2026年7月26日のTBSドラマ「VIVANT」11話で、乃木(堺雅人)がスマートフォンを入れていたケースのような、ポーチのようなもの。
あれはGPSによる「居場所の特定」ができないようにするためのものだった。
普通にAmazonなどでも購入できる。
現在位置の追跡から逃れるためのケース
乃木の電磁波シールドケース
乃木がスマホを入れていたのは、GPSや基地局による現在位置の追跡(トラッキング)から逃れるためのケース。
電磁波シールドケースとか、電波遮断ポーチと呼ばれるもの。
電磁波ブロックなので、GPS(位置情報)だけでなく、着信やメッセージもブロックする。

スマートフォンだけでなく、キャッシュカードやクレジットカードを「スキミング」から守ることもできる。

現在位置を知られたくないなら、スマホの電源を切ればいいのでは?
と思ったが、最新のスマホは電源オフにしても、内部の予備電力で位置情報(または追跡用電波)を発信し続けるため、GPSや追跡システムが完全に作動しなくなるとは限らないらしい。
また、ドラマでは「今だ」と瞬間的に位置情報を発信したかったようで、電源を入れて、反応を待って・・・というやり方では間に合わない。
そこであの「現在位置の追跡から逃れるためのケース」にスマホを入れ、公安に居場所が特定されないようにした上で、地下鉄が警視庁の真下を通過した時点で「瞬間的に」位置情報を発信するため、ケースから出したのだ。
ただ「地下鉄でGPS?」という疑問も残るが・・・・
どうしても位置情報を知られたくないという人。
どうしても一時的に、着信を拒否したいという人。
そういった人向けの「電波遮断ポーチ」は沢山あって、普通に千円くらいで買える。
ドラマ「リブート」ではアルミ箔
TBSドラマ「リブート」でも、似たようなシーンがあった。
主人公の早瀬陸(鈴木亮平)が、警察や敵対組織からの執拗な追跡をかわすためにスマホをアルミ箔で包むという古典的な方法がとられた。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』ではポテチ袋
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』にもあった。
サラ・コナーがスマートフォンの電波を遮断するために使ったのは、「ポテトチップスの空き袋」。
やはり位置情報を特定されないように、スマホをポテチの空袋に入れて持ち歩いていた。
実際に検証したサイトの実験では、1枚だと電波が漏れることがあるが、「2重に重ねると完全に電波を遮断できる」という実験結果が出た。この場合に使用するのは、内側にアルミコーティングがあるポテチの袋だ。
韓国ドラマ「エージェントキム」ではガラケー
韓国ドラマの「エージェントキム(キム部長)」では、元工作員のキム部長が使っているのは古いタイプのいわゆるガラケー。
最初は意味がわからなかったが、これもGPSの追跡を避けるためとわかった。
今やドラマで諜報活動や秘密工作をするには「スマホの電波遮断による位置情報の隠蔽」が必須の演出ということがわかる。
VIVANT2の1話(11話)で乃木た乗っていた地下鉄ロケ地
乗っていた地下鉄のロケ地は「名古屋地下鉄 舞鶴線」。
名古屋交通局のXポストで公開されています。
TBSテレビのコンテンツ制作局ドラマ制作部に所属するテレビドラマのディレクター・演出家・監督の「やんぴ」こと宮崎陽平さんもXで紹介しています。
#VIVANTep11 で出てきた警視庁の下を通る乃木が乗っていた地下鉄は、名古屋市営地下鉄鶴舞線さんのご協力を頂いてロケをさせて頂きました。深夜にも関わらず名古屋周辺、豊橋市からもエキストラさんが集まってくださいました。ありがとうございました! #VIVANT https://t.co/azthHDjnM5 pic.twitter.com/gY45AipNB4
— やんぴ (@ist_yohei) August 5, 2026

