Excelの超初心者に向けて説明する「Excelて何?Excelで何ができるのか?」に関する情報です。
第一弾として今回は、
「Excelの表計算て何?SUM関数とは?」
をお届けします。
エクセルて何?Excelで何ができるの?表計算て何?
Excel(エクセル)は「表計算ツール」です。
エクエルを開いてみましょう。
表になっています。

この表のひとつ、ひとつの四角を「セル」と呼びます。

セルのひとつ、ひとつに数字を入力する。
その数字を縦方向や横方向に集計して合計や、平均や、もっと複雑な計算をするのが「表計算」です。

上の図でいうと、セルに100、200、300という数字を入力する。
3つのセルの合計が「600」です。
これが「表計算」というソフトです。
一度設定してしまえば、100、200、300の部分が別の数字に変わっても、合計が自動的に表示されるようになります。
ただし、数字をセルに100、200、300と入れただけで「600」という答えが出るわけではありません。
「600」という合計が出るセルには「関数(かんすう)」といわれる計算式を入力する必要があります。
エクセル入門編「サム関数(SUM関数)」とは?
入門編として、基本的な話をします。
縦方向に1、2、3・・・
横方向にA、B、C・・・
これを組み合わせてセルをA1、A2、A3・・・と呼びます。
A1、A2、A3にそれぞれ100、200、300と入力した数字の合計をA4のセルで計算したい。
A4に入力する数式は、以下のようになります。

=A1+A2+A3
合計を表示したいセルに、この数式を入力する。
すると、100、200、300の数字は入れ替わっても、常にA4のセルに3つのセルの合計を出す事ができます。
しかし、これは関数ではありません。
これは、ただの数式です。
もちろんエクセルは数式をこのように入力することでも計算できます。
しかし「関数」を使うことで、表計算はもっと便利になります。
同じ3つのセルの合計を、関数を使って出すと以下のようになります。

=SUM(A1:A3)
これは多くの人がエクセルで最初に覚える「SUM関数(サムかんすう)」です。
SUM関数を使うことで、指定したセルの範囲の合計がいつでも出せます。
この場合( )の中にある
A1:A3
がセルの範囲を指定しています。
もしも範囲が
=SUM(A1:A2)
であったとすれば、答えは100+200で「300」になります。
範囲が
=SUM(A2:A3)
であったとすれば、答えは200+300で「500」になります。
関数にはそれぞれ「書き方のルール」があります。
この場合、
1.関数の始まりは「=」をつける
2.=の次には関数の名称「SUM」を半角英数で入力する
3.指定範囲の始まりと終わりの間には必ず半角の「:」を入力する
4.指定範囲は()をつける
などです。
万が一間違って
SUM(A1:A2) ← = が抜けている
=SUM(A1A2) ←:が抜けている
=SUM(A1:A2 ←最後の ) が抜けている
などと表記したのでは、正しく計算されません。
ただし、キーボードから=や:やA3といちいち文字入力する必要はありません。
エクセルにはセルからセルにポインターをドラッグするだけで、自動的に「A1:A3」と入力される機能が搭載されています。
また「SUM関数」を使いたい時は、「[Σ]ボタン(シグマボタン)」や

数式バーの横にある「Fxボタン」を使って、

より、簡単にSUM関数を入力することができます。
次回、さらに簡単にSUM関数を入力する方法を解説します。
つづく
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