TBSの日曜劇場で放送されているドラマ「VIVANT」のシーズン2。
現在第3話(13話)まで放送されており、3話のラストで「野崎(阿部寛)が裏切り者?」というところで終わった。
正直な感想は、
「もう、よくわからなくなってきた」
ただそれは、私だけなのかと思っていたやさきに、ネットニュースで「ドラマ『VIVANT』第2シーズン、まさかの視聴率が下降傾向に…」というのを見て、変に安心した。
そこで、原点に帰って、ストーリーの発端となった「誤送金」のことを、AIに質問してみたら、面白い答えが出たので紹介したい。
ちなみに上記の「視聴率が下降傾向」の記事の中でも「AIハヤトや隠し武器部屋とか、現実感のない描写が増えたのが要因」という説がある。
AI、確かに便利ですごい技術だけど、頼りすぎると面白みがなくなるよね。
VIVANT「誤送金」そもそも論 AIに聞いてみた
ChatGPTにこのような質問をしてみた。
ドラマVIVANTがよくわからなくなってきた。そもそもシーズン1で誤送金が起こったことが発端だったけど、この誤送金はなぜ起きた?
その回答が↓こちら。
そうです。ここは『VIVANT』を理解するうえで、かなり重要なところです。
結論から言うと、あの「誤送金」は本当のミスではなく、テント側が意図的に仕組んだものです。
まず、何が起きたのか
丸菱商事はバルカ共和国のGFL社に、太陽光発電プラントの契約金として
- 本来の送金額:1,000万ドル
- 実際の送金額:1億ドル
を送ってしまいます。
つまり、9,000万ドル(約130億円)が余計に送られた。
しかも、単純な入力ミスではありません。社内の稟議書や送金申請そのものが、いつの間にか「1,000万ドル」→「1億ドル」に改ざんされていました。(ライブドアニュース)
誰が仕組んだ?
ここが後から判明するところです。
実際にシステムを改ざんしたのは、丸菱商事の財務部・太田梨歩。
彼女は「ブルーウォーカー」と呼ばれる超一流ハッカーでした。ところが、太田自身が勝手に130億円を盗もうとしたわけではありません。(DramaWaves)
太田を裏で操っていたのが、
丸菱商事の社員・山本巧
です。
そして山本の正体は、テントのモニター(日本国内で活動する協力者)でした。(スポーツニッポン)
つまり、
テント → 山本 → 太田(ブルーウォーカー) → 送金システム改ざん
という構図です。
では、なぜわざわざ「誤送金」したの?
テントが巨額の資金を手に入れるためです。
1億ドルをGFL社に送金させる
↓
GFL社のアリが「すでに下請け会社へ送った」と言う
↓
その金が次々と別の口座へ移動する
↓
最終的にテントへ流れていく
という仕組みでした。
野崎が調べた結果、誤送金された金がGFL社のアリを経由してテントにつながっていることが判明します。(yknetworks)
ただし、ここで『VIVANT』がものすごくややこしくなります。
実は乃木は、この誤送金事件によって「たまたまテントに巻き込まれた一般社員」ではありません。
乃木自身が別班員として、以前からテントを追っていた。
そして乃木は、誤送金事件を利用してGFL社のアリに接触し、テントを探ろうとしていたのです。(dream.jp)
なので整理すると、
テント側が「資金を奪うため」に誤送金を仕組んだ。
乃木側は、その誤送金を「テントに近づくチャンス」として利用した。
という、二つの思惑が同じ事件の中でぶつかっていたんです。
そして、ここがさらに重要なのですが、「じゃあ乃木は、誤送金が起きることを最初から知っていたの?」という疑問が出てきます。
実はシーズン1を理解するには、ここを整理するとかなりスッキリします。
そうなんです。そこがわからない。乃木は今から思うと、元々別班員としてテントを追っていた。その乃木の送金で、テントが関与した。これはテントは乃木が別班員とは知らずに、誤送金を仕掛けたということ?
