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農水省のフライパン1合炊飯やってみた

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 ネットニュースなどでも話題になっている、農水省が公開した「フライパンでごはんを炊く方法」を早速やってみた。

 お米1合をまず30分浸水させる必要があるが、その時間を除けばわずか12分でご飯が炊ける。

 さらに“おむすびの日”に合わせて農水省が投稿した「衝撃のおいしさ」のおむすび用ごはんの炊き方や、TBS「ひるおび」で紹介された「おこげ」ができる炊き方も。

目次

農水省のフライパン炊飯の基本レシピ

1.お米1合を洗ってフライパンに入れ220mlの水に30分浸す

2.強火で1分加熱後、弱火で5分(浸した水がなくなるまで)。最後に強火で1分

3.フタを開けず5分以上蒸らす

フライパン炊飯をやってみた

 今日はフライパンでご飯を炊いてみようと思っていたので、お米は早めに洗って、ザルで水切りして、「洗い米(あらいごめ)」にしておいた。
 こうしておくと浸水時間不要ですぐに炊飯できるので、実質12分で炊けるはず。

↓洗い米の詳細はこちら
https://tvidealife.com/jitan-suihan-gohan

 水220mlと「洗い米」をフライパンに入れる。

 「洗い米」なので浸水時間を待たず、すぐにフタをして強火で加熱します。

 強火1分→弱火5分でしたが、若干水分が残っているようだったので弱火が結局7分くらいになった。
 最後に強火1分→蒸らし5分。

 フタを開けてみると「え?」て言うくらいに、普通に炊けている。

 過去に、似たような「時短炊飯」で何度も失敗しているので、にわかには信じがたい・・・

 しゃもじで天地返しして、味見してみたら、普通に炊けてる!!

 ちょっと固めかなとも思ったけど、全然普通の「ごはん」だ。
 水分が残っていると思って弱火で長め7分炊いたのが余計だったかも。
 あれを5分で終えておけば、もっと柔らかくなった気がする。

 いや、これ、普通に炊けてますよ。
 今まで私が費やした高額の炊飯用土鍋だの、鋳物の炊飯鍋だの、なくても炊けるじゃん!

 次回は2合炊飯に挑戦してみたい。

 ちなみに使用したフライパンは、最近のわたしのお気に入り。去年Amazonで買った京セラの白いフライパン。ちょっとお高めだけど、金属ヘラも使えて、こびりつきもなく、めっちゃ便利です。

 

農水省フライパン炊飯を片手鍋でやってみた

 翌日「だったら、片手鍋でも同じように炊けるのか?」という疑問が・・・

 わたしは過去にも何度も、片手鍋、両手鍋、普通の土鍋、電子レンジ用調理器などなど様々な道具で1合炊飯を試してきた。
 どれもなんだか、芯がある、生っぽい炊きあがりで、上手くいった試しがない。

 それが「農水省のフライパン炊飯」は、普通に美味しく炊けた。

 だったら、ということで、まったく同じ火加減で「ステンレスの片手鍋」で炊飯してみた。

 
 見た目はフライパン同様に美味しそうに炊けた。

 ところが・・・

 
 食べてみたら、固い、芯がある、甘みもなく美味しくない。
 過去にも何度も経験した「失敗した炊飯」のごはんだ。

 つまり・・・フライパンなのか。

 不思議。とっても不思議。農水省のレシピを見た時「なぜ、フライパンで炊くのだろう?」と思ったけど、大きな意味があるようだ。
 まったく同じ方法でも、普通のお鍋だと上手くいかない。

↓過去記事「ご飯1合を炊く究極の時短炊飯とは?」はこちら
https://tvidealife.com/jitan-suihan-gohan/

農水省の“衝撃のおいしさ”おにぎりレシピ

 農林水産省が1月17日にX(Twitter)に投稿した「おむすびのレシピ」も話題。
 炊き上がったお米にごま油を少したらすと、風味がさらに増して“衝撃のおいしさ”になるそう。

 それがこちら。

 これだけだとちょっとわかりづらい。

 「昆布水」を前もって作る必要がある。
 「昆布を一晩水に入れておくだけ」です。
 くわしく知りたい方は「昆布水」で検索。

 フライパンに米と昆布水と昆布、梅干しを入れる。
 あとは上記の「フライパン1合炊飯」のやり方で炊くだけ。
 水の量などは同じ。

 炊きあがったお米から昆布を取り除き、少量のごま油を足して、梅干しとともに混ぜ合わせる(梅干しの種も取り除く)。
 それをおむすびにすると「衝撃のおいしさ」とのこと。

 早速作ってみたい。

TBS「ひるおび」おこげができるフライパン炊飯

 さらに追加情報。
 2025年4月8日のTBS「ひるおび」を観ていた。
 上記の農水省の「フライパン炊飯」を紹介していたが、これまでとちょっと違う。

 どうやら「農水省のフライパン炊飯」は、年々アップデートされているらしい。

 「ひるおび」で紹介されていた作り方は「おこげ」ができるものだった。
 手順は以下のとおり。

1.フライパンに水220ml、研いだ米1合を入れ30分浸す
2.沸騰するまで強火にかける
 ※温度を均一にするため沸騰するまでは木べらを使い混ぜる
3.沸騰し始めたら弱火にし、フタをして約10分待つ
4.最後に強火で1分加熱し、5分以上蒸らせば完成

 過去のレシピにはなかった「沸騰するまでは木べらを使い混ぜる」が追加。

 このほうほうだと「おこげ」ができて「もう香ばしい香り」になるという。
 おこげが苦手、嫌いという方は最初の方法で、おこげ大好きな方はこちらの方法で。

 そしてずっと謎だった「なぜフライパンだと上手に炊けるのに、普通の片手鍋だとダメなのか」の答えもあった。

 番組の中で農水省の「お米」担当の方が、
フライパンだと鍋底が広くなりお米が対流しやすくなるので、一粒一粒がふわっとしたお米が炊ける
 と解説。

 なるほど、お米の「対流」が大事なんだ。
 片手鍋だとどうしても、お米が縦に重なって重みがあるから、対流はおきづらいのかも。

↓詳細はTBSのサイトへ
フライパンで!?農水省“コメ担当”に聞くごはんの美味しい食べ方【ひるおび】

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