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読書日記|崎田ミナ「自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ」

 Amazonの電子書籍読み放題のサブスクKindle Unlimitedで読んだ本の紹介。

 今回はヨガの本。

 こんな人におすすめ。

・なんとなく、体の調子が悪いけど、病院へ行くほどではない
・運動不足を実感しているが、激しい運動はしたくない
・心がモヤモヤして、重たい感じがする
・体を動かしたい、出掛けたい、でもやる気が出ない

目次

「自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ」のあらすじ

 ヨガの本ですが、タイトルのとおり「ずぼら」でもできる、超簡単なヨガです。
 著者はイラストレーターの崎田ミナさん。ヨガの解説はほぼ、崎田さんのイラストなので、マンガ本のように読める。

 しかも、崎田さんの体験談も交えて解説されているので、ただ「ヨガをやってみよう」という内容ではない。

 著者はメンタルの不調で、心療内科などに通院歴があり、メンタル系のお薬も服用されていたが、近所のヨガスタジオに通うようになって、どんどん症状が改善したそう。
 そのへんの体験談がまず先にマンガで解説されているので、ちょっと最近、メンタル的にモヤモヤしてるなあ・・・と思ってた私は、早速この本の中のヨガをやってみた。

 なるほど!

 と、ずぼらでテンションの低い私でもすぐに、やる気がわいてきた。
 Amazonの解説には、担当編集者の「本を作る上でもっとも重視したのは、内容を最低限のものに止めること」というとおりで、ヨガのポーズはごく基本的なものだけ。

 イラストもわかりやすく、楽しいエピソードも満載だから、気負わず、楽な気分でヨガにチャレンジできる。

「自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ」の読書感想文

 実は昔、ヨガの本を買った。20年くらい前。現在、日本ヨーガ瞑想協会 会長の綿本 彰さんの「シンプルヨーガ」という本。

 調べたら2003年発行の本で、すでに絶版。今は古本しかありません。
 CDが付いていて、綿本さんの音声を聞きながら、ヨガができる本です。

 ただ、いきなりCDを聞きながらヨガをすることはできない。なぜなら私はヨガの経験がないから。

 だからまず本に載っている解説と写真を見て、「〇〇のポーズ」というヨガのポーズを覚えないといけなかったのだが、あまりにポーズが本格的なものだったので、覚えきれない。覚えてないからCDを聞いてもできない・・・・で、挫折してしまった。

 これにはさらにさかのぼって、1990年代に流行ったモデルの「エクササイズビデオ」の話がある。

 1990年代初頭に、シンディー・クロフォードとか、クローディア・シファーとかのエクササイズのビデオ(まだビデオの時代・・・)が大流行した。日本でも確か、梅宮アンナさんとかが出していた。

 私も買って、おうちでせっせとやったものだが、まあ、多少腹が凹んだりはするかもしれないけど、身長とか、顔面とかはいくらエクササイズしても変わらないから、やってるうちにだんだん虚しくなって、やがて腹が立ってきて、続かなかった。

 あと、ビデオとかDVDとか映像の場合「こうやって・・・」というエクササイズの説明の時は便利だけど、「そではいっしょにやってみましょう。ワン、ツー、スリー・・・」と体を動かす時は、画面をずっと見ているわけにもいかない。ポーズによってはうつ伏せとか、床に両手をついてとか、そういう事もあるので、耳でしか聞いていない。
 それで結局、
「ビデオやDVDのエクササイズなんて、意味ない。ポーズを覚えたら耳でしか聞いてないから、CDでよくない?」
 と思って、CD付きヨガの本を買ったのだ。

 本格的なエクササイズやヨガの本は、いずれにしろすぐに飽きてしまうてことなのよ。

 じゃあそんな、家でやらなくてもジムとかヨガ教室に通ったらいいじゃん、と思うけど、もう、それは絶対に、無理、無理、無理。うちの近所にもジムとか、カーブスとか、チョコザップとか、沢山あるけど、行く気はないわけ(偉そう・・・)。

 でも、何もやらずに体を放置しているのも嫌。

 そんな私に、「ずぼらヨガ」は本当にドンピシャだった。
 そうなんだよ、この「ずぼら」加減、「ずぼら」でいいという優しさ、「ずぼら」のほうが続くかもよというユルさ、これが大事だと気づかせてくれた。

 そして実際、本の中のポーズをいくつかやってみたら、ここ数日調子がいい。
 もう50代も後半になってくると、夜寝ても眠りが浅くて寝た気がしない。朝、目覚める時もスッキリと目覚められた試しがない・・・という日々。歳だからしょうがないと諦めていたけど、ずぼらヨガでほんの少し良くなった気がする。

 崎田さんの本はほかにも、ストレッチとか、体メンテとか、やすらぎスイッチとか、シリーズでたくさん出ているようなので、一通りチャレンジしたいと思う。

▼くわしくはこちら
Amazon【崎田ミナ】の本

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