2021年4月22日NHK系で放送の所ジョージさん司会の番組「所さん!大変ですよ」で紹介の「国産ウイスキーの買取」に関する情報です。
買取価格が7年間で9倍になったものもあるほど人気の日本国産ウイスキー。
「うちにもある」「どこで買い取ってもらえるの?」「よくわからないけど、これも売れるのかな?」という方に向けて、お得な情報をご紹介します。
ちなみに、番組に登場した中国のウイスキー富豪の方が「一番高かった」と言っていたのは、メルシャンがかつて製造していた「軽井沢」というウイスキー。「軽井沢」は2000年で製造を終了しているため、高値で取引されています。
SNSをチェックすると、番組を観て「中国でブームになっているから、国内で買えない」「テレビで転売できるとあおるから、入手困難になるんだ」といった意見が多々ありましたが、実際には、そういったことで国産ウイスキーが品薄になっているわけではありません(注:私は過去におよそ10年間、酒類販売業界での勤務経験があります)。
本来の国産ウイスキーの高騰、品薄の原因は、中国に限ったことでなく、世界的な「ジャパンウイスキー」の人気の高まりだと思います。
国産ウイスキーを買い取ってくれるお店
番組で紹介されていたウイスキーの買取店は、ブランド品の買取でおなじみの「ブランディア」の、大阪にある梅田店と思われます。
ブランディア梅田店は2020年9月26日に、酒類の買取とネット販売を行う「JOYLAB(ジョイラボ)」と業務提携して、「ブランディア お酒買取 梅田店」をオープンしました。
お酒を買い取ってくれるサービス「福ちゃん」
コロナ禍でお店に行くのは気が引ける。
外出は自粛しているが、売りたいウイスキーが自宅にある。
・・・という方には、メールやお電話での「無料査定」ができる、お酒の買取サービス「FUKU CHAN(福ちゃん)」をご紹介します。
ウイスキーだけでなく、ワインやシャンパン、中国酒など、その他のお酒も査定いたします。
買取方法は「出張買取・店頭買取・宅配買取」の3つから選べます。
▼くわしくはこちら
お酒買取 福ちゃん
出張買取・宅配買取の「買取リカーズ」
同じく、ウイスキーやブランデー、ワインを買いってくれる「買取リカーズ」もおすすめです。
「買取リカーズ」の強みは、日本国内だけでなく、海外にも販路をもっているから、国内・海外のどちらが高く売れるかを見極めて査定しています。
出張、宅配買取の送料・査定料は完全無料です。
ウイスキーだけでなく、ウォッカやラム酒などのスピリッツ系から、リキュール系、日本酒や焼酎も買い取りします(※日本酒と梅酒は製造から半年以内の物のみ買取可能です。※開封済み商品は買取できませんのでご了承下さい。)。
▼くわしくはこちら
【買取リカーズ】
着物買い取りのバイセル
着物や切手、ブランド品などを買いってくれる「バイセル」でも、お酒を買い取ります。
「バイセル」は日本全国無料で出張査定。
査定の金額にご納得いただけたら、その場で現金をお受け取りいただけるのが強みです。
中古のウイスキーが買える通販
「自宅に国産ウイスキーはないけど、今後のことを考えて、今、手に入るうちに国産ウイスキーを買っておきたい」
「お気に入り銘柄のウイスキー、最近のジャパンウイスキー人気の影響で、近所のお店では買えなくなった」
「国産ウイスキーは飲んだことないけど、そんなに世界的な評価が高いなら一度、飲んでみたい」
・・・という方には、オンラインストアで買える「中古の国産ウイスキー」があります。
最初にご紹介したブランディア梅田と提携している「JOYLAB(ジョイラボ)」では、買い取ったお酒を日本国内のオンラインストアでも販売しています。
例えば、販売が休止された現在、もはや「まぼろしのウイスキー」となった「サントリー響(ひびき)17年」はこちら。
サントリー 響 17年 700ml 箱なし ウイスキー 【中古】
ここ数年、サントリーやニッカウヰスキーなどの年代物のウイスキーは次々「販売終了」「販売休止」「終売」となっています。
いずれも“原酒不足”が原因です。
2001年に英国の専門誌『ウイスキーマガジン』のコンテストで、世界のウイスキーの中から1位に、日本の酒造メーカーニッカウヰスキーの『シングルカスク余市10年』が選ばれました。
さらに、2位にはサントリーの『響21年』が選ばれたことから、世界中から“ジャパニーズウイスキー”が注目を集めました。
そのうえ、2009年ごろから日本でハイボールブームが到来して、ウイスキー需要が急増。
手間が掛かるため大量生産には不向きと言われるモルトウイスキーの原酒は、たちまち消費されてしまい「原酒不足」に。
私も北海道余市のニッカウヰスキーの蒸溜所には2回ほど行ったことがありますが、貯蔵庫には沢山の原酒が熟成のために保存されていました。
ウイスキーは、
「ブーム来たから、生産増量しよう」
とか、
「売り切れたから急いで増産しないと」
などと、軽々しく大量生産できるものではないんです。
熟成期間は最低でも2、3年。ちゃんとしたものになると10年、20年という長期の熟成が必要なものだから、10年、20年先も、世界的な「ジャパンウイスキーブーム」が続いているかどうか、という見極めもしないといけないので、売れるからといっていたずらに大量生産はできないんですね。
「響21年」も中古で買えないことはないのですが、プレミアムがついてお値段がとんでもないことになっています。
【箱付】サントリー 響 21年 700ml ウイスキー 【中古】
ニッカの「シングルカスク余市10年」は、さらに高騰。
ニッカ シングルカスク 北海道余市モルト10年【#411128】【Yoichi】59%750ml
「うちにも、あったような・・・」という方は今すぐ、在庫をチェックされたほうがよろしいかと(私もしたけど、なかった・・・・)。
「どうしても飲んでみたい」という方は、プレミアム価格だとしても、今のうちに手に入れておかないと、本当の「まぼろし」になってしまうかも・・・
8500万円のウイスキー
番組の中で「330万円のウイスキーが、オークションで8500万円で落札され」たと紹介されたのは、サントリーが2020年に抽選方式で販売した「山崎 55年」でした。
本来転売は禁止されていたそうですが、オークションに出品され、高値で取引されました。
サントリー「山崎55年」8500万円で落札、日本ウイスキーの最高値記録 | WINE REPORT https://t.co/qkP4NoRYEx
— くさもん🍾 (@shkusamoto) August 26, 2020
紹介されていた素敵なバーは、伝説の編集者にしてバーマンのお店。
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