私はIQ134の43歳。起業6回小説も4冊書いたというネット広告

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 こんなネット広告、見たことありませんか?

 見た目60代くらいの老けた白髪の白人男性が出てきて、
「私は43歳です」
 と英語で言う(日本語字幕付き)。

 43歳?やけに老けてるな・・・と思って見ていると、
「IQは134あります。過去に起業を6回したが続かない買った。小説も4冊書いたけど投げ出した。人生がパットしない・・・。1月1日午前1時、これまで人生で避けてきた言葉『なぜ賢いのに何一つ成し遂げられないのか』を検索したんだ・・・・」

 話を聞いていると、だんだん「私も、私もだ」と共感してくる。
 若い頃は優秀だと言われたはずなのに、自分より能力が下だと思っていた人のほうが出世して幸せそう。自分はいい歳になっているのに、いつまでも上手くいかない。うんぬん、かんぬん・・・・

目次

「なぜ賢いのに何一つ成し遂げられないのか」と検索

 動画広告の男性と同じ言葉を、検索してみよう。
「なぜ賢いのに何一つ成し遂げられないのか」
 グーグルのAI回答が的確な答えを返してくれる。

 私はその中でも、
「知能指数(IQ)は高くても、自分をコントロールする力や、我慢する力(遅延報酬の受容)、人間関係を築く力(EQ)が不足していると、社会的な成功(成果)には結びつきにくいです。」
 に納得した。

 ネタ元となっているのはPRESIDENTの下記の記事だ。
「IQが高いのに勉強ができない子」はどこで間違ったのか…心理学者が「早期教育はやめて」と訴える理由・人生を左右するのは「知能指数」よりも「我慢できる力」

 ネタ元を読むと、震え上がるほどに「私のことだ。もっと早く知りたかった。できれば、幼少期に・・・」と思ってしまう。

 しかし、今、言いたいのはそういうことではない。
 動画広告の先にあった、怪しいサイトのことを掘り下げたい。


先延ばしグセで、2000円を損したばかりの私

 実は、今朝、私は2000円を損した。

 いつ買ったのかも覚えていないくらい古い「LINEのプリペイドカード」をチャージしようとした。

 何度やってもエラーになってチャージできない。ネットで調べたら「LINEのプリペイドカード」には有効期限があって、購入から1年が過ぎると無効になると知った。

 明らかに1000円のプリペイドカードは、有効期限切れだった。

 実はこの他にも、Netflixとディズニープラスのプリペイドカードも持っている。
 買ったまま忘れていた。見つけた時も、まあ、いつか使う時までとっておこう。そう思って放置したままだった。かれこれ、3年くらい・・・・

 LINEのプリペイドカードが有効期限切れとわかって、慌ててその他の2枚も調べたらNetflixは有効期限はない。ディズニープラスはやはり有効期限が1年だった。
 試しにディズニープラスのサイトにカードの番号でチャージを試みた。やはり有効期限が切れていると表示され、チャージができなかった。

 合計2千円分のプリペイドカードが、有効期限切れで使用できなくなっていた。
 まさに、その数時間後なんですよ。
 まるでそんな私の「先延ばしグセで損する」性格を見越したように、冒頭のネット広告が出てきたのが。

 サイトはYouTubeだった。

 とある古い音楽をYouTubeで見ようと検索したら、出てきた動画の前に、
「私はIQ134の43歳。起業を◯回、本も4冊書いた・・・」
 の動画広告が始まった。

 これまでYouTubeの動画広告なんて、「スキップ」ボタンですぐに飛ばしていたのに、登場人物が語る「さえない人生」があまりにも自分に当てはまって、じっくり最後まで再生した。

 そればかりか、「くわしくはこちら」というリンク先にもアクセスした。


私は幼稚園の時に「6歳ではあり得ないIQ」と言われ・・・

 本当に笑い話だが、自分の人生がYouTubeの動画広告とそっくりそのまま、重なったからなのだ。

 私はわずか6歳、幼稚園の時に受けたIQテストで「この幼稚園の年長組の園児全員のトップの成績があなたです。一番です」と言われた。さらに後日、親は園から「お子さんのIQは、6歳ではあり得ない数値です」と言われたのだ。
【詳細はこちら】
今にして思えば「丁半博打」みたいだった私の新学期に思うこと

 そんな私が、どんな人生を送ってきたかって?
 泣かず飛ばずですよ。

 ネット広告の打ち明け話に共感しまくりで、思わずそのサイトにアクセスするくらいの・・・何と言うか、釣られやすい人。情弱。カモネギ。


アクセス先は日本人の「私はIQ134の43歳」あれ?なんか変じゃない?

 思わずクリックしたYouTubeの動画広告。
 アクセス先にあったのは、動画の中で白人男性の語っていた内容とほぼ同等のエピソードを語る日本人男性の体験記。

 さすがにここで「あれ?」と思う。起業が何回とか、本も4冊書いたというところまで文脈が同じ。若い頃IQ高いと言われたのに、さえない人生だという話が長々と書いてある。

【実際のサイトはこちら】
私はIQが134あります。中学1年の時、大学院レベルの読解力があると判定されました。

↑話は最終的に「このクイズを受けてみてください。わずか3分で終わります。」と展開。
 体験者はそこから以前の自分ではない、できる人に変わったのだという。
 ただ体験記の後半は、まるで翻訳文みたいで、わかりづらい。

 このあたりからかなり、怪しいと思いつつ、クイズへのリンクを押してみた。

クイズに答えた診断結果は私もADHD(注意欠陥・多動症)?

