【夏休み】まだ間に合う!Kindle0円本で読書感想文を終わらせよう

2025年8月1日

 「読書感想文、何を書けばいいか分からない…」「読書感想文のために本屋や図書館 に行くの、正直だるい…」そんな君に朗報!
 Kindleの0円本なら、お金をかけずに今すぐ読書感想文の宿題を終わらせられる。

 実は、Kindleなら無料で読める名作がたくさんある。お小遣いを減らさずに、賢く宿題を終わらせよう!

 読書感想文、どの本を選べばいいか迷ったら、文豪の名作を選べば間違いなし。
 夏目漱石の『こころ』や太宰治の『人間失格』など、誰もが知るあの名作が、実はKindleで0円で読める。

 その前に、Amazonの電子書籍用アプリKindleを使って、0円で名作を読む方法も紹介する。

 なお【AI例文】は生成AIによる短い読書感想文。書き出しの参考程度にすること。

 とにかく今すぐ!急いでいる人はこちらの「ページ数が少ない本」を!
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https://tvidealife.com/kindle-zero-books2/

「青空文庫」の作品を0円で読む方法

 「青空文庫」というのは、著作権の切れた作品や、著者が公開を許可した作品をインターネット上で無料で公開している電子図書館のこと。

 「青空文庫」のウェブサイトで直接読むこともできるが、サイトでは横書き表示になっている。

 今日日、ネット環境に慣れた中高生なら「横書きのほうが読みやすい」と言うかもしれない。
 だがしかし、できれば「縦書き」のものを読んだほうがいい(日本語は本来縦書きする言語なので)。
 教科書だって、国語や古典の教科書は縦書きだし、紙媒体の本も小説は縦書きで出版されている。

 いくら横書き日本語が蔓延する時代となっても、小説だけは縦書き表示で読みたいものである。

 そこで、スマホやタブレットパソコンなどにAmazonの電子書籍用アプリ【Amazon Kindle】をダウンロードすることをおすすめする。アプリだけなら無料でダウンロードできる。

Kindle
Kindle
開発元:AMZN Mobile LLC
無料
posted withアプリーチ


 ネット上にはAmazon Kindleで「青空文庫」の作品を読む方法が複雑なやり方で解説されている。
 専用の「変換するツール」などを使ってデータをダウンロードしてあれこれする方法が紹介されているが、一切そんな「裏ワザ」必要ない。

 Amazonのアカウントさえあれば、あとはAmazonの電子書籍サイトに登録されている青空文庫のKindle作品(電子書籍)を選んで、Kindleアプリにダウンロードするだけ。ファイルを変換するなどの複雑な作業は一切必要ない。

 1.Amazonのアカウントに会員登録する

 2.Amazon会員のIDとパスワードを、Amazon Kindleアプリに登録する

 3.Amazonから青空文庫の作品をダウンロードする

 この3つの作業だけで、青空文庫の作品が有料の電子書籍などと同じように縦書き表示で読めるようになる。

▼Amazonのアカウントがない方はこちら
Amazonでの注文には、Amazonの会員登録(アカウント作成)が必要です

Amazonで青空文庫の0円作品を探す方法

 わかりやすい例として夏目漱石の「坊っちゃん」の青空文庫作品を、Amazonで探してみよう。

 Amazonのサイト内にある検索機能で「夏目漱石 坊っちゃん 電子書籍」で探すと、中には99円などの有料のものもある。

 青空文庫の0円作品は↓こちら

坊っちゃん

 表紙の上1/3がベージュ色。
 下の2/3が小豆色で、一番下に小さく「青空文庫」と表示されている。

 Amazonに登録されている「青空文庫」の電子書籍タイプは、全て同じこの表紙。タイトルだけが違う。

 必ず価格も
 Kindle 価格: ¥0
 であることを確認してから「注文を確定する」ボタンをタップしよう。

 あとはKindleアプリで縦書き表示で読むことができる。
 アプリで文字のサイズ、行間、表示方法を変更することもできる。
 ただし「青空文庫」の電子書籍は作品本文のみ。通常の紙媒体の文庫本などに必ずある「あとがき」や「解説」などは無いことをお伝えしておく。


Amazonで読める全ての青空文庫はこちら
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青空文庫Kindle本

https://tvidealife.com/book-report-botchan/

Kindle0円本 夏目漱石「坊っちゃん」

 明治の文豪・夏目漱石の代表作。
 大正、昭和、平成時代に映画化、ドラマ化も何度もされている。

 夏目漱石本人を連想させる主人公が、四国の中学校に数学教師として赴任して繰り広げる騒動と顛末が語られる。

 今の時代でも笑えるエピソードが沢山ある。

 だいたい「暴力は良くないが、主人公の真っ直ぐな生き方は感動する」という読書感想文を書けばよい。

【AI例文】
夏目漱石の「坊っちゃん」は、現代社会にも通じる普遍的なテーマを描いた、爽快な物語です。親譲りの無鉄砲で、曲がったことが大嫌いな主人公「坊っちゃん」が、四国の中学校に数学教師として赴任し、そこで巻き起こる騒動が痛快に描かれています。

