50代、60代女性一人でも利用できるスパ・スーパー銭湯・日帰り温泉の体験記です。
なお私は女性なので、脱衣室や浴室、サウナの紹介は全て「女性用」のスペースに限った情報です。一部、男性用のスペースにはないサービスのあるので、ご注意ください。
今回は大和市にある「おふろの王様 高座渋谷店」の感想です。
主に「コワーキングスペース」の利用目的で行きました。
おふろの王様高座渋谷てどんなところ？
「おふろの王様高座渋谷店」は小田急線高座渋谷から徒歩30秒という超便利な場所にあります。高座渋谷駅の西口改札を出たら、直進して目の前のビル「IKOZA（イコザ）」のエレベーターのりばへ。大きな看板もあるので、わかりやすい。駅のホームからも見えます。受付があるのは「IKOZAの5階」です。
「おふろの王様」は海老名店や瀬谷店もありますが、高座渋谷店はちょっとワンランク上な感じで、エレベーターを降りたエントランスからして高級ホテルみたいなインテリアです。
たとえば海老名店は、シューズロッカーも100円返却式ですが、高座渋谷店のシューズロッカーは100円玉がいらない。この時点で、
「あれ？おふろの王様なのに100円玉いらないんだ」
と変な感動。
他のおふろの王様にあるような「券売機」もなく、受付では係りの方に、口頭で利用するサービスを告げます。岩盤浴や漫画コーナー利用の方のみ、館内着のセットが渡されます。なおタオルはさらに別料金なので、セットには入っていません。館内着のみのレンタルもできますがその場合は岩盤浴や漫画コーナーは利用できません。
つまり館内着には3種類。岩盤浴も漫画コーナーも入れるタイプ（ズボンに柄がある）、漫画コーナーのみのタイプ（柄のない無地）、両方入れないタイプ（茶色い）です。今回私は「漫画コーナー利用」の料金を払ったので、無地のピンクの館内着でした。
とにかく漫画コーナーや岩盤浴の種類に力を入れているスーパー銭湯ですが、それもそのはず、ここは温泉がないので・・・・。露天風呂に「還元の湯」というのがあって、温泉水を元に、還元してどうのこうの・・・と能書きにありますが、ようするに天然温泉はないです。「温泉のもと」のようなもので、「温泉のようなもの」にはなっていますが、「温泉そのもの」はない。
浴室は「天晴の湯(あっぱれのゆ)」と、「木立の湯」の2種類。日替わりで男女が入れ替わります。
「天晴の湯(あっぱれのゆ)」は、天気のいい日は露天風呂から富士山が見える。「木立の湯」は富士山が見えない代わりなのか、大きなテレビが露天風呂にあります。
内湯も泡風呂やシルキーバス、ラジウム温浴などいろいろあります。天然温泉はないけど、私は十分満足して利用しています。
「おふろの王様高座渋谷」コワーキングスペースはどこにある？
まずは入浴。サウナや露天風呂など、およそ1時間30分たっぷり癒やされました。
おふろ上がりに受付で最初に受け取っていた「館内着」に着替えます。もちろん、先にコワーキングスペースで仕事をしてから、後でおふろのパターンもありです。ここは一度入館したら、再入浴は何度もできるので、おふろ→コワーキング→おふろ→コワーキングの無限パターンだってありなんですね（やってみたい・・・）。
脱衣室のある７階から、5階へ移動。
「おふろの王様高座渋谷店」のコワーキングスペースは、岩盤浴、もしくは漫画コーナーの利用者のみ使用できるスペースです。
今回私は「マンガdeカフェ」コースを利用しました。「岩盤deカフェ」コースだと漫画コーナーと岩盤浴とコワーキングスペースが利用できます。「マンガdeカフェ」コースは岩盤浴には入れませんが、その分150円安い！
私は「マンガカフェ着」の館内着。
余談ですが受付で「Sサイズですか？」と聞かれたので「Mサイズでお願いします」と言ったのですが、なんか館内着が大きい。サイズを見ると「Ｆ（Freeサイズ?）」てなってた。Ｓサイズの上はいきなりＦなの?だったら「Ｓ」で良かったな。
漫画コーナー、実は私、今回初めて入りました。コワーキングスペース目的で来たけど、マンガも読めるし、何と言ってもここの特徴は岩盤浴、漫画コーナー利用者は「ソフトドリンク」も無料で飲めるところ。
まずは高濃度酸素を紙コップへ。コワーキングスペースをさがしてうろうろ。見つからない。
ドリンクコーナーに店員さんがいたので、場所を尋ねると、コワーキングスペースは漫画コーナーの外でした。（え？）
漫画コーナーを出た反対側、アイスクリームの自動販売機があるあたりに、小部屋のようなスペースがあります。
「おふろの王様高座渋谷」コワーキングスペースの広さ
スペース全体の広さは、畳3畳くらいでしょうか。
