毎年、10月くらいからこんなことを思います、
「通販のお取り寄せおせち料理・・・買いたいけど、高いな」
そして、クリスマスが終わる頃になってくると、
「結局、おせち料理、何も買ってないな」
12月も終わる頃には、
「間に合わせでスーパーで売ってるおせちでも買ってくるか・・・」
しかし、スーパーやデパートに言ってびっくり。
年末に販売されている、お正月のおせち向け食材はどれも高い。
例えば「かまぼこ」も、クリスマス前までは200円とか、300円とか。
それがクリスマスが終わったとたんに500円とか、1000円の「お正月用かまぼこ」だけになってしまう。
かまぼこだけでなく、黒豆とか、伊達巻とか、全部12月末になると、高額商品しか売っていない。
去年(2022年)までは、高いと知りつつ、私はそれらの食材を買っていました。
でもちょっと待って、通信販売のおせちはどれも冷凍食品。
だったら、かまぼこや黒豆、伊達巻だって、安い時に買って冷凍しておいてもいいんじゃないの?
・・・と思い、さらに考えているうちに、
「だったら、高額な通販おせちみたいな、自家製の冷凍おせちは作れないのか?」
と思いました。
冷凍おせち・通販おせちは自分で作れるのか?
「冷凍おせち」とは、いわゆる通販のおせち料理のこと。
例えば「楽天おせちセットランキング」などを見てもわかるのですが、一部の「冷蔵おせち」を除いて、ほぼ、お取り寄せのおせちは「冷凍」です。
冷凍で届くおせちの内容を見ていると、数の子とか、黒豆とか、伊達巻とか、前もって安いうちに完成品を買っておいて、冷凍できるのでは?という食材が沢山あります。
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「紅白なます」「たたきゴボウ」レベルのものなら、自分で作れそう。
それを冷凍しておいて、お正月に食べられないのか?
「家庭用冷凍の冷凍技術と、お取り寄せおせちの急速冷凍の技術は違う」
というご意見もあるでしょうが、手作りの作り置きレシピや冷凍レシピが流行るなら、自作の「作り置き冷凍おせち」もできるはず!
冷凍おせちレシピのリンク集
NHK「きょうの料理」冷凍おせち
早速ネット上で「冷凍おせち」のレシピを検索。
NHKの「きょうの料理」に18品の冷凍おせちレシピがありました。
「人気順」で表示すると、一番人気は「紅白なます」。
個人的に「紅白なます」はあまり好きじゃないけど、手作りなら好みの味にできますね。
冷凍しておける保存可能な期間は、レシピによて違いあるけどおよそ2~3週間。
だから、12月の始めころに作って保存しておいて、大晦日頃に解凍すればよい。
YouTubeの冷凍おせち
動画サイトで紹介されている「冷凍おせち」もあります。 甘くない伊達巻は参考になります。
2週間は保存可能。
人気ブロガーの冷凍おせち
「つくりおき」料理や時短料理が人気の料理ブロガー「まりえ」さん。
公式サイトは「つくりおき食堂」。
年末年始におすすめの「冷凍食材」と、それを使ったお正月料理のレシピがあります。
◆「つくりおき食堂」値上がり前に買っておきたい!年末年始におすすめの冷凍作り置きレシピと冷凍貯金レポート
ニチレイサイトの冷凍保存のコツ
私がいつも思うのは「12月末になると、突然かまぼこが高額になる」ということ。
同じ商品が高騰するのではなく、低価格のかまぼこが売り場から撤去されて、お正月仕様の高額商品だけになってしまう。
そこで、かまぼこも冷凍したい。
しかし、過去に何度か挑戦したところ、食感が悪くなって失敗しました。
「かまぼこは、どうすれば美味しく冷凍できるのか?」
と検索。
答えは、冷凍食品を製造しているニチレイのサイトにありました。
コツをつかめば「スカスカしない!水分が逃げない」冷凍かまぼこが自作できる。
くわしくはニチレイのサイトへ。
◆【かまぼこの冷凍】もうスカスカしない!美味しく保存するテクニック
スーパーで買ってきた「おせち食材」を冷凍してみた
これらのレシピやテクニックを参考に、まずは「練習」。
スーパーで購入した「黒豆」「かまぼこ」「伊達巻」を冷凍保存してみました。
あくまでも「練習」「実験」なのでお値引き品(笑)。
かまぼこと伊達巻は食べるサイズにカットして、ニチレイのサイトで紹介されていたようにラップします。
黒豆はそのまま、かまぼこ、伊達巻は上記のようにラップしてジップロックに入れて冷凍します。
冷蔵庫の「急速冷凍」モードを使って、冷凍しました。
25年ものの冷蔵庫を今年9月に新品に買い替えたので、最新モード駆使します。
およそ1週間冷凍保存しました。
冷蔵庫に移動して自然解凍したものがこちら(コロッケと左上のトマトは別物)。
黒豆、かまぼこ、伊達巻など食感を確認しましたが、普通に問題なく食べられました。
かまぼこは過去に、まるごと冷凍したら、解凍後食感がぶにょぶにょになったことがありましたが、薄切りして冷凍したら問題なしです!
このことから、私の結論。
基本のおせち食材はクリスマス前くらいまでに買って、冷凍保存して、おせちに利用できる
・・・となりました。
煮物なども以前、筑前煮を冷凍したことが何度もあるので、早めに作って冷凍しておいて、おせちに利用できると思います。
冷凍できない食材もあります。
筑前煮の場合は「こんにゃく」は冷凍すると固くなるので、入れずに作って、解凍後に足すか、最初からこんにゃく無しがおすすめです。
おせち料理の基本情報のリンク集
しかし、いい歳してそもそも、おせち料理の基本も良くわかっていないと実感。
レシピサイト「クラシル」で公開されているおせち料理の「簡単レシピ」を見ると、重箱の意味や、詰め方、「似た色のものは離して詰める」などのコツがわかります。
ここで紹介されているレシピの中にも、冷凍できそうなものがあるので、前もって作って冷凍しておけそうです。
◆「クラシル」【おせち料理】を手作りしてみよう!簡単レシピをご紹介
栗原はるみさんのサイトで公開されいるおせち料理のレシピの中にも、冷凍できそうなものがあります。
あと、わたしはアマゾンの電子書籍読み放題サービスKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)に加入しているので、読み放題対象のレシピ本も参考にします。
12月31日につめるだけのフリージングおせち 新装版 (FUNQムック)
新装版 12月31日でも間に合う簡単おせち ヒットムック料理シリーズ
がんばらないおせち: 日本一手間がいらないおせちレシピ集 (髙橋出版)
これらの電子書籍のレシピ本は、Kindle Unlimitedに加入して月額980円を支払うと、全て読み放題です。