 クイズといいつつ、内容は「診断テスト」のような3択、4択の問題ばかり。
 ・集中したり生産性を維持するのが困難だと感じることがよくありますか?
 ・先延ばしにすることが多いですか?
 ・どのくらいの頻度で、大切なことを後回しにしますか?
 ・ついつい無限にスクロールして、時間を忘れてしまうことが多いですか?
 ・先延ばしすることに罪悪感や恥ずかしさを感じますか?

 そして途中から「ADHD(注意欠陥・多動症)」というキーワードが出てくる。
 ここで初めて自分は「ADHD(注意欠陥・多動症)」のテストを受けているんだとわかってくる。
 後で見たら、広告にも小さく「ADHD」に関連しているものだと書いてあったが、気づかなかった。

 プリペイドカードの未使用で2千円損したばかりの私は、無意識のうちに全ての質問に「はい」と回答していた。
 テスト結果は「ADHD(注意欠陥・多動症)の傾向レベル」が【高い】だった。

 さらにその先のリンクでは『あなた専用のADHD(注意欠陥・多動症)管理プラン』というプログラムが提案される。
 有料なので、クレジットカードの番号かペイアプリの入力を求められる。

「詐欺だったらどうしよう」
 そこでようやく、怖くなってやめた。
 金額は最初4週間のプログラムで3,000円くらいと出たが、再度確認するために今、アクセスしたら、同じプログラムなのに6,000円になっていた。

詐欺ではないかもしれないが、口コミを見たほうがいい

 これは「liven.com」というサービスです。
 海外では「liven.com」だけど、日本語サイトでは「quiz.theliven.com」になっている。

 「theliven.comてどうなの」で検索すると「liven.com(Liven: Discover yourself)は、主にADHD(注意欠如・多動症)の特性を持つ人や、先延ばし癖を改善したい人をターゲットにした、自己理解と習慣化をサポートするセルフケアアプリです。 」と出てくる。

 しかし、さらに調べると、「ADHDの先延ばしする特性を逆手に取り、勝手に更新されてどんどん課金される。解約方法も見つからない」という情報もあった。

 そもそも「ADHDっぽい人」が契約するから、解約したくても面倒だと先延ばしにしてしまい、解約できないわけだ。
 貧困ビジネスとか、情弱ビジネスに近い怪しさを感じる。

 翻訳されているサイトなので、一部日本語がわかりづらい。
 だけど「liven.com」が決して、誰にでもおすすめできるアプリ(サービス)ではないことがわかる。
 プログラムがどんな内容かの解説もある。
【口コミはこちら】
Liven って試したことある?どうやって使うの??

 結局↑の口コミを見ていたら、やめたほうが良さそうだなと思った。
「クレジットカード出すの先延ばしにしててよかったー」
 て口コミもあって笑ったけど、私もまさにそれ。一瞬面倒くさいと思ってしまって、すぐにカードを出して登録しなくて良かったよ。

 アプリのサイトにある口コミも参考に。「日本語の翻訳がひどすぎる」という意見が多い。それに対するアプリ側の回答も全部英文てのは、翻訳機能があるとしても不親切だろう。

Liven: Discover yourself
Liven: Discover yourself
開発元:Chesmint limited
無料
posted withアプリーチ

 この手のクイズとか質問にどんどん回答していくと、ダイエットとかエクササイズの有料オンラインプログラムに登録させようとする広告はよくあった。
 今度はADHDなんだ・・・・て、思った。

 ペイアプリの選択肢が少なくて、私が使っているペイアプリはなかったで「クレジットカードも面倒だ」となった。いつもメインで使っているペイアプリが選択肢にあったら、気軽に申し込むところだったよ。

とりあえず私は、関連書籍をサブスクで読みます

 ただ先延ばしグセは本当に、なんとかしたい。

 実は私の中に、「入学式に間に合わない」というジンクスがあって、小・中・高と3回とも、学校の入学式に遅刻している。
 この過去の出来事からわかるのは「親もADHDなのか?」てこと。遺伝だとしたら、手強い。

 先延ばしグセというより、時間を線でなく「点」で捉えてしまうという「ADHDの特性」により、何度失敗しても「大丈夫、間に合う」と思ってしまう悪い癖がある。

 ・・・ということは、急きょ呼んだ↓下記のAmazonのサブスクKindle Unlimitedの本により学んだ。

【くわしい要約と感想はこちら】
高月ゆう「ADHDの私が人間関係を劇的改善した時間管理と仕組化 」要約と感想(Kindle Unlimited)

 そしてAmazonで「ADHD」関連の書籍を見ていて、過去に電子書籍で「段取り力」の電子書籍も買っていたことに気づく(読んでない)。

 まさにADHDあるあるだと思うのだが、「これ読みたい」と衝動買いしてしまい、そのまま忘れて読んでいない電子書籍が山ほどある。

 電子書籍がなかった時代は、ある意味良かった。
 いわゆる「積読(つんどく)」で、部屋の片隅に本が積み上がってくると、嫌でも整理整頓する時に「こんな本、買ってたわ」と思い出すから。

 電子書籍を買うようになってから、見えないサイバー空間に「積読」状態でも、それは目につかないから「なかったこと」と同等になっている。
 そうならないように、手帳やノートに「読むべき本」などのリストを作っているけど、膨大になってくると目を背ける自分がいる。まさにこれが先延ばし癖。

 忘れないうちに、まずは「段取り力」の本から読むのだ・・・と言いつつ、よくわからないアプリに何千円も払うくらいなら、先週から気になっていた「心に浮かんだ言葉を書くことで、あなたは“本当のあなた”になれる」という本を買うわ。また積読になるけど。


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