その中に仕切りのついたデスクが3つ。スペースの入口にはドアもあるけど、閉めないように注意書きがあります。換気のため？まだコロナ対策が継続中なのか？それとも防犯とか、別の理由？
あらかじめネットで情報収集してた時も「ドアを閉めて作業していたら、開けておくようにと注意された」という書き込みもありました。
ドアを閉めたとしても、壁が一部しかない（上部が開放されている）ので、密閉性はありません。
デスクはスペース内に「Ｌ」字に3つ並んでいます。仕切りはデスクの上だけの簡易的なものです。コンセントもデスク1台につき1か所あり。椅子は油圧式で高さ調節が可能。
それなりにプライバシーは守れますが、画像で見るほど個室感はなく、ほぼ横並びのデスクで仕事している感じです。
私が入ったときはデスクが3つともあいていました。デスク1台分のスペースはかなり広めです。
もちろんフリーＷｉ－Ｆｉ使用可能。
パスワードはコワーキングスペースの壁に貼ってあります。
おふろの王様高座渋谷のコワーキングスペースを使った感想
利用したのは平日午後でしたが、ゴールデンウィークの中の平日だったので、休日料金でした。さらに、普段の平日よりは若干混雑していました。
コワーキングスペースも、私が入ったときはデスク3台ともあいていたけど、私のあとすぐにもう1台うまって、一時期3台とも使用されていました。ただ、ちらっと見たら、1台は仕事というより、ただコワーキングスペースの椅子に座って、スマホを見ている人でした。
注意書きにもありますが、満席になった場合は「お一人様1時間以内」の利用です。
10分以上離席した場合は、パソコン等回収されます。
リモート通話など、声や音が周囲に出る行為も禁止です。
私はあらかじめ、イヤホンをして、騒音対策しました。コワーキングスペース内は静かでしたが、すぐ横のスペースが自販機コーナーなので、けっこう話し声や笑い声など聞こえてざわざわしてました。
今回私的に失敗だったのは、ダイソーの安いブルートゥースイヤホンを持って行った事。ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンにしておけば、もっと騒音対策になったかな、と思います。あるいは百均の耳栓でも良かった。かなり人の笑い声や話し声が聞こえてくるので、気が散りやすい人には使いづらいスペースです。
そして、肝心の作業ですが、なんか、落ち着かなくて、結局ドリンクを飲みながらネットサーフィンしていただけの時間でした。
作業用にタブレット端末と、ブルートゥースのキーボードも持参しました。タブレット端末にイヤホンやキーボードなど、ブルートゥースを複数接続していたからなのか作動がものすごく遅くなって（←これは私側の事情）、ぜんぜん作業が進まず、結果的には早々に切り上げて帰宅しました。
シェアラウンジよりスパのコワーキング
スーパー銭湯という、本来はリラックスする場所で、仕事をするという相反する組み合わせ。
リラックスしたいのか、仕事したいのか、どっちかにしたいところです。
ただ、コワーキングスペースのあるスーパー銭湯やスパは最近増えており、横浜駅近くの「スパイアス」にもありました（今後、試したい）。
私もかれこれ15年近く在宅仕事をしており、家で作業するというのに飽き飽きしているので、コワーキングスペースはいろいろ探していました。
たとえばTSUTAYAがやっている「シェアラウンジ」も利用してみたのですが、正直「高いなあ」という印象です。
「シェアラウンジ」は、利用2時間くらいであっという間に2千円を超すことを考えると、お風呂やサウナに入れた上で、満席でさえなければ長時間でもコワーキングスペースが使えるスーパー銭湯はお得だと思った・・・・のですが、「おふろの王様高座渋谷店」のコワーキングスペースに関して言えば、いいとこ1時間が限界かな。
もっとブースが独立性が高いとか、予約制で時間が指定できるとかだったらいいかもしれません。
私自身がまだ「コワーキングスペース」というものに、慣れていないことも原因のひとつですが・・・・
ただ今回は、平日と入ってもゴールデンウィークの中の平日で、会社によってはお休みのところも多い日。だから少し混雑していて、にぎやかだったから落ち着かなかったのかな。
「おふろの王様高座渋谷」のコワーキングスペースに関しては、再度、すいているであろうゴールデンウィーク後の平日に利用してみたい。ここのお風呂自体は大好きで、特に富士山の見える露天風呂は開放感が半端ないので、これでコワーキングスペースも「やっぱりいい」となれば、ほぼ住み着いていしまうかも。
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