電気圧力鍋を使ったポテトサラダの時短レシピです。
私は日テレポシュレで買った電気圧力鍋を使っています。
ポテトサラダで一番面倒な作業は「じゃがいもを茹でて、皮をむく」作業だと思われます。
電気圧力鍋を使用して、じゃがいもを茹でれば、その作業がグッと楽になります。
時短料理のだんどり術
時短料理と言っても、野菜を洗ったり、皮をむいたりという作業工程も含めるとやはり、なんだかんだで30分以上の時間がかかってしまいます。
私の考え方では、それらの準備は、
「前もって、できるだけやっておく」
ということ。
じゃがいもは泥付き、玉ねぎは皮付きのままで、さあ、ここから5分でポテトサラダを作りましょう・・・なんてことは無理ですし、もしその状態から5分でポテトサラダができたとしても、それはあまり美味しくないと思います。
なので、時短料理と言っても、ある程度の皮むきや下準備をした上での時短とご理解ください。
かといって、夕食に食べるポテトサラダを、朝から作ってしまって、いわゆる「作りおき」の状態で冷蔵庫で保存したのでは(それも場合によってはいいと思いますが)、物足りないので、できることは前もってやっておき、夕食前に時短で仕上げるポテトサラダです。
材料は、
・じゃがいも 1個(皮をむいて約150g)
・たまねぎ 1/4個
・きゅうり 1/2本
・ハム 3枚
・塩 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1/2
・お酢 小さじ1
・粒マスタード 少々
・マヨネーズ 大さじ1~2
これらの材料の、まずは「たまねぎ」。
私はたまねぎを買ってきたら、すぐに皮をむいて保存袋に入れておきます。この「いつでもすぐに使える」状態にしておくことで、あらゆる料理で時短になります。
さらに、じゃがいもは朝から洗って、皮をむいた状態にしておきます。
仕上げは食べる直前にやるとしても、前もって皮をむいた状態までは空き時間にやっておくのが「時短料理のだんどり術」です。
時短ポテトサラダの作り方
「たまねぎは皮をむき保存袋へいれて冷蔵」「じゃがいもは洗って皮をむき、ラップした状態で冷蔵」ここまで前もってだんどりしておいてから、夕食前に仕上げます。
この時短レシピの最大のポイントは電気圧力鍋をつかうところともう一つ「塩と砂糖入の湯でゆでる」ところです。
この茹で方だと、夕方に作ったポテトサラダの残りを冷蔵庫で保存しておいて、翌朝食べても「しっとり」して美味しく、まるで作りたてみたいです。
1.じゃがいもを一口大にカットして水250ml・砂糖小さじ1/2・塩小さじ1/2とともに電気圧力鍋へ入れる。
2.圧力鍋の設定時間を「1分」にしてスタートボタンを押す。
3.じゃがいもを茹でている間にキュウリを輪切りにし、たまねぎを薄くスライスして塩少々で揉んでおく
4.電気圧力鍋の加熱が終了したら、ザルに茹で上がったじゃがいもをあけて湯をよく切る
5.ボウルにじゃがいもを入れて、お酢小さじと粒マスタード少々を加える
6.じゃがいもの粗熱がとれたら、「3」のキュウリとたまねぎの水分をよく絞ってから加える
7.ハムを切って加える
8.マヨネーズを入れて全体をあえたら完成
ハムはたまねぎに合わせて細切りにする場合もありますが、食べごたえがあるように今回は大きめに切りました。
電気圧力鍋の加熱時間は「1分」ですが、スタートして水からお湯になるまでと、1分加熱後に圧力が抜けるまでの時間も合わせると、トータルで20分くらいはかかります。
茹で上がった直後に、強制的に圧力鍋の圧力を抜くともう少し短い時間でできると思いますが、私は自然に圧力鍋の抜けるまで放置しています。
電気圧力鍋を使うと何がいいかって、最初から最後まで「ほったらかし」でいいこと。
お鍋でじゃがいも茹でる場合は、火加減や茹で具合を気にしないといけません。電気圧力鍋なら、茹でている間キュウリとたまねぎの準備をしたら、後は別のことをしていても大丈夫です。
時短のポテサラレシピではよくレンジでじゃがいもを加熱する方法もありますが、私はレンジで加熱したじゃがいもは水分が抜けて、パサパサして、苦手です。
加熱ムラがあって、一部が生っぽかったりするのもイヤなので、電気圧力鍋がおすすめ。
樋口直哉さんのポテサラレシピ
今回、参考にしているレシピがあります。
作家と料理家2つの肩書きを持つ樋口直哉さんのポテトサラダレシピです。
服部栄養専門学校卒業で、作家とフランス料理の出張料理人を兼業している樋口直哉さんは、レシピも画期的。
参考にしたレシピは分量が「じゃがいも3個」と多かったので、じゃがいも1個で多少アレンジしました。
例えば「ポテトサラダ」にしても、以前からあるレシピだと、
「じゃがいもを皮付きのまま茹でて、茹で上がったら熱いうちに皮をむく」
というのが定番でした。
皮付きのまま茹でたほうが、なぜいいのか?私も疑問でしたが、樋口さんに言わせると「一口大に切ってから茹でたほうが火の通りが均一になる。まるごと茹でると中心に火が通るまでに外側が茹ですぎになって、潰したときに粘りが出る」のだそう。
茹でる時に塩と砂糖を入れるのは「じゃがいもが冷めても保水されてしっとりするから」です。
さらに樋口さんのレシピでは「じゃがいもはつぶさず、そのまま混ぜるだけ」という簡単さ。もちろんつぶすバージョンもありです。
電気圧力鍋で一口大のじゃがいもを茹でれば、特に意識しなくても野菜と混ぜている段階でいい感じにつぶれた部分と、原型をとどめた部分が残ります。
ちなみに、メイクイーンなどの品種だと煮崩れしにくい反面、つぶれにくくもなるので、じゃがいもの品種は男爵がおすすめです。
また、樋口さんのレシピでのポイントは「熱いうちにマヨネーズを混ぜない」ということ。
じゃがいもが熱いうちにマヨネーズを入れてしまうと、油が分離してしまって油っぽいポテサラになります。
「40度程度まで冷めてから混ぜる」のが理想です。
樋口直哉さんのくわしいレシピはこちら(こちらのレシピはじゃがいもをつぶすバージョン)
ポテトサラダのレシピ、プロのコツ。混ぜるときの温度にご注意!
ほったらかし電気圧力鍋
使用した電気圧力鍋はこちら。
ほったらかし 電気圧力鍋 (1.2L) 日テレポシュレ 日テレバカ売れ(日本テレビ 通販)
もちろん他社の電気圧力鍋や、普通のコンロで使う圧力鍋でも1分くらいの加圧で大丈夫だと思います。
なお、圧力鍋がない場合は「炊飯器でじゃがいもを茹でる」という方法もあり、こちらもほったらかしでいいので、お鍋でじゃがいもを茹でるより楽だと思います。
気になる方は「炊飯器 じゃがいもを茹でる」で検索してみて。レシピは沢山あって、ご飯を炊く時に、同時にじゃがいもを茹でてしまうという方法まであります。
さらにこちらも参考に
【時短料理】もうレシピはいらないお料理四分割法