2021年8月18日フジテレビで放送の番組「ノンストップ」で紹介の「手作りせっけん」に関する情報です。
あぶちゃんこと虻川美穂子さんが、手作りせっけん講師の松崎ひさ子さんから、アミノ酸石鹸の作り方を教わりました。
手作りアミノ酸石けん
紹介された先生は、日本デザイン石けん協会代表理事の松崎ひさ子さんです。
松崎ひさ子さんのユーチューブでも、石けんづくりが紹介されています。
【スイーツ石鹸】フジテレビ ノンストップで紹介されました パフェソープ アイスキャンディーソープ 作り方 Parfait soap Popsi… https://t.co/8XygdgQ6Iz @YouTubeより
更新しましたー?
是非みてください!??
ダイエット中の方注意?? pic.twitter.com/wqrmXVvk39— 松崎ひさ子?石けん作ってます! (@hisakojdsa) August 15, 2021
「アミノ酸石けん」の材料は、松崎ひさ子さん運営のネットショップで買えます。
手作りせっけん用の着色ジェルやモールド(型)も買えます。
通販は>>>■ジャパンデザインソープアソシエイション(JDSA)
ブログは>>■Soapist Hisakoの手作り石けん
動画サイトは>>■ソーピスト ひさこSoapist Hisako
インスタは>>■Hisako Matsuzaki (@hisakojdsa)
アミノ酸石けんとは?
実は私も過去に、沢山手作りせっけんを作ってきました。
これまで手作りせっけんによく使われていたのは「MPソープ」と呼ばれるグリセリンソープでした。
MP=Melt(溶かす)& Pour(注ぐ)の意味
MPソープも湯煎やレンジで溶かして、モールドに流し込んで、固めることで簡単に手作りせっけんが作れます。
ただ、今回紹介された「アミノ酸石けん」との大きな違いは「MPソープは弱アルカリ性」ということ。
「アミノ酸石けん」は「弱酸性」でお肌にやさしい。
さらに「アミノ酸石けん」は、MPソープよりも透明度が高い。
これらの理由から、「アミノ酸石けん」が近年注目を集めているのだと思います。
ただし、デメリットもあります。
まず、まだあまり市場に出回っていないので、入手が難しい。
弱酸性でお肌にやさしい反面、洗浄力は弱い。なのでこのご時世(コロナ禍で)除菌などの効果は期待できない。
除菌できないというわけではないですが、ハンドソープなどに使う場合は、より除菌力の高い「アルカリ性」の石けんが望ましいです。
そしてなによりも、アミノ酸石けんはお値段が高い。
一般的な「MPソープ」は、1kgで2,000円くらいです。
グリセリンクリアソープ 1Kg (石鹸の素 クリア 1Kg)
対する「アミノ酸石けん」は、JDSAで販売されているものを見ると500gで3,680円。
1kgに換算すると7,360円ですから、1kg2,000円のMPソープのおよそ「3.6倍」の価格です。
このお値段を知ると、
「ちょっと、高すぎかな・・・」
という気がします。
初心者向け手作りせっけんの材料
「初めて手作りせっけんを作る」
「子どもの夏休みの自由研究として、手作りせっけんを作ってみたい」
という方は、いきなり高額な「アミノ酸石けん」を使うより、まずはお手頃価格の「MPソープ」をおすすめします。
モールドは、わざわざ買わなくても、身近なもので代用できます。
私のおすすめは「プッチンプリンの容器」。食べ終わったプリンの容器をよく洗って乾かして、手作りせっけんに使います。かわいいお花形の石けんができます。スーパーなどで買える「ごま豆腐」の容器を使うと、四角い石けんが作れます。
カラーのおすすめはこちら。
香り付けは市販のエッセンシャルオイルでできます。
合成の香料などでなく、天然成分の精油を使いましょう。
NAGOMI AROMA(ナゴミアロマ) NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル お試しセット
楽天市場にある「手作りせっけん」の専門サイトもおすすめです。
サイトは>>カフェ・ド・サボン
手作りコスメ原料・宝石石鹸原料の専門店もあります。
【メール便200円】宝石石鹸キット(クリアソープ+天然カラーソープ3色)/1個ヒルナンデスズムサタで紹介 宝石石けん ジェムソープ サボンジェム 簡単 ハンドメイド 手作り 石けん 自由研究 プレゼント インスタ映え 石鹸 グリセリンソープ 透明
手作りせっけんの本
手作りせっけんにはいくつか種類があります。
・本格的な「苛性ソーダ」を使った手作りせっけん。
・溶かして固めるだけの、MPソープ。
・石けん素地をこねて固める手ごね石けん。
私がこれまで作ってきたのはこの3種類です。
苛性ソーダを使用する手作りせっけんは、危険性もあるので、簡単とは言えませんが、本格的に作るならこの方法です。
もう20年以上前に出版された本ですが、前田京子さんの「お風呂の愉しみ」という本が、元祖「手作りせっけんの本」と言えるのではないでしょうか。私はこの本を読んで、手作りせっけんを何個も作ったものです。
ただ、何度も書きますが、苛性ソーダを使用する手作りせっけんは、簡単ではありません。
苛性ソーダは、素手で触れてしまうとヤケドのように皮膚が荒れてしまう「毒物劇物取締法の【劇物】」に当たります。
購入する時は身分証明書と印鑑が必要で、保管も湿気や水気などに気をつける必要があります。
余ったものも、勝手に処分できません。
これらの「苛性ソーダ」の取り扱いが面倒になって、私はすぐに手作りせっけんにあきてしまいました。
数年後「レンジで溶けるMPソープなら、簡単に手作りせっけんができる」と知って、それ以降はMPソープでいろいろな石けんを作りました。
特に「クレイ」を混ぜ込んだクレイ石けんは何個も作りました。
わたしのバイブルはこの本。すでに絶版です。
手づくり石けん&化粧品―ナチュラルが心地いい (NHKまる得マガジン) ムック
ニュージーランド在住の矢野あずささんという方が、手作りせっけんや手作りコスメを紹介したNHKの「まる得マガジン」の内容をまとめたものです。
矢野あずささんの、手作りせっけんの通販サイトは現在もあります。
サイトは>>■リンガリンガソープ
「リンガリンガソープ」のサイトに、手作りせっけんのレシピなどもあります。
材料も「グリセリンソープ」で検索すると見つかります。
くわしくは>>グリセリンソープアイデア集オリジナルソープ作り
自由研究 手作りセット
自由研究に「手作りせっけんをつくりたい」というかたには、手作りセットもあります。
自由研究用でなくても、手作りせっけんの初心者の方におすすめのセットです。