TVアニメ『葬送のフリーレン』あらすじ第2話別に魔法じゃなくたって・・・

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 2023年9月29日に日本テレビ「金曜ロードショー」で放送の「葬送のフリーレン」のあらすじです。

 「金曜ロードショー」では「初回2時間スペシャル〜第1話 旅立ちの章〜」と題して、各章にサブタイトルをつけて放送されましたが、放送後の各配信サービスでは、この時の2時間の放送分を四分割して1話~4話としています。

 そこで今回は配信サービスの第2話分のあらすじをご紹介します。

 テレビアニメ『葬送のフリーレン』第1話のあらすじはこちら

目次

「葬送のフリーレン」第2話の主な登場人物

 第2話の主な登場人物は以下のとおり。

フリーレン・・・この物語の主人公。長命なエルフ族の生まれで、すでに1000年以上生き続けているため、人間とは時間の感覚が大きく異なる。歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使いとして「葬送のフリーレン」の異名を持つ。

ヒンメル・・・10年の歳月を掛けて魔王を討伐した勇者。種族は人間。すでに亡くなっている。

ハイター・・・フリーレンやヒンメルとともに、魔王を討伐した勇者パーティーの一員。種族は人間。僧侶であり、魔王討伐の旅を終え後年は聖都の司教となった。お酒が大好きな生臭坊主。戦災孤児のフェルンを育てている。

フェルン・・・僧侶ハイターに助けられた南側諸国の戦災孤児。魔法の修行中。

薬草家・・・かつて幼い時、魔物に襲われた村で、勇者ヒンメルに助けられた老女

「葬送のフリーレン」第2話「別の魔法じゃなくたって・・・」のあらすじ

 フリーレンは僧侶ハイターに依頼された「魔導書」の解読をするかたわら、フェルンに魔法を教える。月日は流れ、フェルンは常人なら10年かかる修行を4年で超えていた。

 僧侶のハイターは倒れ、死期が近づく。フェルンはハイターとの約束の「一番岩」を魔法で撃ち抜こうと修行に励む。かつて、両親を失って、高台から身を投げようしていたフェルンを救ってくれたのはハイターだった。「救ってよかったと、もう大丈夫だと、そう思って欲しい」とフェルンはフリーレンに言い、修行を続ける。そしてついに・・・

 フリーレンは魔導書の解読を完成させるが、ハイターが言ったような「死者の蘇生も、不死の魔法も書かれていなかった」と病床のハイターに伝える。ハイターは、魔導書の解読を頼んだのは、フェルンのことを「足手まといだから、旅には連れていけない」と断ったフリーレンを引き止め、魔法をフェルンに身につけさせるためだったと告白する。フェルンとハイターは最後の日々を過ごす。いつしか、撃ち抜かれている「一番岩」。フリーレンはその岩を見ながら、ハイターに「なぜフェルンを救ったのか」と尋ねた時に「勇者ヒンメルなら、そうしました」と言った言葉を思い出し、今度は自分がフェルンを救うのだと決める。

 ハイターの墓に酒をかけるフリーレンとフェルン。二人は聖都をあとにして、魔法収集の旅に出る。魔法を使って働き、報酬を得て旅をするが、フェルンはフリーレンの集める魔法が「変な魔法ばかり」だと言う。フリーレンは「趣味だからね」と気にしない。

 ある村で薬草家の頼みを聞くことになったフリーレンとフェルン。それは、村外れにある「勇者ヒンメル」の像の再生だった。

 荒れた像の周りを見て、幼い頃、村が魔物に襲われた時、ヒンメル様は必死に戦ってくれたのに、こんな仕打ちはあまりにかわいそうだと言う薬草家。村の人はもう、ヒンメルの像に関心がないのだった。しかしそれを聞いたフリーレンは、
「自業自得だね。目立ちたがり屋のヒンメルが悪い。村人が像を建てると言った時に、断っていればよかったんだ」
 とクールに言う。

 銅像のサビと、荒れた周辺は魔法ですぐに片付く。それを見た薬草家は、彩りが欲しいから花でも植えようかしらと言う。フリーレンは「花畑を出す魔法」を使おうとするが、勇者ヒンメルが「故郷の花」と言ってた「蒼月草(そうげつそう)」の花を植えたいと思う。ただ、蒼月草の花を見たことがないフリーレン。見たことがない花は、魔法で出せないのだった。
 薬草家は蒼月草を、
「絶滅したのよ。この大陸での目撃例は、もう何十年もないわ」
 と言う。

 フリーレンはフェルンを伴って、森の奥へ蒼月草を探しに行くが、半年経っても蒼月草は見つからない。フェルンは一人で薬草家を訪ね「フリーレン様の魔法に対する執着は異常です。このままでは、何十年も探し続けてしまう」と言い、時間が無駄になると嘆く。薬草家はフェルンに、蒼月草の近縁種のタネを渡す。フェルンはそのタネをフリーレンに渡して、これを変わりに植えるのはどうかと提案するが、
「もう少し探したら、切り上げる」
 と言って、蒼月草探しをやめようとしないフリーレン。その時、タネを食べる害獣・シードラットがタネ袋をくわえて逃げていく。

 シードラットを追いかけるフリーレンとフェルン。

 フリーレンは、「なぜ、魔法を集めているのか」と問うフェルンに、
「前はもっと無気力にだらだら生きていたが、自分の集めた魔法を褒めてくれたバカがいた」
 と答えながら、勇者ヒンメルのことを思い出す。

 シードラットのあとを追いかけた二人は、古城の最上階に、沢山の蒼月草が咲いているのを見つける。フリーレンは過去のヒンメルの「故郷の花、蒼月草をいつか、君に見せてあげたい」という言葉を思い出しながら、
「まさか、これほどとはね。遅くなったね、ヒンメル。これで蒼月草の魔法が作れる」
 と言う。

 勇者ヒンメルの像の周りに、蒼月草の花の植え込みを作るフリーレンとフェルン。薬草家は「この像も、忘れられずに済む」と感謝する。フリーレンは蒼月草の花かんむりを勇者ヒンメルの像の頭の上に飾り、村をあとにする。

「葬送のフリーレン」第2話の感想

 次々主要人物が亡くなっていくのは切ないですね。
 しかも、過去の冒険のキラキラした思い出の回想シーンが、ところどころに登場する。

 若くて、元気で、ナルシストな勇者ヒンメル。1話で晩年のヒンメルが、ハゲて、背も小さくなって、小太りになっているのを知らされた上で見ているわけで、若干「このイケメンがなぜ、あんな老人に?」という疑問もないではないけど・・・何かそれにも理由があるのかしら?

 フリーレンは「長命なエルフ族」てのはわかったけど、フェルンは何族なんだろうか?検索すればわかるんだろうけど、ネタバレしたらつまらないので、あえて調べないことにしようかな。おそらく、人間ではないだろう・・・・と思っていたけど、フリーレンが蒼月草を探すのに時間を費やすことに難色を示すあたり、やっぱり人間なんだろうか。

 前回も書いたけど、何年も生きる話としてはトム・クルーズの映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」みたいで、回想シーンはますます長命な生き物のの孤独と悲しさが、バンパイアに似ていた。

「葬送のフリーレン」の動画配信

 「葬送のフリーレン」の動画配信はAmazon Prime Videoで視聴できます。

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