▼私の感想文はこちら
読書感想文|夏目漱石『坊っちゃん』斜め読み

Kindle0円本 夏目漱石「こころ」


 非常に思い「自殺」というテーマを扱った作品。

 「私」は都会人でごった返す夏の鎌倉の海水浴場で「先生」と出会う。
 夏の海水浴場という明るくキラキラした出会いの場面から徐々に、物語は人の「命」や、「裏切り」「後悔」という重苦しいテーマへと移っていく。

 「百年たった今も解決の道はない」と言われ、未だにこの作品の解釈や考察を巡って、様々な議論が重ねられている。

【AI例文】
夏目漱石の『こころ』は、人間の心の奥底に潜むエゴイズムと、それによって引き起こされる孤独を見事に描き出した、近代文学の金字塔です。「先生」と「私」という二人の登場人物を通して語られる物語は、読む者の心に深く突き刺さる普遍的なテーマを内包しています。

Kindle0円本 太宰治「人間失格」

 太宰治の代表作の一つ。

 私小説形式の文体で書かれているが、太宰が練りに練ってフィクションとして創造した作品。

 東北地方の金満家の末息子・大庭葉蔵が主人公。
 「私」に、小説の題材にしてはどうかとバアのマダムから渡された大庭葉蔵の手記が、物語の中心となる。

【AI例文】
「恥の多い生涯を送って来ました」。あまりにも有名なこの一文から始まる太宰治の『人間失格』は、読む者の心を強く揺さぶる作品です。主人公・大庭葉蔵の壮絶な人生を通して、人間の弱さや孤独、そして社会との隔たりが赤裸々に描かれています。

Kindle0円本 太宰治「斜陽」

 「人間失格」と並ぶ太宰文学の最高峰と言われる作品。

 敗戦後、華族制度廃止により没落貴族となった母。その娘・かず子。戦争によって心身を蝕まれた弟・直治の一家が没落する様子を描く。

 太宰治と不倫関係の末に子どもを生んだ実在の女性がモデルとなっている。

 没落していく上流階級の人々を指す「斜陽族」という流行語を生みだした作品でもある。

【AI例文】
太宰治の代表作『斜陽』は、第二次世界大戦後の日本を舞台に、没落していく貴族の姿を通して、時代の大きなうねりの中で人々がどのように生き、あるいは滅んでいくのかを鮮烈に描き出した物語です。この作品を読んで、私は胸を締め付けられるような切なさと同時に、一条の光のような力強さを感じました。

Kindle0円本 芥川竜之介「鼻」

 芥川竜之介の代表的な短編小説。

 長すぎる鼻を気にしている「禅智内供」がどうにかして鼻を短くしようと奮闘する話。

 『今昔物語集』の「池尾禅珍内供鼻語」および『宇治拾遺物語』の「鼻長き僧の事」を題材としている。 

 芥川龍之介の出世作であり、「人の幸福をねたみ、不幸を笑う」と言う人間の心理を捉えた作品といわれている。

【AI例文】
芥川龍之介の短編小説「鼻」は、人間の自意識と他人の評価を巡る複雑な心理を描いた作品です。主人公である高僧、禅智内供の鼻をめぐる心の揺れ動きは、現代を生きる私たちにも多くのことを問いかけます。

Kindle0円本 森鴎外「舞姫」

 森鴎外の処女小説であり、代表的な短編小説作品。
 ドイツ留学した青年と、ドイツの貧しい踊子との出会いと別れを描く。

 森鴎外がドイツへ留学した経験を元に書かれた作品。

 設定は異なるが、ドイツ留学から日本に帰国した森鴎外を追って、日本までやって来たドイツ人女性がモデルになっているという説や、いやモデルはその妹だという説。青年のモデルも森鴎外ではなく、別の人物という説もある。

【AI例文】
物語の主人公、豊太郎の決断は、多くの読者から批判されるかもしれません。愛する人を、しかもお腹に子を宿したエリスを捨てて帰国するという彼の行動は、あまりにも身勝手で無責任に映ります。私も最初は、彼の人間的な弱さに憤りを感じました。

Kindle0円本 伊藤左千夫「野菊の墓」

 明治期の歌人、小説家である伊藤左千夫の代表的作品。

 15歳の少年・斎藤政夫と2歳年上の従姉・戸村民子との淡い恋を描く。
 政夫は民子との引き離され、二人の結婚も親族から反対され、民子は無理やり別の男性の元へ嫁に行くが・・・・

