あさイチ|電気代ゼロ円で生活の女性の自転車発電機

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 2023年1月16日のNHKで放送された「あさイチ」で紹介の「電気代0円生活をする女性」に関する情報です。

 「厳しい寒さを乗り切る!ケチケチぽかぽか術」中で紹介された「電気代0円」で生活している女性の情報です。

◆「あさイチ」防災対策で紹介のポータブル電源・水電池・ソーラーパネル はこちら

目次

「あさイチ」電気代0円生活の人

 特集コーナーの最初に、
「なんと、電気代0円でこの冬を乗り越えようとしている人がいるんです」
 と紹介された女性はフジイチカコさんでした。

 Amazonの電子書籍読み放題キンドルアンリミテッドにフジイさんの「電気代0円生活」を紹介する漫画がありました。早速読みました(漫画なのでサクッと読めます)。

 キンドルアンリミテッドに加入していなくても、654円で読めます(電子書籍の価格)。


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「あさイチ」電気代0円でこの冬を乗り越える

 「あさイチ」では「電気代0円でこの冬を乗り越えようとしている」と紹介されていたフジイさんですが、本を読んでみたら、電力会社との契約を解除した(電気メーターの配線を外す手続きをした)のは2012年の9月です。

 なので、フジイさんはすでに、10年以上前から「電気代0円生活」をされており、「この冬」だけでなく、夏の猛暑も含めて、何度となく「乗り越えて」きています(他のテレビ番組でも何度も紹介されているようです)。

「あさイチ」電気代0円の発電機

 「あさイチ」でも紹介されていた、自転車型の自家発電は、フジイさんの本によると「自転車のダイナモランプから人力発電を思いついた」という知人から譲り受けた「試作品」です。

 こちらの動画でも紹介されていますが「試作品でいらないのを、物々交換でいただきました」とのこと。

 なので、同じものは手に入りませんが、同じ仕組みの「ペダル式 ポータブル発電機」は通販で買えます。


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「あさイチ」電気代0円の仕組み

 実はフジイさん、「電気代0円」と紹介されてはいますが、自転車の発電機の他に、ベランダにソーラーパネルを設置して、ソーラー発電をされています。

 発電できるソーラーパネルは安くても20万円くらいするらしいのですが、最初は中古品を安く譲ってもらったようです。

 ソーラーパネルで昼間に発電した電気を、バッテリーに貯めて、夜間の照明に使ったり、洗濯機などの家電を動かすとのこと。

 フジイさんは染色のお仕事をされているので、どうしても洗濯機の脱水機能だけは、電気で動かす必要があるそうです。

 やがてフジイさんは、ソーラーパネルの枚数を増やし、さらに発電量も増えたのですが、バッテリーから電気製品に接続するための知識が足りないことを痛感して、第二種電気工事士の資格も取得されました。

 ある程度の電気の知識がないと、バッテリーを扱う時にショートしたり、場合によっては爆発することもあって、危険とのこと。実際フジイさんも、ソーラー発電のワークショップに参加していて、バッテリーのケーブルをつなぎ間違えて派手に火花を出してしまい、
「ちゃんと電気の勉強をしなきゃ」
 と思ったことから、資格を取得されました。

 私も節約とか、ケチケチ生活とかに目がない人間なので、「あさイチ」を観て、
「今すぐ、私もやりたい!」
 と思ったのですが、本を読んだらやはり、かなりハードルが高そうで、フジイチカコさんが只者ではないことを知りました。

 太陽光発電をされている方は、ほとんどが一戸建て住まいなので、
「うちには無理だ」
 と思っていたけど、フジイさんが団地住まいで、ベランダでもソーラーパネルで発電できる様子だったので、簡単に、
「これなら、私にもできそうだ!」
 と思ったものの、本を読んだらハードルがかなり高いとわかりました。

 本によると、フジイさんにはもともとソーラーパネルに詳しい「エコ住宅の建築家」の知り合いがいて、その方の助言もあったそうです。

電気代0円の太陽光発電

 それでも「電気代0円」をやってみたいという方は、まず、ソーラーパネルとバッテリーが必要になると思います。

 フジイさんの本には、ソーラーパネルは「エコ住宅の建築家」の方に紹介してもらった設備士の方から「12万円で譲ってもらった」そうです。12万円はかなり安いと思われますが、それだけでは「太陽光発電」にはなりません。

 ソーラーパネルの他に、太陽光発電した電気を貯めておくバッテリーも必要になります。

 一般的なものはこちら。お値段を見て、ギョッとした私。

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 節約になりそうだと思って「電気代0円」生活をやってみたいと思ったけど、設備投資にかかる金額を考えたら、あまり節約にはならないような・・・

 若い人なら、この先の人生長いから、今から設備投資にお金を掛けて「電気代0円」にしても、長い目で見て費用を回収できるというか、プラスマイナスゼロくらいにはなりそう。

 でも、この先の人生あまり残っていない私のようなアラフィフ、アラ還(あらかん)の人は、よほどの覚悟や思想がないと、「電気代0円」生活を始めることすら難しいでしょう。

電気代0円生活の人は独身?

 似たようなライフスタイルの人で、元朝日新聞の記者だった女性・稲垣えみ子さんがいます。


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 稲垣さんも冷蔵庫やエアコンを使わない生活をされていますが、電気代0円というわけでないようです。

 「ほぼ電気を使わず暮らす」稲垣えみ子さんの電気代は「ずっと月200円を切っていた」が2022年4月の記事で「2カ月連続200円超え! と衝撃を受けた」と紹介されています。
▼記事はこちら
稲垣えみ子「電気代が上がっても動じない。電気を使わないことで、生活の質が好転したから」

 稲垣えみ子さんの本は数冊読んだけど、やはり「独身だからできるのでは・・・」と思ってしまって、なかなか共感できない私です。

 やはり家族がいたら、節電とか粗食とか、なかなか難しいです。

 「電気代0円」のフジイさんも、もしかして独身なのかな・・・と思ったら、本には、
「家族はダンナ(単身赴任)、息子(寮住まい)」
 とありました。

 つまり、独身ではないけどほぼ一人暮らし。

 ・・・うーん、やっぱり、同居家族がいるとどうしても、
「夜はランタン1個で生活しよう。テレビはつけないよ、ラジオだけね」
 なんて節電生活は難しそう。

 協力的な夫ならいいけど、うちは真逆の電気ガス水道使い放題オットだしなあ・・・。

 

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