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思春期で反抗期の子をもつ親におすすめの本

 「ひどいな、イジメかよ」と思う。
 実際に声に出して、相手にも伝えた。

 なんのことかと言うと、子どもの反抗期。もはや親へのイジメのようだと思い、
「なんでそんな・・・・イジメじゃん、こんな・・・親に対するイジメだよ」
 と、子に向かって言う私。

 しかし、そんな言葉で、子どもの態度が変わるはずもなく。

 そこで私は、「本を読むこと」に活路を見出した。人生、いつだってそうだ。本を読むに限る。これまでも何度も「本」に助けられてきた。

 反抗期に関する「親向け」の本を読んだ。手当たり次第、読んだ。
 Amazonの電子書籍読み放題のサブスクKindle Unlimitedに入っているので、検索すると何冊も本が見つかる。

 私が手当たり次第読んだ中から、「効果あった」「おすすめできる」という本をご紹介したい。

目次

「言うことをきかなくなってきた子」の育て方

 これは直近で読んだ本。
 最初は、
「本当におすすめ」
 と思った。

 しかし、この本にあったことを実行すればするほど、親の私のストレスは貯まる一方。
 人によっては「役に立つ本」だけど、人によっては「実行は困難」。
 ケースバイケース。

「親には本当に、感謝しかない」
 という大人なら、書いてあることもすんなり理解できるし実行もできる。
「この本に書いてあることなんて、親にしてもらってない」
 と感じる人には、実行しづらいかも。 

 著者いわく子どもが反抗するのは、心の中にある貯金=「ココロ貯金」が目減りするから。
 まずは「ガミガミ、クドクド、ネチネチ」言うお説教をやめる。
 声かけや、子どもへの接し方を変えて、ココロ貯金を満たすことで、反抗期の子どもの態度も変わる・・・と書いてあるけど、難しい。

↓くわしくはこちら
読書日記|「言うことをきかなくなってきた子」の育て方を読んで

 同じ著者の本で、続編とも言えるのが「「ママのココロ貯金」のすすめ 」。
 そもそもママの心に貯金がないと、子どもの「ココロ貯金」を満たすことはできないという意見を受けた著者が、「ママのココロ貯金をためるにはどうしたらいい?」のとう観点から書いた本。


 「そうそう!それが知りたかったんだよ」と早速読み始めた(これもKindle Unlimitedで読める)ものの・・・・なぜか、途中で止まってしまう。

 「そういうことじゃない・・・」感がぬぐえない。
 「ママも自分を褒めよう」などのノウハウは一応あるが、話は段々「子どものココロ貯金をどうやって貯めるか」や「子どもの自己肯定感をどうやって高めるか」になっていく。
 やはり読んでいくうちに「私は親にしてもらってない」という負の感情が持ち上がる。

 もっと「ママのココロ貯金」に重点を置いてほしかった。

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない

 「ビリギャル」で一躍有名になった塾講師・坪田信貴さんの本。

 反抗期、思春期というより、もう少し幼い子どもに関する本ではあるが、読んで損はない。

 アメリカでの留学経験もある著者が、グローバル化する時代の世界標準の子育てと、日本に古くからある道徳観の「ズレ」を指摘している。

 良かれと思って多くのまちがった「声かけ」をしてしまった事に気付かされる。

↓くわしくはこちら
坪田信貴『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』を読んで

子どもも自分もラクになる「どならない練習」

 子どもに対して「どなる」ことが日常化している親に向けた本。

 思春期の子どもではなく、もう少し小さい子どもの親が対象になっているが(3歳くらいから小学校低学年のお子さんに向けての声掛けを学ぶ本)、子どもが思春期でも「まだ怒鳴っている」という親は読んだほうがいい。

「だって、どならないと何もやらないんだもの」
 と私も思っていた。

 そうではない。どならなくてもいい方法がある。
 言い方を変える。ことばの選び方を変える。
 長いお説教、「〇〇できなかったら、〇〇禁止ね」などの「罰」をやめる。

 どなり続けても子どもはかわらない。それどころか、どなればどなるほど、悪い方向に事態は進展していく。
 親が変わらなくてはダメなんだという本。

↓くわしくはこちら
読書日記|子どもも自分もラクになる「どならない練習」の感想

10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

 まだ読み始めたところなので、なんとも言えないが、これはかなりおすすめかも。

 著者自身が精神科の医師であり、小児神経学部門で子どもの脳の発達について研究しており(それもハーバードの)、同時に離婚して二人の男の子を育てるシングルマザーでもある。

 著者は、わが子の反抗期に直面した時、これまで10代の脳がほとんど研究されていなかったとう事実を知ることとなる。しかも世の中には間違った「10代の脳」に関する誤解が蔓延していることにも気づく。

本書では、10代の脳が大いに優れていながら脆弱でもある理由を明かしていきたい
 という、まさに親にとっては重要な、反抗期の「知りたかったこと」がわかる本。

 ただし、ハーバードレベルの話なので、高卒のワタシにはなかなか難解で、理解するのに苦労する。

Kindle Unlimitedで反抗期の本を探す方法

 反抗期や子育てに関する本は基本的にAmazonの電子書籍のサブスク「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」で探している。
 上記の本も「「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない」以外は、Kindle Unlimitedで読めた。

 検索する時に「反抗期」と入力してもあまり見つからない。

 キーワードは「子育て」や「思春期」で探すのがポイント。
 「モンテッソーリ」や「ハーバード式」などのキーワードもあり。

 Amazonの「教育学の売れ筋ランキング」の中にもKindle Unlimitedで読める本がある。

↓ランキングはこちら
Amazon 教育学の売れ筋ランキング

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