テレビ感想文|男女7人夏物語

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 これはおよそ35年前に放送されたテレビドラマ「男女7人夏物語」を、35年ぶりにネット配信で見たわたくしの感想文です。

 「男女7人夏物語」(だんじょしちにんなつものがたり)は、1986年7月25日から9月26日まで毎週金曜日21時にTBS系で放送された日本のドラマです。

 主演は明石家さんま、大竹しのぶ。脚本は鎌田敏夫。石井明美の歌う主題歌の「CHA-CHA-CHA(チャチャチャ)」も大ヒットしました。




「男女7人夏物語」を見たきっかけ

 わたくしはとにかく、芸人さんのラジオ番組が好きなんですね。

 普段は、爆笑問題さんや、ハイヒール、メッセンジャー、上沼恵美子さん、ピース又吉さんなどのラジオ番組をよく聴いているんですが、8月のはじめころでしたでしょうか、久しぶりに明石家さんまさんのラジオ番組「ヤンタン」を聴いていたんです。

 そしたら、さんまさんがぽつりと、
「今、Tverで男女7人夏物語やってんねん。久しぶりに見たら、やっぱりオレ、かっこええなあ(笑)」
 とお話しされていたんです。

 1986年当時にテレビで見て依頼、わたくしも長らく見ていなかった「男女7人夏物語」。

 Tverで見られるならと見だしたら、止まらなくなりました。 

「男女7人夏物語」の感想(ネタバレ)

 いきなり結論から言うと、
「ラストがよくわからない」
 ですね。

 35年前にリアルタイムで見た時も、そうでした。

 明石家さんまと大竹しのぶの出会ったドラマ。二人がのちに結婚するきっかけをつくったドラマと言われて久しい「男女7人夏物語」ですが、やはりラストの、
「マイケル・ジャクソンのツアーに同行するので、アメリカに半年行きたい」
 という桃子(大竹しのぶ)の行動がどうにも解せない。

 つまり、ハッピーエンドではなく、もやもやしたまま、話は終わっているんですね。

 今、改めて考えると、あれってパート2(男女7人秋物語)につなげるための「クリフハンガー」だったのか?と思います。
 当時、あの時点で次の「秋物語」が放送されることが決まっていたとしらた、あれが正しい終わり方だったのかもしれません。

 男女7人がひっついたり、離れたりした挙げ句に、ハッピーエンドということもなくて、空中分解みたいにして終わったドラマ・・・と思っていましたが、その後、何百というアメリカのドラマや韓国ドラマを見て、ようやく、あの終わり方が「つづく」という意味だったと・・・・そう気づきました。

 わたくし自身は放送当時、田舎のティーンエージャーでした。

 池上季実子さん演じる千明が暮らす、広いバルコニーのあるマンションや、明石家さんまさんが演じる良介が住む、ウォーターフロントの眺めのいいマンションなど、都会では普通にああいった場所に、若者が住めると思っていた。

 奇しくも、その翌年、わたくしはわけあって田舎から上京しました。

 住み着いたのは都内某所の風呂なしトイレ共同四畳半の古いアパート。

「まあ、頑張って働けば、数年で広いバルコニーのある部屋や、ウォーターフロントの眺めのいい部屋に越せるはず」
 と思って頑張りましたが、いっこうに生活は向上せず、引っ越せば引っ越すほど都心から遠ざかっていき、ついにちは東京都を出て、神奈川県に住むこと20年以上。

 35年経って、改めて、千明や良介が住んでいたような部屋に、自分は無縁だと痛感した。

 そして、リアルタイムで見ていたころは、桃子(大竹しのぶ)に感情移入していたけど、今、改めて見るとどう考えてもわたくしは良介に裏切られる千明(池上季実子)タイプの女だった。

 雨の中・・・これでもかという暴風の中で、良介が桃子に、
「好きやねや。オレは、お前が、好きやねや」
 と告白するあの名シーン。

「さんちゃん、かっこいい・・・」
 と、35年前も思ったけど、今もあの名場面だけは色あせない。やっぱり明石家さんまは当時も今もかっこいい。

 余談だけど、画面の色が、リアルな質感とか、色味、カラー、明暗、コントラストが、全体的にとても薄いというか、かすんでいるように見えるのはわたくしの目の老化現象でしょうか。

 今どきのドラマや、テレビ番組や、配信サイトの動画は、どれも色がどぎつくてハッキリしている。
 アナログとデジタルの違いや、機材、フィルム、その他諸々のこともあろうと思うが、80年代というのはなんと、薄ぼんやりとして、パステル画のように淡く、色がない時代だったろうか。

 このドラマの中では、賀来千香子が比較的原色に近い色の服を着ているが、それもまったく派手に見えない。
 赤や黄色の服を着ていても、皆、地味に見えるのはマスターフィルムみたいなものの経年劣化なの?