はい、基本的にはその理解で合っています。
ただし、時系列をきちんと分けると、かなりスッキリします。
① 乃木は「誤送金事件が起きる前」から別班としてテントを追っていた
乃木は丸菱商事の社員である一方、別班員でした。
別班は以前からテロ組織・テントの資金の流れを追っていた。
つまり、乃木がテントを追い始めたのは、誤送金事件がきっかけではありません。
② ところがテント側も、別の目的で「誤送金」を仕掛けた
テント側には、日本国内のモニターである山本がいました。
山本は丸菱商事の社員として内部に入り込み、ブルーウォーカーの太田を利用して、送金システムを操作。
1,000万ドル → 1億ドル
という「誤送金」を発生させました。
つまり、
テントが「乃木を狙って」誤送金したわけではない
んです。
テントの目的はあくまで丸菱商事から巨額の金を抜き取ること。
③ そして、テント側が予想していなかったところに「乃木」がいた
ここが面白いところです。
テントからすると、
「丸菱商事から1億ドルを引き出す計画」
だった。
ところが丸菱商事側で、その事件を追い始めたのが乃木。
しかも乃木は単なる社員ではなく、
テントを追跡している別班員
だった。
だからテントからすると、自分たちが仕掛けた資金工作によって、逆に別班が自分たちのところへ近づいてくることになったわけです。
④ ただし「テントは乃木の存在を全く知らなかった」のか?
ここは少し注意が必要です。
テントが「乃木=別班」だと最初から知っていたわけではありません。
乃木は丸菱商事の社員として動いているので、テント側から見れば当初は、
「誤送金事件を調べている丸菱商事の社員」
にしか見えません。
そして乃木自身も、表向きは「会社の金を取り戻す社員」としてアリに接触します。
ところが、その後の展開で、テントと乃木の関係がどんどん深くなっていく。
そして、ここが『VIVANT』最大の仕掛け
実は、
「テントが乃木を知らなかった」
というだけでは終わりません。
テントのリーダー・ベキ=乃木卓は、乃木の実の父親です。
つまり、
乃木卓(ベキ)
↓
息子・乃木憂助
という親子関係がある。
そして乃木は、父親が率いるテントを別班として追っていた。
だからシーズン1の構造は、
テントが資金を奪うために仕掛けた事件
↓
別班の乃木がそれを追跡
↓
乃木がテントに近づく
↓
実はテントのリーダーは乃木の父親だった
という、ものすごく皮肉な構造になっています。
ただ、「ではテントはなぜ、よりによって丸菱商事を狙ったのか?」まで掘ると、さらに重要な理由があります。
ここを理解すると、シーズン1の誤送金事件がかなりきれいにつながります。
ではテントはなぜ、よりによって丸菱商事を狙ったのか?
ここは少し訂正したほうがいいです。前の説明で「テントが丸菱商事から巨額の金を抜き取るために誤送金を仕掛けた」と単純化しましたが、実際には「丸菱商事そのものを狙った」というより、テントが利用できる企業として丸菱商事が選ばれた、と考えるほうが正確です。
そして重要なのが、丸菱商事はテントにとって「金を盗むためだけの相手」ではありませんでした。
なぜ丸菱商事だったのか
テントはバルカでの活動資金を必要としていました。
そこで、丸菱商事が関わっていたGFL社の太陽光発電事業に目をつけます。
流れは、
丸菱商事
→ GFL社と太陽光発電事業
→ その契約を利用
→ 送金額を1,000万ドルから1億ドルに改ざん
→ 余分な9,000万ドルをテント側へ流す
というものです。
つまりテントは、
「丸菱商事だから狙った」
というより、
「丸菱商事が関わるGFL社への巨額送金という仕組みを利用できた」
ということです。
そして、ここが乃木との「偶然」
これが質問の最初の疑問につながります。
テント側の計画は、
資金を抜き取るための犯罪計画
でした。
一方、乃木は別班として、
テントの資金ルートを追跡していた。
だから、
テントが資金工作をする
↓
丸菱商事で誤送金が発生
↓
乃木が事件を追う
↓
その先にGFL社、アリ、テントがいた
↓
乃木がテントに接近する
という形になった。
つまり、テントが「乃木をおびき出すために誤送金した」のではありません。
むしろ、
テントが別の目的で仕掛けた犯罪を、別班の乃木が追いかけた結果、乃木とテントが接触することになった
というのがシーズン1序盤の基本構造です。
ここまでAIの回答を見てきて、私は思ったんです。
そもそも乃木の大冒険の始まりが、「偶然による誤送金」から始まっているにしたら、その後の展開が壮大すぎやしないか、と。
しかも、バルカに行きっぱなしの乃木を放置する「丸菱商事」て会社は、どんな会社だよ、と。
まあ、私のような「中小企業でしか働いたことがない人間」には知りようもない、大企業ゆえの「ゆるさ」や「適当さ」があるのかな?本当にわからない。丸菱商事は大手商社という設定ですよね?
