TBS日曜劇場『VIVANT』シーズン1は、単なる誤送金トラブルから始まり、国家を揺るがす巨大な陰謀と衝撃の事実が次々と明かされる怒涛の展開。
本記事では、あらすじと見どころをダイジェストで振り返る。
気になる回はぜひ詳細記事でチェックしてほしい。
※この記事はネタバレを含みます
『VIVANT』前半(第1部)の全体相関図・要点
前半の軸となったのは、「130億円誤送金事件の真犯人探し」と「主人公・乃木憂助の真の姿」である。頼りない商社マンだと思われていた乃木が、実は自衛隊の影の諜報部隊「別班」であったことが明かされ、物語は一気に加速した。

「VIVANT」シーズン1前半「誤送金・逃亡編 / 乃木の正体発覚」
第1話:130億円の誤送金と決死のバルカ脱出劇
丸菱商事の乃木憂助は、誤送金された130億円を取り戻すためバルカ共和国へ。騙され砂漠で遭難。さらに自爆テロに巻き込まれ、容疑者としてバルカ警察から追われる身に。公安の野崎や医師の薫とともに、命がけで日本大使館への強行突入を試みる。
第2話:絶体絶命!「死の砂漠」の横断と薫の失踪
日本大使館を脱出した乃木たちは、警察の追撃をかわすためモンゴル国境を目指す。残された道は「死の砂漠」を越えるルートのみ。その道中、体力を奪われた薫が暗闇の砂漠で行方不明に。仲間を見捨てられない乃木は、命の危険を顧みず一人砂漠へ引き返す決断をする。
第3話:帰国と丸菱商事・本社サーバー室潜入作戦
無事に砂漠を脱出し日本へ帰国した乃木。誤送金の濡れ衣を晴らすため、野崎ら公安部とタッグを組むことに。サイバー犯罪対策課の捜査官・東条(濱田岳)の手ほどきを受け、誤送金データを改ざんした真犯人を特定すべく、深夜の丸菱商事・本社サーバー室へ決死の潜入を果たす。
第4話:真犯人の判明と明かされる乃木の恐るべき「正体」
誤送金の真犯人は、乃木が最も信頼していた同期の山本(迫田孝也)だった。山本は謎のテロ組織「テント」のモニター(潜入工作員)であり、国外逃亡を図る。しかし、先回りした乃木によって拘束。ついに、乃木が自衛隊の影の諜報部隊「別班」であることが明かされる。
第5話:別班の暗躍とテントのトップ「ベキ」の衝撃的真実
山本を排除した乃木は、後輩の黒須(松坂桃李)とともにバルカへ渡り、テントの幹部アリを極限まで追い詰める。アリから引き出した情報により、テントの最高指導者「ノゴーン・ベキ」の写真を手にするが、そこに写っていたのは幼少期に死別したはずの実の父親・乃木卓(役所広司)であった。
「VIVANT」シーズン1後半「宿命・潜入編 / テントの真実」
後半は乃木の生い立ちが深く掘り下げられ、別班としてテント内部へ潜入し、父ベキとの直接対峙や組織の真の目的へと迫っていく展開。
第6話:Fの秘密と動き出す運命
乃木の中に潜むもう一人の人格「F」の誕生秘話と過酷な少年時代が明かされる。一方、公安の野崎は乃木の経歴を徹底調査し、彼が「別班」である確証を強めていく。そんな中、生死を彷徨う少女ジャミーンの手術費用を巡り、乃木、薫、野崎の運命が再び交錯する。
第7話:運命のヴォルカノと衝撃の裏切り
テントのトップである父ベキとの接触を図るため、司令・桜井の指揮のもと別班精鋭部隊が開戦。取引現場「ヴォルカノ」を包囲するが、突如として乃木が味方であるはずの別班員たちを銃撃する。黒須を拘束し、乃木はテロ組織テントへの衝撃的な「寝返り」を果たす。
第8話:父ベキとの再会とテントの実態
味方を裏切りテントへ潜入した乃木は、40年ぶりに実父ベキと対峙する。残虐な試練やポリグラフ検査を潜り抜け組織の内部に入り込んだ乃木が目にしたのは、テロ活動の裏で孤児院の運営や貧困支援を行う、テントの「予想外の真の実態」であった。
第9話:父の過去と明かされる巨大な目的
ベキの口から、元公安時代に国に見捨てられた壮絶な過去とテント結成の理由が語られる。莫大な資金で土地を買収していた目的は、希少資源「フローライト」による孤児たちの自立であった。しかし、銃撃されたはずの別班員の生存が発覚し、乃木の潜入工作が暴かれてしまう。
最終話:すべての伏線回収と父との決着
乃木の寝返りは、野崎率いる公安と裏で密かに仕組んだ高度な計算による作戦だった。フローライト事業を守り抜いた後、日本へ密入国して元公安の黒幕へ復讐を図る父ベキ。愛する父を止め、国を守るため、乃木は「別班」として実の父親と最後の銃撃対峙を迎える。
