着シートを貼ってシールにすることによって「防水ステッカー」になるというものでした。
メーカーの公式動画もあります。