Xで丸菱商事の画像を引用して「大企業て、こんな巨大オフィスで働いてるのか?驚いた」てポストしてる人がいた。ホント、それな。私も共感した。大企業で働いたこと、ないからね。
さらにAIに聞いてみた。
というか今となっては丸菱商事という会社、乃木や長野専務という別班員の存在や、テントのモニターである山本や天才ハッカー太田など、社員へのセキュリティというか、雇用がザルじゃないですか?誰でも入れるような中小企業ではなく、大企業なのに、ずいぶん人事がゆるい会社ですね
そうなんです(笑)。シーズン1を最後まで知った状態で振り返ると、丸菱商事の人事・情報セキュリティは相当ゆるく見えます。
むしろ『VIVANT』の設定上、かなりツッコミどころのある部分です。
特に整理すると、こんな状態です。
丸菱商事、実は「すごい人材」が集まりすぎ
丸菱商事には、
- 乃木憂助 → 表向きはただの商社マン、実は別班
- 長野専務 → 実は別班
- 山本巧 → テントのモニター
- 太田梨歩 → 世界トップクラスのハッカー「ブルーウォーカー」
- 宇佐美 → 乃木たちを管理する上司
……と、普通の商社とは思えない人たちが揃っています。
しかも、乃木と長野という別班関係者が同じ会社にいる。
これは冷静に考えるとかなり凄いです。
特に「山本」はヤバい
山本は丸菱商事の社員として潜り込んでいます。
そしてテントの指示を受けて、
会社の内部情報を入手する
→ 太田に接触
→ 送金システムを操作させる
というところまでやっています。
つまり丸菱商事からすれば、
「社員として採用した人間が、実は海外テロ組織の工作員でした」
という、とんでもない内部不正です。
しかも山本は、かなり重要な情報にアクセスできる立場まで入り込んでいます。
太田も「なんで採用できたの?」問題があります
太田は単なる「パソコンが得意な社員」ではありません。
世界的なハッカーとして知られるレベルの人物です。
そんな人物が丸菱商事の財務部門にいて、しかも会社の送金システムにアクセスできる。
さらに山本が彼女の能力を利用する。
現実の大企業なら、
- アクセス権限の分離
- 多重承認
- 送金額の異常検知
- 職務上必要のないシステムへのアクセス制限
- 操作ログの監視
などがあるので、1人の社員が簡単に巨額送金を動かせる構造にはしないはずです。
そして一番面白いのが「長野専務」
長野については、さらに特殊です。
丸菱商事の専務という経営幹部に、別班員がいる。
これ自体は「別班員が民間企業に転職する」という設定なので、絶対にあり得ないとは言えません。
でも、
「別班のメンバーが大手商社の専務にまで出世している」
という設定です。
そして後に乃木が別班員だったことも判明する。
つまり丸菱商事は、
「別班経験者が複数いる会社」
になってしまっています。
ただし、これは「丸菱商事が特別にザル」というより……
私はここは、ドラマの構造上の都合がかなり大きいと思います。
丸菱商事を舞台にすることで、
商社の海外事業
↓
バルカ共和国
↓
GFL社
↓
巨額送金
↓
テントの資金
↓
別班の捜査
を一気につなげられる。
だから「丸菱商事」という舞台が必要だった。
ところが、その結果、
「いや、この会社、採用面接どうなってるの?」
という状態になってしまった(笑)。
特に「乃木」「長野」「山本」「太田」が同じ会社にいることを全部知った後で第1話を見返すと、かなり笑えます。
そして実は、もっとツッコミどころがあるんです。
乃木は「誤送金を起こした張本人ではない」のに、なぜか事件の中心人物として動き、しかも別班としてテントを追っていた。
ここまで来ると、
「丸菱商事、会社として乃木をどういう社員だと思っていたんだ?」
という疑問が出てきます(笑)。
AI回答を見て思った丸菱商事のゆるさ
と、ここまで、ほぼAIの回答をコピペしておいて言うのも気が引けますが、AIを駆使すると薄味になる。
