先生のおとりよせ|第5話はなぜ蓬莱なの?

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 2022年5月7日テレビ東京で放送の向井理×北村有起哉のドラマ「先生のおとりよせ」で紹介の「蓬莱(ほうらい)の点心」に関する情報です。

 小説家と漫画家の出会いからはじまる「おとりよせライフ」を描くマンガ「先生のおとりよせ」がドラマ化されました。

 今回は点心のセットが紹介されましたが、原作とはちょっと違っていたようで・・・・

「先生のおとりよせ」蓬莱本館の3人セット

 今回のおとりよせは「蓬莱本館3人セット」でした。

 アマゾンプライムビデオの先行配信で見たのですが、なんとなくの違和感がありました。

 これまでの4回はこだわりの「おとりよせ」だったのに、今回は何と言うか・・・ベタというか、あからさまというか、今までの「おとりよせ」とは明らかにテイストが違う気がして、原作をチェックしてみたら(試し読みの目次のみですが)、やはり原作でも「蓬莱本館3人セット」は出てこないようなんですね。

 これはいわゆる、テレビ的な「タイアップ」とか「スポンサー」がらみの案件なんでしょうか?

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「先生のおとりよせ」原作5話のお取り寄せ

 原作では第5話は戸田久の「盛岡温めん」を取り寄せたことになっています。購入しなくても、Amazonの「試し読み」でわかります。


先生のおとりよせ (クロフネコミックスデラックス) Kindle版

 何らかの理由で戸田久の「盛岡温めん」が放送上紹介できないのか?

 あるいはどうしても蓬莱本館の点心を紹介する必要があったのか?

 番組で紹介された蓬莱のセットは楽天で買えますが・・・


【蓬莱本館】3人セット

 なぜ「551蓬莱」じゃなくて「蓬莱本館」の方なんだろう。

 これまでかなりのこだわりの「おとりよせ」を紹介してきたコンセプトから考えたら、「551蓬莱」の方を選びそうな気もするけど。

 いずれにせよ、何らかの事情があって、5話は「蓬莱本館」を紹介せざるを得ない状況のようでした。

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551蓬莱と蓬莱本館は違う

 ちなみに、関西で人気の「ほうらい」と言えば「551蓬莱」です。

 元々は台湾出身の創業者が大阪で開いた「蓬莱(ほうらい)」という食堂が原点ですが、その後3つに分裂して「551蓬莱」「蓬莱本館」「蓬莱別館」にそれぞれ名称が分かれました。

 「豚まん」で有名になったのは「551蓬莱」。
 中華レストランの経営のほか、豚まんなどの冷蔵・冷凍食品の製造もやっているのが「蓬莱本館」。
 「蓬莱別館」はすでに廃業しています。

 「551蓬莱」には強いこだわりがあって、公式サイトでも「「冷凍」商品は当社では一切販売しておりません」と告知されているのに対し、「蓬莱本館」では冷凍食品も沢山製造されています。

 味の違いはともかくとして、このあたりの「こだわり」の違いが、「551蓬莱」と「蓬莱本館」の違いそのものではないでしょうか。

 「551蓬莱」は手作りや出来立てにこだわり、多少効率が悪くても冷凍技術などは使わない。

 「蓬莱本館」は効率やコストパフォーマンスにこだわって、あらゆる手段で製造する。

 楽天市場の「蓬莱本館」のレビューを見ると、「551だと思って買ったら、間違いだった」などのクレームもあります。創業者は同じですが、分かれたあとは製法もレシピも全くちがうので、かつて大阪や京都で551を食べた事がある人が間違って、
「551だ、なつかしい。お取り寄せできるんだ!」
 と思って「蓬莱本館」の点心を注文すると、「あれ?なんだか違うなあ」というものが届くことになります。

「私は551蓬莱より、蓬莱本館の方が好き」
 という方も、もちろんおられるでしょうから、わかった上でならいいのですが、551蓬莱と間違えて注文するのはちょっと、気をつけたいですね。

551蓬莱の点心もある

 「551蓬莱」の点心セットもお取り寄せできます。

 どうせ紹介するなら、ドラマの中でも「551蓬莱」の方を紹介したほうがこれまでのコンセプトに合っていると思うのですが、そこは「おとなの事情」でできなかったのでしょう。


●〈551蓬莱〉豚饅・セイロセット 【 送料込み 直送便 】

 ちなみに、Amazonにも「551蓬莱」の通販はありますが、転売品ですのでご注意ください。

 「551蓬莱 公認店」の近鉄百貨店オンラインストアか、「551蓬莱」の直販サイトなら定価ですが、Amazonや楽天の一部の転売品は価格が上乗せされているだけなく、賞味期限も短いものです。

直営店はこちら>>>【551蓬莱】大阪名物 豚まん(肉まん)オンラインショップ

551蓬莱勘違いで注文殺到

 少し前まで私は「551蓬莱は関西以外では買えない」と思いこんでいました。

 過去に「関東で買えるのは、デパートなどの催事に出店した時だけ」という情報を目にしたこともあり、てっきり通販は無いと思いこんでいたのですが、通販サイトは2009年に開設。電話による通信販売は1994年から続けてきたそうです。

 2020年4月にはわたくし同様に「551に通販はない」と思いこんでいた人が、通販サイトを見つけて勝手に、コロナ禍によりついに通販が始まったのだと『勘違い』して、SNSに「551の蓬莱が通販してる」「これは激アツ!ついに通販スタート」などと投稿したため、注文が殺到して受注を制限する事態になったそうです。

 もしかしたら、今回も、最初は「551蓬莱」を紹介しようとしたけれど、テレビの影響で注文が殺到することを懸念して、551蓬莱側からOKが出なかったという可能性もあるかもしれないですね。

 2020年4月の注文殺到の時も「一つ一つ手包みで豚まんを製造している関係上、理解とご容赦頂きますようお願い申し上げます」と断りを述べており、551蓬莱の豚まんの製造の限界は「1日約2万個」だそう。

 だから今回は「蓬莱本館」の点心になったのではないでしょうか・・・

実は「551蓬莱」東京進出?

 今からおよそ半年前の2021年11月25日。「551蓬莱」の創業者の孫である羅 直也氏が創業者の味を再現した豚饅専門店を東京・恵比寿にオープンしています。

 それが「羅家 東京豚饅」。

 551蓬莱の広報担当者は「出店については何も知らされておらず、ネットニュースで知りました。」と言っているようなので、なにかこのあたりにも軋轢があるようです。

 通販はなく、今のところ恵比寿の実店だけのようなので、並んで買うしかないようです。

 ここまでの情報を総合して、やはりなぜ今回、原作にはない「蓬莱本館の点心セット」を紹介したのか、解せない。

 「逃げ恥」の続編スペシャルをTver観ていたら、星野源さん演じる平匡さんがやたらと調理家電を使う場面がが出てきて、この調理家電のメーカー、ドラマのスポンサーなんだろうなあと思いました。

 通常ドラマでビールとか缶コーヒーを飲む場面は、ラベルが見えなかったり、架空のラベルになっていたりするものですが、昔某ドラマで明らかにキ○ンビールとわかる瓶ビールをこれでもかと大写しして飲んでいる場面があって、あれもスポンサー案件なんでしょうね。

 まあ、今回もそういったことなのかなあ、と思いますが、なにかドラマ版だけにある(原作にはない)オリジナルな展開への伏線だったのかもしれません(可能性は低い 笑)。

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