 それと、意外にも驚いたのは、何度も出てくる定食屋での桃子と良介の食事のシーンで、大竹しのぶの「箸の持ち方」が握り箸で不格好なこと。一方の良介役の明石家さんまは、きれいに箸を使っている。

 35年も経つと、意外なとこに目が行くんだね。

 それにしても、賀来千香子は今もほぼ変わっていない。

 ある意味35年前から年齢より老けて見えたのかもしれないが、皆、容姿が様変わりした(鶴太郎がいちばん激変したけどね)中で、35年間の時の経過を感じさせない賀来千香子はすごいな。

 何度か、メンバー数人が集まっての特番はあったけど、ドラマのその後はない。

 さんまさんと大竹さんだけでもいいから、35年後の「男女7人夏物語」をつくってほしい。

男女7人秋物語も初配信!

 ちなみに、Tverで配信されていた「男女7人夏物語」は全話ではない。

 すでに配信が終わっているので、確認できないが、確か1話2話5話6話とかいう、中抜けの配信だった。

 わたくしは最初、てっきり全話Tverで見られるのかと思って見始めた。

 2話以降は「動画配信サービスParavi」でないと見られないとわかって、加入しましたよ。

 だけど、お試し期間注に全話見終わったので追加料金なしで解約した。

 ところが、どうだろう!今、Tverを確認したら「男女7人夏物語」の続編「男女7人秋物語」が今度は配信されているじゃない!

 これがまた、中抜けなので、結局わたくしは、パラビの利用料を払って、続きを見ることになるだろう。

 本当に見たかったのは「男女7人秋物語」だもの。


男女7人夏物語 DVD-BOX

パラビで配信してほしいドラマ

 正直言うと、Netflixとアマゾンビデオを契約しているので、これ以上有料の動画配信サービスに加入するつもりはなかったの。

 10年間観続けてきた「ウォーキング・デッド」の最終シーズンももうすぐhuluで始まると思ったら、配信中だけはhuluにも入らないといけない。

 これ以上有料配信サイト、増やしたくないというのが本音。

 それでも、ずっと観たかった「男女7人秋物語」が見られるなら、パラビも再契約するしかない。

 実は、わたくしは先にも書いたように「男女7人夏物語」が放送された翌年、つまり「男女7人秋物語」が放送された1987年に田舎から上京しているんですね。
 まだ、ビデオデッキも買えなかった当時は、ドラマをリアタイするしかなかったのに、その年は上京したばかりの社会人1年生で、仕事にも不慣れ。今で言うIT企業に勤めていたわたくしは、残業続きでドラマなどまったく見る時間がなくて「男女7人秋物語」をほぼほぼ、見ていないのだ。

 だから余計に「男女7人夏物語」のあと、良介と桃子がどうなったのか、気になるのね。


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 ・・・という話はおいといて。

 せっかくパラビを有料契約するのならどうしても観たいドラマがある。

 80年代のドラマも金字塔(わたくしの中で?)「ふぞろいの林檎たち」シリーズだ。

 「ふぞろいの林檎たち」はリアルタイムでも見たし、その後90年代に、夕方にやっていたTBSのドラマ再放送でも繰り返し見た。90年代にはわたくしだってビデオデッキを買えたので、昼間に再放送されているもを録画して、夜、仕事から帰宅してゆっくり見られた。

 残念ながら「パラビ」には「ふぞろいの林檎たち」がないんですね。
 約1名、主要キャストの女優さんがゴタゴタしたから、配信できないのかしら?
 だとしたら残念で仕方がない。
 どうにかして、あの女優さんの出演パートだけ編集でカットして、再編成できないのか。無理か。主要キャストだもんね。あの頃のあの女優さんは、キレイで、聡明そうに見えたんだけどなあ。

 話が大幅にズレたけど、わたくしはパラビで「ふぞろいの林檎たち」が見たい。

懐かしの「用賀アメリカ村の話」 はこちら>>


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