VIVANTもシーズン2で急に「ハヤト」なんていうAIが出てきて、天才ハッカーの太田さんでも「セキュリティが頑丈だからハッキングは無理です」と言う警視庁のハッキングをあっさりやってのけたりする。
いや、ちょっと、なんでもありかいハヤト。
司令の櫻井(キムラ緑子)も、シーズン1では司令出してたのに、2ではハヤトの前で腕組みして座ってるだけ。
なんでもAIが解決じゃ面白み半減だよね。今、この部分は生身の人間が書いてます。ほら、血が通ってるでしょ・・・・てこともないか。
確かに、AIの文章や回答を見ても、生成画像を見ても、もはや「人が書いた(描いた)」としか思えないレベルの完成度なので、ドラマに転用したくなる気持ちもわかる。
正直、このブログだって、AI様々で、コピペもすれば、AIで調べたことで情報提供したり、文章にしたりしている。
なかでもドラマの「あらすじ要約」は、AIがなくてはできない。
毎回、ドラマを見て、長いあらすじを1回書いて、それをAIに貼り付けて「200文字程度に要約して」て指示して要約するという、非常に面倒な作業を私はやっているのだ。
話がそれてしまった。何が言いたかったのか。AIの話じゃない。
VIVANTの事の発端「誤送金」を改めて分解すると、見えてきたのは「丸菱商事という大企業のゆるさ」だ。
別班員の長野が専務にまで出世できるくらいの会社だから、社長もあやしいでしょ。丸菱商事全体が、表向きは商社でも、裏では国の何か、特別な、機関てことはないのか?
ハッカーも工作員も雇い入れるくらいの会社だからね。
結局「誤送金」はどうなったの?解決したのか?
そしてVIVANT最大の謎は、誤送金が解決したのかということ。
多くの視聴者が、そして私も、忘れていたが・・・・
最終回まで見ても、「丸菱商事に130~140億円が返金された」という場面はありません。
TBS公式の最終回あらすじにも返金についての記述はなく、実際、最終回後にも「丸菱商事の130億円は返金されたのか?」という疑問が残っています。
という「ツッコミどころ」は、どうなっていくのだろうか?
以下、この件に関するChatGPTの回答です。
テントの本当の目的 は孤児の救済はわかったけど、誤送金したお金は「孤児の救済だからあげる」てわけにいかないでしょ?返ってきた?
そうです。そこがまさに「誤送金事件の後始末、どうなったの?」という未回収気味の部分です。
結論を先に言うと、
最終回まで見ても、「丸菱商事に130~140億円が返金された」という場面はありません。
TBS公式の最終回あらすじにも返金についての記述はなく、実際、最終回後にも「丸菱商事の130億円は返金されたのか?」という疑問が残っています。(TBS)
そして、あなたの疑問はまさにその通りです。
「孤児救済だから、丸菱のお金を使っていい」にはならない
テントがやっていたことを整理すると、
丸菱商事
→ 本来1,000万ドルのところ1億ドルを送金
→ 差額約9,000万ドル(約130~140億円)をテント側が取得
→ その資金をテントの活動資金として利用
ということです。
ところがシーズン1の後半で明らかになるのは、テントが単純なテロ組織ではなく、紛争孤児を保護し、土地を買い、孤児院や学校を作るなどしていたということ。
だから、
「テントは悪い組織じゃなかった。孤児を救っていたんだ」
という方向に物語がひっくり返ります。
でも……
だからといって丸菱商事から盗んだ130億円が正当化されるわけではない。
ここは作品の中でも「返金した」と明確に描かれていないので、かなりモヤッとするところです。
ただ、「返す方法」は最終回に示唆されています
ここが面白いところです。
最終回では、乃木がベキたちを倒す一方、ノコルにテントを引き継がせる形になります。
その後については本編では描かれていません。
そのため、
ノコルがテントの残した資金などを整理して、丸菱商事に返したのでは?