 昭和の時代には何度も映画化、ドラマ化された。
 民子役は当時のトップアイドルだった山口百恵や松田聖子が演じた。

【AI例文】
伊藤左千夫の「野菊の墓」は、読む者の心を強く揺さぶる、美しくも悲しい純愛物語です。主人公の政夫と、二つ年上の従姉である民子の淡い恋心と、その恋が周囲の大人たちによって無残にも引き裂かれてしまう様が、切なく描かれています。

Kindle0円本 林芙美子「放浪記」


 昭和前期に活躍した小説家、林芙美子の自伝的小説。
 作者本人の日記がとになっているため、前編日記形式の文体で書かれる。

 職を転々とする「私」は、カフェの女給となる。
 大正から昭和初期の「カフェ」とは、今の喫茶店ではななく、クラブやキャバレーの要素があった。そして女給はウエイトレスではなくホステスさんに近い。

 現代では、作品の中の「私=作者自身」は「都市に一人で生活をする女性の先駆け」とも言われている。

 森光子主演で舞台「放浪記」として1961年から2009年まで48年にわたって上演された。
 通算2017回の公演を記録し、これは単独主演舞台の最多上演回数としてギネス記録に認定された。

【AI例文】
この物語は、第一次世界大戦後の東京を舞台に、職を転々としながら極貧の生活を送る一人の若い女性の姿を赤裸々に描き出します。関東大震災後の混沌とした東京で、飢えや絶望と隣り合わせの生活を送りながらも、彼女は決して希望を失いません。その姿は、どんな困難な状況にあっても生き抜こうとする、人間のたくましさそのものです。

Kindle0円本 樋口一葉「たけくらべ」

 明治文学を代表する小説家、歌人である樋口一葉の長篇小説。
 明治時代に生まれた日本文学の不朽の名作とも言われる。

 吉原遊郭の遊女を姉に持つ14歳の少女・美登利と、僧侶の息子・藤本信如の淡い恋を描く。

 1985年には解釈を巡って「「たけくらべ」論争」が起こる。

 一葉の作家生活は14か月余り。
 「たけくらべ」を発表した翌年には、24歳と6か月という若さで肺結核により死去している。

【AI例文】
明治の文豪、樋口一葉の代表作『たけくらべ』は、吉原という特殊な環境で生きる少年少女の、大人へと移りゆく多感な時期を鮮やかに描き出した作品です。古風な文体ながら、そこには現代にも通じる普遍的なテーマが流れています。 

Kindle0円本 柳田国男「遠野物語」

 柳田国男が明治43年(1910年)に発表した、岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集。

 鬼の話や幽霊の話、神様、座敷わらし、不思議な動物、今で言うところの超常現象など、ありとあらゆる「遠野周辺に伝わる話」を集めたもの。

 創作された小説でもなく、フィクションでもなく、昔から伝わる不思議な話を紹介するエッセイのようでもあり、記録文書のようでもある。

 正気をなくして、突然母親を鎌で襲った息子の話など、現代にも通じる「事件簿」的な要素もある。

 無くなったはずの曾祖母が姿を現し、着物の裾を引きずりながら歩いて来て「丸き炭取にさわりしに、丸き炭取なればくるくるとまわりたり」という一文は、三島由紀夫の「小説とは何か」の中でも、素晴らしい文章表現の例として紹介されている。

 伝承なので小説ではないのだが、稀代の小説家が唸るような名調子の情景描写が、そこかしこにちりばめられいる作品。

【AI例文】
柳田国男の『遠野物語』は、単なる昔話の集まりではない。岩手県遠野地方に伝わる不思議な話を通して、かつての日本の人々の暮らしや自然観、そして目に見えない存在への畏れや共感が、生々しく伝わってくる作品だ。本書は、遠野出身の佐々木喜善から聞き取った話を柳田が筆記・編纂したもので、日本の民俗学の礎を築いた作品として知られている。

Amazonの電子書籍のサブスク

 無料ではないが、月額980円で豊富なジャンルの本が読めるサブスクもある。

 電子書籍を何冊も読むことができる上に、マンガや雑誌も読み放題。

 全ての電子書籍が読めるわけではないが、青空文庫のように「著作権が切れた作品」だけだと非常に限られたものしか読めない。
 サブスクに登録すれば、青空文庫とは比べ物にならないくらい大量の電子書籍が読み放題となる。

▼くわしくはこちら
Amazonの電子書籍サブスクKindle Unlimited

Amazonの電子書籍をさらに読みやすくするアイテム

 Amazonの電子書籍アプリKindleは、スマートフォンやタブレット端末で利用できる。

 しかし、ダウンロードした電子書籍をスマホに保存すると容量が減ってしまうとか、スマホでは小さすぎて読みづらいこともある。

 電子書籍専用のデバイス「電子書籍リーダー」を使えば、大量の電子書籍が保存できて、目に優しいディスプレイで読書できる。

 スマホのように通知や電話、メールも来ないので、読書に集中できる。