自作文房具、自作手帳関連の話題。
前回の「文具魔改造|手帳のPLOTTERペンホルダーを太くする」の時に使用した、ユザワヤの合成皮革(フェイクレザー)。
65センチ×40センチというハギレだったが、使用したのは「ペン1本分」のみ。
なので大量に残った。
「何かに使えないかな?」
と考えて、軽い気持ちで手作り手帳を自作してみた。
どうしてもリングノートみたに360度折り返せる手帳が欲しい
手書きの手帳が好き。
もちろん、スマホやPCでのスケジュール管理もやっている。
だけどシールを貼ったり、絵を描いたり(下手なりに・・・)そういうことを、アナログな手帳でやりたい。
あと、デジタルのカレンダーに登録した予定は、いくらリマインダー機能を設定していも忘れがち。
手書きで手帳に記入した予定は覚えている(繰り返し手帳を見るからね)。
そんなことからも、長年、アナログな手帳を愛用してきた。
しかしどうしても不満なのが、書きにくさ。
電車の中などで、手帳にちょっとメモしたいときなどに、
「これが360度折り返しできたら、もっと書きやすいのに」
と思っていた。
一般的なバインダー式のシステム手帳は、無理に折り返すとリングがパカッと開いてしまう。
限りなくシンプルな構造のPLOTTERの場合、がんばれば折り返せないこともないが、リング経がそもそも小さいので、やはりパカッと開いてしまう。
「理想はリングノートみたいに折り返して使える、バイブルサイズの手帳なんだけど、売ってないの?」
と思って検索してみた。
クラウドファンディングで販売中の、360度折り返してリングノートみたい使える革の手帳はあったけど、なんか、思っているのと違う。
個人でバインダーリングをハサミでカットして、リフターを表紙にして、自作している「システム手帳は、リフターとルーズリングがあれば」というnoteの記事もあった。
これこれ、これだよ。
でもハサミでカットしたバインダーリングはどうかな。
見た目的にも、魔改造感が丸出しだけど・・・
もっといい材料ないのと思って探した。
Amazonの3連バインダーリングと猫のインデックス
見つけたのがAmazonのスチール素材のバインダーリングとインデックス。
バインダーリングは3連だから、そのままバイブルサイズの手帳のリフィルに使える。
しかも10個入りで659円と安い。
見た目もシルバーやゴールドでおしゃれ。

YFFSFDC ルーズリーフバインダーリング 製本用とじ具 穴径20mm 単語帳 資料保存 整理 カレンダー 手帳 アルバム【ローズゴールド 10個セット】
表紙と背表紙にする「何か、固いもの」も探した。
バイブルサイズのリフターか、インデックスか、手帳用下敷きの中で、私が一番気に入ったのが猫柄のインデックス。

TSUKURIRO B6 バイブルサイズ プラスチック インデックス 6穴 システム手帳用 アクセサリー 4種セット しおり定規 クリア 名刺 ポケット 横 5山 (ネコ)
「かわいい~」て思って即買いだったけど、届いて使ってみたら、やはりインデックス。
表紙には頼りない。

ただ理想の「360度折り返してリングノートみたいに使える手帳」になったことは大満足。

もーー、ホントに便利。
ずっと熱望してた。
書く時、360度折り返せる手帳。
折り返しても、バインダーリングならリングがパカッと開いてしまうこともない。
折り返せるからコンパクトになり、ぐにゃぐにゃもしない。
立ったまま記入する時や、電車、駅のホーム、路上などでもサラサラ手帳に書き込めて、これまでのストレスが激減した。
世のアナログ手帳は、今後、全てこうなったほうがいいと思う!
フェイクレザーと100円素材で手帳を自作する
そこで思いついたのが「沢山残っている合皮のハギレ」。
あれをなんとかして、手帳の表紙にしたい。
糸で縫うか?ボンドで貼り合わせるか?何か固いものに貼り付けつけるか?
最終的に、ダイソーに行って、その場で探すことに。
目標は「手帳の表紙にちょうどいい厚みの、厚紙」。
だけど、見つからなかった。
手帳の表紙にピッタリの厚紙はなかったので、プラスチックの「プラ板」を買おうかと思ったが、それだと厚すぎる。
穴あけパンチや「かどまる」で加工しようと思っていたので、厚みがありすぎは却下。
あれこれ物色した結果、リングファイルのプラスチックの表紙を切り取って、流用することにした。

手帳の表紙サイズにプラスチックをハサミでカットし、穴あけパンチで6穴をあけ、「かどまる」で四隅を丸く加工。

同じサイズにカットした「合皮のハギレ」をダイソーの「強粘着両面テープ」で貼り付けた。

自画自賛で申し訳ないですが、想像の上をいく仕上がりになった。
驚きの完成度。市販品にひけをとらない(言い過ぎ)。
素晴らしすぎて一瞬「ハンドメイドサイトで売り出そうかな」と思ったほど。
何が感動したといって、ユザワヤの「合皮のハギレ」が安いわ(¥327)、見た目がいいわ、使い勝手もいい。
布地と違ってほつれないから、切断面も処置がいらない。
切って貼るだけ。
ただ、今後使用にどれだけ耐えられるかの「耐久性」は未知数。
もしかしたら、あっという間にボロボロになる可能性もある。
とりあえずは問題なく使えるので、痛バックならぬソフトな「痛い手帳=痛手」に(笑)。
キーホルダーも以前、ダイソーの材料で作った自作のタカミー様。
猫のクリップはキャンドゥで先週買った。黒い合皮に映えるね。

合皮のハギレもありがたいけど、3連ルーズリーフバインダーもね。
こんな便利なものがあるなら、もっと早く使えばよかった。
正直、10個入といっても、中にはリングの連結部分がガクガクしているものや、留め金がすぐに外れるものもあって、全部が全部ちゃんとしたものではない。
そういうガクガクのやつは、保存するリフィル用にする予定。
リングも耐久性は未知数だから、すぐに壊れたりガクガクになるなら、別の方法を考えるしかないが・・・・
とりあえず今は、大満足。