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【手帳ニュース】ジブン手帳に百均布で自作カバーのレシピ

 2025年1月17日、今日の手帳ニュースです。
 手帳好きな私が、気になった手帳関連の話題を、勝手に「手帳ニュース」と題してお届け。

 今回は100円ショップ「ダイソー」の布で、ジブン手帳LITE mini のカバーを作ったお話。
 ちなみに前回はセリアの6穴バインダーに自作カバーを作ったお話でした。

目次

【手帳ニュース】ダイソーの100円インクジェットプリント生地

 ダイソーで目にした瞬間、
「こ、これで、ジブン手帳のカバー作りたい」
 と思った布はこちら。


 「インクジェットプリント生地」・・・て、何だろう。
 調べたら、インクジェットプリント生地とは、布に絵柄を染める後染め・捺染技術のひとつ。

 捺染はこれまでは「シルクスクリーン」という版板が必要だったが、インクジェットで直接プリントできるので版板がいらない。さらにスクリーンプリントより細かい表現ができる上、コストも抑えられるのが「インクジェットプリント」でした。

 確かにそう言われてみると、細部まで細かい絵柄です。
 売り場には他にもスイートパイとか、お花の柄などの「インクジェットプリント生地」がありました。

 ちなみに、私は手帳関係のマステとか、シールとか、スタンプも基本的に「スイーツ系」に統一しています。ケーキとか、パフェとか、お菓子のシールやマステが大好き。

 だからカバーもスイーツ系にしたかった。

【手帳ニュース】ジブン手帳の表紙の劣化を防ぎたい

 2025年版のジブン手帳、ロフトで買いました。
 一番小さくて軽い「ジブン手帳 Lite mini B6」。ジブン手帳がここまでコンパクトになってくれて嬉しい。

 ただし、売り場にあった見本の「Lite mini」の表紙が、かなりよれよれなのが気になりました。
 どうも「Lite mini」の表紙って、劣化が早そう。
 多くの人が手に取ったであろう見本の表紙はめくれて、外向きに丸まっていました。

 普通に使っても、数カ月後に表紙がめくれて丸まってしまいそうだった。
 そこで、過去に ジブン手帳 mini ファーストキット を買った時についてきた透明カバーをつけた。


 でもこれじゃ味気ないし、愛着も今ひとつわかない。
 ・・・と思っていたところに、100円で可愛い柄を見つけたので、カバーを作ったのです。

【手帳ニュース】ジブン手帳のカバーの作り方

 カバーづくりの手順はこちら。

1.型紙を作って布を裁断(表と裏地、各1枚ずつ)
2.手芸用ボンドでほつれ止めする
3.生地を中表にして縫い合わせる
4.表に返してアイロンをかけたら完成

 手芸や縫い物に慣れた人なら、1時間弱で作れます。
 縫い合わせるのは上下2箇所だけなので、工程のほとんどは型紙づくりや、裁断、印付けの作業です。

【手帳ニュース】手帳カバーレシピ・型紙を作り生地を裁断

 それではここから、実際に作っていきます。

 まずは型紙づくり。
 コピー用紙をジブン手帳に巻き付けて、型紙を作りました。
 表裏の表紙のサイズをそのまま、紙に写し取ります。
 表→背表紙→裏表紙が「つながった1枚の紙」と考えて、同サイズの型紙にします。

 手帳を広げた状態でサイズを確認し、そのまま型紙にすると、完成時カバーがちゃんと入らなくなります。
 手帳を閉じた時にこそ「ちょうどいいサイズ」になるように、しっかりサイズ確認します。


 過去に「手帳カバー完成したのに、サイズ間違えて手帳が入らない」てことがあったので、何度もしっかりサイズを確認。


 この型紙でまず、裏地をつくります。
 共布で裏地にしてもよかったのですが、過去にダイソーで買って放置していた布も使ってあげたかったので、トイ・ストーリーの生地を選択。


 型紙に合わせて生地に仕上がりの線を入れます。
 型紙そのままのサイズに線を引いてしまうと、完成した時「小さい」となるので、型紙より数ミリ外側に仕上がり線を引きます。

 型紙の上下左右に「+2cm」の縫いしろの線を引いて、裁断。
 左右の縫いしろのみ、裏側に折って、ほつれ止めに手芸用ボンド「裁ほう上手」を塗って接着します。


 ところがここで問題勃発
 3年くらい放置していた「裁ほう上手」が、ビシャビシャの水状に劣化していました!