という解釈はできますが、これは劇中で明言された事実ではありません。
実際、最終回直後の整理でも「丸菱商事の130億円は、後日ノコルが野崎に預け、丸菱に返金したということでいいのか?」という疑問が出ています。(楽天ブログ)
つまり、
「返金された」と断言できる描写はない。
「テントの資金として使われたまま」とも明言されていない。
→ その後の処理が本編では放置されている。
というのが一番正確です。
そして、ここまで来ると、あなたが最初から感じていた違和感はかなり鋭いです。
第1話では「130億円を取り戻せ!」というのが大事件として始まったのに、物語が進むと130億円そのものがほとんどどうでもよくなってしまう。
第1話の公式紹介でも、乃木は「誤送金された130億円を取り戻すべく」バルカへ向かう設定です。(TBS)
ところが最終的には、
130億円の回収
↓
テントの正体
↓
別班
↓
ベキ=乃木の父
↓
テントの目的=孤児救済
↓
父子の物語
へと、完全に別のドラマになっています。
なので、「結局130億円は?」という疑問は、視聴者側の見落としではなく、シーズン1に実際に残っている疑問と考えていいです。(komimini)
そしてこれ、シーズン2を見るうえでは結構重要な疑問なんですよね。シーズン2が始まった今なら、「あの130億円事件はシーズン2で何か回収されるのか?」という視点で見直す価値があります。
まさかフローライトの採掘権でチャラじゃないよね?
AI回答を見てちょっと思ったのが、フローライトの採掘権。
それで誤送金の130億円をチャラにしてくれって、まさかそういうことだったのか?と思って、さらにAIに聞いた。
VIVANTの誤送金は回収されていないが、フローライトの採掘権は誤送金より価値があるから、それでチャラということなの?
はい、「フローライトの採掘権を得たから、誤送金の130億円(1億ドル)はチャラになった」……という意味ではありません。
むしろ、シーズン1の本編では、誤送金のお金とフローライトの採掘権は別問題として扱われています。
整理するとこうです。
- 丸菱商事が本来送るはずだったのは1000万ドル
- 実際には1億ドルをGFL社へ送金
- 差額の9000万ドル(約130~140億円)が問題になった
- その金はテントへ流れ、テントの活動資金になっていた
- 最終的にテントの目的は、フローライトの採掘利益を孤児救済に使うことだった (AML/CFT資格攻略道場)
- 一方、フローライトについては、ノコルたちが採掘権を確保しようとしていました。 (ピンズバNEWS)
そして重要なのは、「採掘権の価値が誤送金額を上回ったので相殺した」という説明は、劇中にはありません。
なので、前回のご質問にあった
「誤送金のお金は戻ってきたの?」
については、かなり正確に言うと、最終回までに「丸菱商事に返金された」とは描かれていません。
誤送金事件そのものは第4話で決着しますが、これは「誤送金された金が丸菱商事に戻った」という決着ではありません。
では、なぜ丸菱商事は130億円を取り戻さなくてもいいのか?
ここが『VIVANT』のちょっとした説明不足の部分なんです。
物語上は、
誤送金 → テントの資金になる → テントの資金の背景にフローライト事業がある → テントの本当の目的が孤児救済だった
という形で、視聴者には「誤送金事件がテントの本質につながっていた」ことが明らかになります。
しかし、
「丸菱商事の損失130億円を、フローライト採掘権という別の資産で埋め合わせた」
という処理は描かれていません。
つまり、
VIVANTの誤送金は回収された? → 少なくとも劇中では丸菱商事への返金は描かれていない。フローライトの採掘権を得たことで帳消しになった、という設定でもない。
とするのが一番正確です。

