2022年8月10日日本テレビ系で放送の「上田と女が吠える夜」の「美意識高すぎるヤツS P」で紹介された、大久保佳代子さんが夜な夜な削って食べてるという「金の玉みたいなもの」に関する情報です。
※Aスタジオで赤楚衛二さん紹介のゴオウの金色の玉はこちら>>>★
大久保さんが言っていたものは、有名な漢方薬です。
病中病後の体力保持や、「ここぞ!」という時におすすめの、滋養強壮などに優れた効果が期待できる生薬です。
「上田と女が吠える夜」大久保さんの金の玉
大久保さんがお話されていた、金の玉みたいなお薬は、漢方薬の「清心丸(せいしんがん)」、もしくは、韓国の「拱辰丹(コンジンタン)」のどちらかと思われます。
「清心丸(せいしんがん)」は、2018年に美容家のIKKO(イッコー)さんもテレビで紹介されました。
12/1に放送された『メレンゲの気持ち』皆様ご覧になりましたか?ゲストのIKKOさんが、アスゲンの長城清心丸を紹介されていました!!
新丁薬局でも正規品置いています!!早速お問い合わせもいただいております。お気軽にお声かけくださいね👩🔬✨ pic.twitter.com/4wK3x4IVX3— 新丁薬局 (@sintyou2314) December 3, 2018
2019年にEXILEもテレビで紹介。
昨日テレビで『牛黄清心丸』やってましたね!
古くはかの水戸黄門印籠の中に入れていたと言われ、最近ではEXILEの事務所メンバーやジェジュンさん、俳優さん、女優さんなど幅広く、結構過酷な仕事の方も多くご愛用して下さってますね。
強力な救心のようなもので、疲れた時、頑張りたい時にオススメ! pic.twitter.com/xZBOoippPG— CoCo美漢方 田中 友也です。 (@mococo321) August 23, 2019
2022年7月2日に関東地域のみで放送されたフジテレビの番組「全国爆誕!私のゲキオシ社長」でも、金の玉が紹介されました。
名古屋の化粧品やエステサロンを手掛ける会社「トゥール・モンド」の社長・服部由奈さんが、「毎日一粒服用している」と紹介した金の玉は、韓国の高級韓方(ハンバン)薬の「拱辰丹(コンジンタン)」でした。
大久保さんは、この番組内で金の玉をお試しされました。
「拱辰丹(コンジンタン)」の成分は、
・麝香(ジャコウ)
・鹿茸(ロクジョウ)
・朝鮮人参
・山茱萸(サンシュユ)
・当帰(トウキ)
などです。
漢方は中国古来の伝統医学ですが、韓方(ハンバン)は韓国で独自に発展した、伝統医学です。
漢方と韓方は「共通する部分もあるが、細かい部分は異なる」と言われているとおりで、韓国の「金の玉」と、中国由来の「金の玉」は微妙に違います。
最初は、大久保さんが言っている「金の玉」が漢方の「清心丸」だと思ったのですが、いろいろリサーチしていて、先月の番組で韓国のものが紹介されていたことがわかったので、大久保さんのお話された金の玉も韓国のものかもしれません。
ただ、韓国の「拱辰丹(コンジンタン)」は1個2万5000円と高額で、日本国内で入手するのも難しいものです。
「上田と女が吠える夜」金の玉はどこで買える?
漢方の金の玉「清心丸」は、日本国内でも専門店などで販売されており、1個1万円以下で買えます。
日本ではアスゲン製薬という製薬会社が「長城清心丸」の名称で販売していますが、日水製薬医薬品販売株式会社の「日水清心丸」や、明治薬品株式会社の「東方牛黄清心元」なども同じような効果が期待できます。
通販で買えるのはこちら。
長城清心丸×1丸【第2類医薬品】
「金の玉」の形にこだわりがなければ、清心丸の主成分である漢方薬「ゴオウ(牛黄)」の粉末と、オタネニンジンの根を粉末にした「ニンジン末」をカプセルにつめた、飲みやすいタイプもあります。
ただし、カプセルタイプも「1回2カプセルで、1日2回」の服用が推奨されており、6日分の「24カプセル」でお値段が12,000円となります(価格は2022年8月11日時点のもの)。
「長城清心丸」はアスゲン製薬のサイトで「取扱店」が検索できます。
サイトはこちら>>>アスゲン製薬 長城清心丸
「上田と女が吠える夜」金の玉の漢方薬
「清心丸」は、中国の北宋時代の書物「太平恵民和剤局方」に収載されている「牛黄清心丸」が原典です。
牛の胆のう中に生じた結石、要するに「牛の胆石」である「牛黄(ゴオウ)」が主成分です。
「牛黄」は1000頭中1頭にしか見つからない貴重な生薬で、需要の高まりから急激に高騰しており、年々入手が難しくなるため、清心丸の価格も値上がりしています。
飲み方は、一日で一玉を数回(朝夕1/2丸が理想)に分けて服用します。
適当な大きさにくだいて、水、または白湯で服用します。
「清心丸」の中でも一番人気の「長城清心丸」は、近年の地球環境保護活動の高まりに伴い一部の原材料が輸出入規制され、2019年に販売終了しましたが、2021年に新処方により新規承認を取得し、再発売されています。
かつては1丸3,500円くらいだったものが、現在は倍以上のお値段となっています。
ただし「1個1万円」とか、さらに高い価格設定のものは転売価格だと思います。正規の漢方薬取り扱い店なら、1個1万円以下で買えるはず。