 本来、ゲル状というか、ゼリー状のはずのボンドが、サラサラになっていた。
 容器を振ったりしてみたけど、ゲル状のボンドが出てこない。
 水みたいにシャバシャバでも、くっつくのかと思ったけど、くっつきもしない。

 そこで急遽、近所に「裁ほう上手」探しに行くことに・・・・ダイソーになくて、ドラッグストアにもなくて、ようやく3件目のスーパーで発見。

 ダイソーには似たような「手芸用ボンド」はあったけど、やはり「裁ほう上手」でないと心配。
 「裁ほう上手」はただのボンドではありません。接着した上からアイロンを当てることで、さらにしっかり接着できる。
 
 「裁ほう上手」だけで小さなバッグやポーチだって作れるし、なんなら手帳カバーくらいだったら全工程「裁ほう上手」で接着でもいいのですが、今回は「折り返し」のほつれ止めのみに使用します。

 三つ折りにしてミシンで縫ってもいいのですが、三つ折りだと、その部分に厚みが出るのが私は嫌で・・・・
 ミシンを押入れの奥から、出すのが面倒だ・・・てのもあるのですが。

 表地は型紙サイズに上下2cm、左右は折り返して挟む部分が必要なので折り返し9cm+縫いしろ2cmで11cmの布幅をつけて裁断します。

 今回のような大きな柄のある生地の場合、
「このあたりに、この柄がくるように」
 と仕上がりを予想して、裁断します。生地の上で型紙を移動させながら、柄的にもちょうどいい裁断箇所を探しましょう。

 布はしや、布の角に合わせて裁断してしまうと、仕上がった時に柄が変な位置になることもあるので、注意が必要です(ほぼ、自分に言い聞かせています)。

 裏表両方とも、左右の端2cmの縫いしろを裏に折り返して、「裁ほう上手」で接着し、はがれないようにアイロンで補強します。

 ようやくボンドで「ほつれ止め」作業終了。10分で終わるはずが、あわててボンドを買いに行った関係で、ここまでで1時間くらいかかりました。

 あとは縫うだけです。

【手帳ニュース】手帳カバーレシピ・上下を縫う

 上下の仕上がり線を折って、アイロンをかけます。
 表地は左右の折り返しの部分も折って、アイロンをかけます。


 ここから表裏、「中表」で縫っていきます。
 縫うのは上下の部分だけ。アイロンで折った上下をいったん、広げて元に戻します。

 何度作っても「あれ?どうやって中表に重ねるんだっけ・・・・」とわからなくなるので、ほぼ自分のための備忘録として記録します。

 まず、表地の柄のある方を上にして、折り返し部分も仕上がりと逆に「中表」に折ります。


 裏の表紙に、手帳を止めるゴムのバンドを付けたいので、左側の端から5cmの部分にゴムもつけました。

 表地に裏地を中表にして重ねます。


 柄がある場合、表裏で逆さまにならないように注意。
 赤い線の部分を縫います。

 私は手縫いしましたが、ミシンで縫うともっと早く仕上がります。


 上下を縫ったら、横の開いている部分から裏返して外表にします。

 外表に裏返しただけだと、表紙をはさむ部分が裏返しになっています。
 折り返し部分を裏地の側に被せるように裏返して完成です。

【手帳ニュース】手帳カバーレシピ・完成

 これで完成。


 カバーの折り返し部分は深めに作ったので、ポケット代わりにメモや付箋が入ります。

【手帳ニュース】リバーシブルにもできる!?

 このブログを書いていて気づいたのですが、折り返し部分を反転させたら、裏地のトイ・ストーリーの方を外側にすることも可能。

 期せずして、リバーシブルだった!


 裏地と思って気にしてなかったけど、表にしてみたらこっちもかわいい!!
 気が向いたら気分転換に、こっちがわを表にします。

 ちなみに、前回の6穴バインダーのカバーも、作り方は全く同じです。
 慣れれば1時間くらいで作れる。
 サイズを変えれば、文庫カバーとか、ノートカバーとか、いろいろ作れます。

 今度は家計簿カバーを作ろうかな・・・・と思っています。

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