第三京浜で、神奈川方面にドライブ。
若い頃の憧れだった。
実際、当時世田谷に住んでいた私は、第三京浜をドライブしたものだ。
その先にあるのは横浜や湘南の海。
夏になると、第三京浜をドライブして海に向かった若い頃を思い出す。
今では第三京浜のずっとずっと向こう側(東京から見て)に住んでいるから、そもそも第三京浜を東京側から海に向かって走ることなんてない。
「湘南に住んでるんですか?」
いやいや・・・・そういうことではない。
たしかに、こないだ近所をぶらぶらしていたら「湘南マンション」て名の集合住宅があって、あまりに広義なネーミングで笑ってしまった。
ここは湘南ではないのだ。
第三京浜はなぜユーミンの中央フリーウェイに勝てないのか
世田谷の次に私が住んだ街は、中央フリーウェイ(中央自動車道)の近くにあった。
当時お付き合いしていた男性に車で自宅まで送ってもらう事も何度かあった。
正にユーミンの「中央フリーウェイ」の世界観。
「右に見える競馬場 左はビール工場」
だけど・・・
中央自動車道の先にあるのは調布、府中、八王子・・・・そして山梨県。
第三京浜に比べたら山の方へ山の方へと向かっている。
八王子や山梨県の方には申し訳ないが、第三京浜に比べてキラキラしたイメージはあまりない。
奥多摩方面にキャンプやバーベキューに行くとか、秋川渓谷に釣りに行くとか、そういうファミリーユースなレジャーがメインで、独身男女のデートコースではないかな(もちろん奥多摩や秋川渓谷にデートもありだが)。
「夜空に続く、夜空に続く・・・・」
ユーミンの歌詞ではそうなっているから、魔法がかかっているのかな(ユーミンマジック)。
歌詞で八王子に続く・・・とか山梨に続く・・・歌ってたら、やっぱり雰囲気違った。
「夜空に続く」という歌詞を書くところが、ユーミンのヒットメーカーたる所以なんだろうね。
そして何より、私ごときが言うのもおこがましいが曲が秀逸。
私の印象でいえば、中央自動車道よりずっと、第三京浜のほうがロマンチックな歌詞が書けそうな気もするけど、そうでもなかった。
歌詞は皆それぞれだけど、曲がどうしてもユーミンに勝てない。
あの「80年代シティ・ポップス」の幕開けのような、これからくる時代を予感させるような先進的な曲調(中央フリーウェイは1976年のリリース)。
フリーウェイは「夜空に続く」けど、80年代のニューミュージック全盛時代にも続くし、バブル景気にも続くし、「明るい日本の未来」に向かって走っているような印象すらする。
やっぱりユーミンには勝てないねえ(80年代に青春時代を送った者の感想です)。
しかし個人的には「第三京浜」にもがんばってほしい。
なんとか「第三京浜」といえばこの曲という名曲を・・・・
そこですでにリリースされている、歌詞に「第三京浜」が出てくる曲のプレイリストを作った。
歌詞検索できるサイトで、第三京浜をキーワードに曲を集めてみた。
ほとんどの歌詞は東京から第三京浜を経て「海の方へ」なんだが、木梨憲武の曲だけは祖師谷から環状8号線を経て第三京浜に乗り、曲の最後に第三京浜から環8経由で祖師谷に戻っている(笑)。
歌詞に「第三京浜」が出てくる曲のプレイリスト
Amazonの音楽聴き放題サブスク「Amazon Music」で歌詞に「第三京浜」が出てくる曲のプレイリストを作った。

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Amazon Music「第三京浜の歌」
プレイリスト収録曲はこちら!
小泉今日子さんの曲はKoizumi Chansonnier収録の「プライヴェート」。
以上は「第三京浜」の歌のプレイリストの一部。
一曲のみでもAmazonからダウンロードできる(有料)。
